タイ・バンコクで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席するミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問(2019年11月4日撮影)。(c)Lillian SUWANRUMPHA / AFP 【11月14日 AFP】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問が13日、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の迫害をめぐり、アルゼンチンで告発された。かつてミャンマー民主化運動の象徴として知られたノーベル平和賞受賞者のスー・チー氏が、ロヒンギャ問題で正式に告発されたのは初めて。 ロヒンギャの団体と南米の人権団体が、戦争犯罪や人道に対する罪など重大な犯罪を国家の枠組みにとらわれずに訴追できる「普遍的管轄権」に基づき、アルゼンチンの法廷にスー・チー氏らミャンマーの複数の高官を告発した。 告発に加わった弁護士は、「虐殺の実行犯や共犯者、隠ぺいに
ラグビーW杯フランス大会。ゴールポストの上を通過するボール(2007年8月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/BORIS HORVAT 【12月16日 AFP】イタリアラグビー連盟(FIR)は15日、国内リーグの試合中に女性レフェリーに対して、後方からタックルを行ったアルゼンチン選手に3年間の資格停止処分を下したことを発表した。 ラグビーセリエAのレンジャーズ・ラグビー・ビチェンツァ(Rangers Rugby Vicenza)でキャプテンを務めるブルーノ・アンドレス・ドグリオリ(Bruno Andres Doglioli)は、オフザボール時に、23歳のレフェリーに激しくタックルしてむち打ちを負わせた。 直後には、ドグリオリがイエローカードを受けてシンビンになった一方、タックルを受けたレフェリーは立ち上がって試合終了まで笛を吹き続けた。 FIRは声明で「レフェリーに対する故意の暴力」とし
仏レンヌの音楽祭で撮影されたトランペット(2011年12月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/DAMIEN MEYER 【12月6日 AFP】アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)近くの大聖堂で、複数の幼児に対する性的虐待で逮捕歴のあるトランペット奏者がオーケストラで演奏中、被害者の子どもたちが通う学校の親たちに襲われて死亡した。演奏会場だった大聖堂の司祭が5日、明らかにした。 死亡したのは音楽教師でトランペット奏者のマルセロ・ファビアン・ペコーロ(Marcelo Fabian Pecollo)元受刑者(42)で、ブエノスアイレス近くの町モロン(Moron)のオーケストラに在籍していた。ペコーロ元受刑者は2010年に幼児5人に対する性的虐待の罪で禁錮30年の判決を言い渡されたが、減刑により2014年に出所していた。 今回の事件は今年10月30日、モロンの大聖堂で発生
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