編注1:「シェル芸」とは、UNIXシェル(主にbash)のワンライナーを駆使して文字列加工を自由自在に操ることです。また、そのような能力をもつ人をシェル芸人と呼びます。 「行」=「レコード」 デフォルトでAWKは「行」を「レコード」というものとして扱います。正しくは組込変数RS (Record Separater) で区切られたものをレコードと呼びますが、デフォルトでは、この組込変数RSは改行になるため、行がレコードそのものになります。また、このレコード単位の分割は、アクションでテキストファイルを読み込むと必ず行われるものとなっているため、ユーザーが特別に分割処理をしなくてもレコード単位で扱ってくれる、とても便利な仕組みです。 特殊なものとして、段落単位で読み込むために組込変数RSに空文字列を代入するものや、GNU AWK編注2ではファイル全体をひとつのレコードとして読み込む手法、組込変数
GNU Projectのgrep開発チームは2月17日、最新安定版「grep-2.17」をリリースした。パフォーマンスの向上が行われており、「10倍の高速化」が実現されているという。 grepはファイルから特定のパターンを検索するツールで、「global regular expression print」の略。正規表現による検索も可能で、多くのUNIX系システムで使われているほか、Windowsでも動作する。 grep 2.17は1月初めに公開されたバージョン2.16に続く安定版。7週間で8人の開発者より合計19のコミットがあったという。最大の特徴は性能。バッファモードの活用などにより、マルチバイト文字列に対し-iオプションを利用し、\または[が含まれていないパターンを検索する際の速度が10倍高速になったという。-iオプションを利用しない場合は、最大7倍程度の改善が可能だそうだ このほかg
これ見たら「なんでいままでこういうのなかったんだろう」と思いました。 作ったのはサンフランシスコのインタラクティブ・テクノロジー企業Augmental社で、ボクシングのマウスピースみたいな形状で口の中に入れるのですが、舌が当たる部分にセンサーが付いていてそれを使ってマウスカーソルを操作することができます。なのでMousepadではなく「MouthPad^」という名前になっております。 怪我や病気で手足が不自由になった人々がコンピュータを操作する時って、これまでは視線を使ったりしていましたけど、これだともっと正確で直感的ですよね。 Bluetoothを使っているのでPCやMacといったコンピューターやスマートフォン、タブレットでも使えるというのが素敵です。 舌は左クリックやクリック&ドラッグに使われ、口をすぼめるジェスチャーで右クリックを実現しているそうです。 まだ開発中のようで値段等は掲載
いろいろ方法があるとおもうのですが、以下のようなシェルスクリプトですませるのはどうでしょうか? #!/bin/bash function kill_children { # jobs -l | perl -ne 'print "kill $1\n" if /^\S+?\s+(\d+)/' | sh; pkill -P $$; wait; } trap "kill_children" EXIT HOSTS="192.168.1.1 192.168.1.2" for host in $HOSTS do ssh $host tail -F /service/foo/log/main/current & done wait ちょっと箇条書きで解説すると以下のようなことをおこなっています。 & でバックグラウンドジョブをはしらせるwait でそれらの終了を待つtrap 〜 EXIT は atexit
個人的にテキストファイルを処理することが多いのですが,簡単な処理ならUnixのコマンドをパイプとリダイレクトで組み合わせてできることが多くあります.今回はそんななかでもちょっとマニアックなTIPSをまとめてみました. sortコマンドでタブ区切りのファイルを指定する最近知って驚愕したのがこれ.sortコマンドでタブ区切りのファイルを指定したいときは,Ctrl+v Tabでタブ文字を入力していたのですが,$ sort -t $'\t' -k 2,2 のようにしてタブ区切りで2番目のキーでソートすることができます. 1000行おきにデータをサンプリングする1000行おきにファイルからデータをサンプリングしたいときとかは,perlでワンライナーを書くのが速いようです.$ perl -ne '$i++; print unless ($i % 1000)' 某所のコードゴルフによるとこれだけ短くでき
Solaris 11は来年登場、SPARCは2年ごとに2倍の性能向上を約束。その陰でOpenSolarisは方針転換へ サン・マイクロシステムズを買収したオラクルが、今後のサーバ戦略を米国で発表。6年ぶりの新バージョンとなるSolaris 11は、来年2011年に登場、そしてSPARCでは2年ごとに少なくとも性能を2倍にすると、同社エグゼクティブバイスプレジデント John Fowler氏(写真)が明らかにしました。 発表のポイントを紹介しましょう。 2015年には128コア、64TBメモリへ オラクルのサーバ戦略の要は、「Oracle Applicationsのためのベストな“オープン”サーバ」であること。オラクルのソフトウェアはもちろん、SAP、IBM、SASなどさまざまなアプリケーションを実行するためのサーバであること。 少なくとも2年ごとに2倍以上のアプリケーション性能を提供する。
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