京都女子大学現代社会学部が発行している基礎演習用のテキスト﹃京女で学ぶ現代社会﹄の1章です︵一部省略しています︶。PDFはResearchmapにあげています。 → https://researchmap.jp/eguchi_satoshi/misc/46018319 剽窃・盗用 剽窃してはいけません 時おり、新聞やテレビニュースで大学研究者︵教員︶の﹁研究不正﹂が話題になります。大学などでの研究者が、研究データを捏造(ねつぞう)1したり改竄︵かいざん︶したりすると大きなニュースになりますが、より頻繁におこなわれているのは﹁盗用﹂︵剽窃︵ひょうせつ︶︶です。盗用・剽窃(plagiarism プレイジャリズム︶はアカデミックな世界では非常に重大な犯罪です2。大学学生の授業レポートや卒論でも場合によっては単位の不認定、取り消しなどにつながることがあります3多くの大学新入生は、中高生のときに﹁