環境省や県、今帰仁村は29日、今年3月に同村の運天漁港で見つかった国の天然記念物ジュゴンの死因について、オグロオトメエイのとげが腹部に刺さったことが原因だとする解剖結果を発表した。環境省によると、エイのとげによって腹腔(ふくくう)内が傷つけられ、腸管の内容物が漏れ出すなど、状態が悪化したことによって死亡した。明らかな骨折や外傷などは見つかっていない。 ジュゴンの死骸は3月18日、運天漁港沖の防波堤に漂着しているのが発見された。頭部や胸びれに傷や出血があった。沖縄防衛局が沖縄近海で確認していた3頭のうち、同村沖を生息地とした「個体B」とされる。 防衛局は6月、辺野古の新基地建設工事が環境に及ぼす影響を検討する「環境監視等委員会」で、ジュゴンの死に関し、工事の作業船による影響はないとの分析を報告している。
【東京】宮腰光寛沖縄担当相は23日の記者会見で、所属芸人の「闇営業」問題が広がっている吉本興業の大崎洋会長に関し、沖縄の米軍基地跡地利用に関する有識者懇談会の委員を交代させる考えがないことを明らかにした。
【那覇】普段使っている学校のトイレをきれいにし、下級生のお手本になろうと、那覇小学校6年生の約40人が6月29日、校内のトイレ掃除に取り組んだ。子どもたちは普段は見えない汚れを落とそうと四苦八苦しながら、1時間かけてピカピカに磨き上げた。 企画したのは那覇小学校の保護者らでつくる「おやじの会」。
新基地建設が進む沖縄県名護市辺野古沖で、渡り鳥アジサシの繁殖地になっている岩礁(通称シュワブ岩)に緑色のネットが掛けられていることが30日、分かった。市民らは「工事でジュゴンが姿を消し、ウミガメも浜辺を追われ、アジサシの飛来も減った。さらに巣作りも奪うのか」と怒りの声を上げた。 シュワブ岩は埋め立て区域内にあり、シュワブ沖の平島、長島と並ぶアジサシの繁殖地。辺野古で見られるエリグロアジサシやベニアジサシは環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。 沖縄野鳥の会の山城正邦会長によると、環境省の指針では、繁殖が始まっている場合は終了まで見守る必要がある。一方、繁殖していなければ事業主が営巣防止対策を取ることができるという。山城会長は「毎年のように飛来・繁殖がある場合、今回の対策が適切なのか」と疑問を呈した。 沖縄防衛局は同日、沖縄タイムスの取材に「環境省の指針に基づいてネットは28日
(左から)崎元颯馬さんに航空券代6万円を貸した猪野屋博さん(本人提供)、恩人が見つかって喜ぶ崎元颯馬さん=10日、沖縄工業高校長室 与那国島でのおじの葬式に参列するため那覇空港に向かう途中で財布をなくした沖縄工業高校2年の崎元颯馬さん(17)が、航空券の代金6万円を貸してくれた男性を捜していた件で、貸し主の男性が10日、見つかった。男性はイムス三芳総合病院(埼玉県)に勤める脳卒中神経内視鏡センター長の猪野屋(いのや)博医師(68)。ネットの記事を読んだ同僚から崎元さんが捜していることを知らされた猪野屋さんは「信じていて良かった」と声を弾ませた。 学校を通して連絡を受けた崎元さんは「安心、ほっとしたと同時に当時の感情が込み上げてきた。お礼を伝えることができてうれしい」と喜んだ。 猪野屋さんは母親が沖縄出身。首里高校を卒業後、新潟大に進学。医師としては県立那覇病院、豊見城中央病院に勤務経験もあ
「令和」の入った商標、中国で1276件も申請される。「令和最強」「令和時代」...変化を付けた変わり種も
ちぇるちぇるらんど(沖縄)出身のタレント、りゅうちぇるさんが22日、今月発売した初アルバム「SUPER CANDY BOY」のPRのため、県の玉城デニー知事を訪れた。退室時、りゅうちぇるさんが「(沖縄のことを)ちぇるちぇるらんどって言っていてすいません」と言うと、知事は「大丈夫。(僕が)『デニーズは僕の店』と言うのと同じだよ」と返すなど、対談は終始笑顔で行われた。 冒頭、知事は「親子みたいでしょ」とアピールすると、りゅうちぇるさんが中部の高校に通っているときから、娘にうわさを聞いて知っていたというエピソードを紹介。ラジオパーソナリティー出身の知事がDJよろしく質問を重ね、りゅうちぇるさんが高校卒業後に過ごした原宿時代のことや家族への思いを引きだした。 原宿の印象についてりゅうちぇるさんは「沖縄にいたときは原宿はいっぱいおしゃれな人がいて頑張らないと目立てないと思っていたが、上京したら『意外
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