ブックマーク / gendai.ismedia.jp (4)
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2021年上半期、現代ビジネスで反響の大きかったベスト記事をご紹介していきます。今回は2020年10月25日・2021年2月7日の2度にわたって掲載された︿豊臣秀吉﹁本能寺の変を事前に知っていた﹂説は、やはり正しかった…!﹀をご覧ください。 * * * 行軍する兵士たちの消費エネルギーから排泄物の量まで計算して﹁中国大返し﹂の難易度を検証した﹃日本史サイエンス﹄が、日本史ファンの間で話題を呼んでいる。﹁科学的﹂に導かれたのは、﹁中国大返しを実現させた豊臣秀吉は、本能寺の変が起こると事前に知っていた﹂という意外な結論だった。はたして、秀吉は明智光秀の裏切りを察知していたのだろうか? ﹁本能寺の変﹂研究のトップランナーである三重大学の藤田達生教授が、この結論を徹底検証した。 実際の行程を推定してみる 本能寺の変のあと、秀吉が光秀を倒して信長の後継者として認知され、天下の趨勢を決したのが﹁中国大
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ツラすぎる﹁こづかい制﹂の現実 ﹁日本のデフレもここまで来たか﹂﹁こんなことになるなら結婚なんかしたくない﹂﹁ホラーよりも恐ろしいディストピア漫画﹂などと、最新話が公開されるたびにSNS上で悲鳴が上がっているドキュメント漫画﹃定額制夫の﹁こづかい万歳﹂~月額2万千円の金欠ライフ~﹄︵著/吉本浩二︶。 漫画家・吉本浩二氏が自身のこづかい︵月額2万1000円︶の愉しみと苦労を語りながら、世のこづかい制の人々の﹁こづかい事情﹂を紹介するドキュメント漫画は、読み手によって﹁デフレ日本が生んだ絶望の象徴﹂に映ったり、﹁婚姻率を下げるホラー展開﹂として受け止められている。 著者の吉本氏が語る。 ﹁悲惨な話だと思って描いてなかったので、SNS上での受け止められようには驚いています。悲鳴をあげられているのは、独身の方が多いようなので、﹃こづかい制﹄ということ自体に絶望しているという理由もあるのではないでし
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大人の遊びを知り尽くした伝説の編集者・島地勝彦が、ゲストとともに“男の遊び”について語り合う﹁遊戯三昧﹂。今回は、1999年に25歳で7大陸最高峰最年少登頂記録を樹立したアルピニスト、野口健さんをお迎えした。世界的登山家は何をきっかけに山を目指したのか――。 前編︻エベレスト登頂後の﹁拉致監禁生活﹂︼ 自宅謹慎中、父の薦めで一人旅に 島地‥ 有名な話ですが、イギリスの登山家マロリーは﹁なぜエベレストに登りたいのか?﹂と問われて、﹁Because it's there﹂﹁そこにエベレストがあるから﹂と答えました。野口の場合はどうだったんでしょう。 野口‥ そんなにかっこいいものではなく、ほぼ成り行きに近いですね。 父親が外交官だったんで、生まれはアメリカですが、生後半年でサウジアラビアに移住しました。一旦日本に帰って、またエジプトへ行き、そこからイギリスへ。高校はイギリスの全寮制高校でしたが
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著書﹃ 世界一の会議 ダボス会議の秘密 ﹄で知られざるダボス会議の実態を明かした齋藤ウィリアム浩幸氏︵内閣府参与︶が、イギリスのEU離脱、トランプ政権誕生で揺れるなか開催された今年のダボス会議についてレポートする。 主役になった習近平 2017年1月17日から20日まで行われたダボス会議︵World Economic Forum Annual Meeting 2017‥世界経済フォーラム2017年年次総会︶のメインテーマは﹁迅速な責任あるリーダーシップ︵Responsive and Responsible Leadership︶﹂でした。 しかし主要国の政治リーダーの中で、大統領就任式を間近に控えたトランプ氏がダボスに来なかったのは当然として、EUのキーマンであるドイツのメルケル首相も欠席。直前にEUからの完全離脱を表明したイギリスのメイ首相は来ていましたが、元気がありませんでした。 また
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