面白ウォッチャー的には、山本太郎さんの﹁れいわ新選組﹂が2議席に届くのかどうか︵あるいは0議席で終わるのか︶と並んで興味の対象になっているのが福島瑞穂さんが副党首を務める﹁社会民主党﹂の行方であります。 人によっては﹁泡沫政党なんてどうでもいいじゃん﹂と言いたいかもしれませんが、戦後政治における社会党の意味について理解のある人でしたらこんにちの社民党の凋落は感慨深かったり、哀愁を感じたりするんじゃないかと思います。ああ、あの社会党がこんなことになるなんてねえ。 しかも、おそらく今回の参院選で社民党は比例で有効得票総数の2%を獲得するか、公認候補2人以上が当選しないと政党要件を満たさなくなってしまい、政党ではなく政治団体に転落することになります。そして、社民党支持者の中でもコリコリの左派と見られる人たちは、今回社民党にあまり投票せず、れいわ新選組に票が流れてしまっているように見受けられます。