ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (6)
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はじめに ダンジョン飯1巻 (HARTA COMIX) 作者:九井 諒子KADOKAWAAmazon アニメ﹃ダンジョン飯﹄が人気ですね。 ダンジョンで飯を食うという非常識がグルメにもギャグにもなっていて、いちおうシリアスな話も進行していく﹃ダンジョン飯﹄。今日のお題は、そのインスパイア元っぽいRPG﹃ウィザードリィ﹄のさらにご先祖様の﹃ダンジョンズアンドドラゴンズ﹄(以下﹃D&D﹄と表記)です。 今、﹃D&D﹄の雰囲気をいちばん簡単・忠実に味わえる作品といえば﹃ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り﹄でしょうか。 ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り 4K Ultra HD+ブルーレイ[4K ULTRA HD + Blu-ray] クリス・パインAmazon ﹃アウトローたちの誇り﹄は、種族も性格も技能も違うキャラクターたちが喧嘩したり協力しながら旅を続ける物語ですが
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syakkin-dama.hatenablog.com 世の中には、上記リンク先で﹁茶番﹂と言われているような場面が尽きません。 その典型が就活面接ですが、似たような﹁茶番﹂は、仕事に就いた後もずっと人生についてまわります。 必要な時に、大きくハッキリした声を出せること。 嘘ではないが本音どおりでもない﹁夢﹂や﹁目標﹂を語ること。 無意味に思える指示にも、﹁わかりました﹂と答えること。 こうした﹁茶番﹂に対し、はてなブックマークには﹁未開民族の儀礼や慣習に似ている﹂って書いている人もいます。ですが、それを否定的にでなく、肯定的に捉えるべきだと私は思いました。 もし部族Aで、会った者同士が頭を下げる慣習があるとわかっているなら、それを身に付けておいたほうが部族Aではコミュニケーションしやすいでしょう。その慣習を突っぱねたら、無用な誤解や無礼を招くかもしれません。 同じことは、相手が部族Bや部
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アニメやゲームが“市民権”を獲得して数年か十数年が経った。 “市民権”と言うとお怒りになる人もいるかもしれない。年配の人からはまだまだ嫌悪されているし、“市民権”などと言う割には政治的な問題意識が遅れている、と批判する人もいるだろう。しかし、そういった指摘ができる程度にはアニメやゲームは世間に広まった。特に三十代より下の世代において、アニメやゲームが90年代のような嫌悪の視線を向けられることは少なくなっている。 なにより、アニメ的表現、ゲーム的表現が驚くほど世の中に溢れるようになった。 地方自治体のキャラクターがアニメ風になったのは、いったい何年前だったろうか。陳腐を地で行くキャラクターが地方自治体の玄関口を飾っている程度には、アニメ風のキャラクターは生息域を拡げた。ゲーム的な表現もそうで、Eテレの﹃天才テレビくん﹄はもとより、クイズ番組やバラエティ番組にもロールプレイングゲーム的・シミュ
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もうタイトルで言い切った気がするが、オマケとして、本文のような体裁をつけておく。 ﹁満員電車で死んだ目をしたサラリーマン﹂とはよく使われる言葉だが、ひどい勘違いである。なかには数%程度、本当に死にそうなサラリーマンも混じっているかもしれないがそういうのは例外で、ほとんどのサラリーマンは死んだ目になってチャージを行っているのである。 サラリーマンの境遇は忙しい。忙しいと書いて﹁充実している﹂と読み替えても良い。誠心誠意生きているサラリーマン達は、仕事に、遊びに、家庭に、とにかくやることが多いので寸毫のエネルギーも無駄にするわけにいかない。 無駄にするわけにはいかないのはエネルギーばかりではない。時間もサラリーマンにとって欠くことのできないリソースである。だから電車のなかで読書に励むサラリーマンも、特に若い人には珍しくない。 しかし年を取ってくると、時間と同等以上にエネルギーがネックになってく
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先日、Books&Appsさんに﹁惰性でゲームを遊ぶような姿は子どもにみせないし、子どもがダラダラ惰性でゲームやっていたら止める﹂みたいな記事を投稿しました。 そしたらtwitter側にたくさんのご批判が集まって、うわーマジかー、と思いました。 ﹁惰性でゲームを遊べないのは地獄﹂﹁カジュアルゲームをないがしろにしている﹂といったご批判が結構あったのです。 私は、そこらのおじさんおばさんが通勤電車のなかで暇つぶしとしてゲームをやるのは否定しませんし、例えば、ソーシャルゲームのデイリーミッションに集中力を割いてもしようがあるまいと思っています。 しかし、子どもが﹁暇つぶしとして、惰性で﹂ゲームを遊ぶことには、やはり不自然で不健康な印象を禁じ得ません。ゲームに限ったことではなく、子どもが遊びを﹁暇つぶしとして、惰性で﹂遊ぶこと自体が、望ましくないし、なんだか不自然なことのように思えるんですよ。
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takasuka-toki.hatenablog.com リンク先は、ツッコミどころが多いけれども総論としては的を射ているなぁと思った。すごくブログ的な文章だと思う。 さておき、リンク先への反論として﹁だけど貧乏な高齢者のほうが多いんですよ﹂というのは定番である。実際、高齢者同士の貧富の格差は著しく、老老介護を余儀なくされている家庭や無資格施設に“収容されている”高齢者の経済事情は厳しい。 だからミクロな個人の問題としてみるなら、リンク先の﹁高齢者は列強諸国﹂﹁若者は植民地﹂という表現は誤りと言わざるを得ない。 しかしマクロな世代の問題としてみるなら、﹁高齢者は列強諸国﹂﹁若者は植民地﹂的な要素は否定しきれないと思う。 みんな﹁長生き﹂=﹁豊かさ﹂を忘れてしまっている 貧しい生活をしている高齢者もたくさんいるのに、なぜ、私は﹁高齢者は豊か﹂と書くのか。 理由のひとつは、高齢者同士の格差は将
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