ゲームの話を言語化することに使命感を燃やす、岩崎氏の開発者ならではの視点とは? 長らく続いた﹁RPGメカニクス﹂の話も、ついに今回で完結します。初めての方は、ぜひ前2回の連載も併せて読んでみてください。 当時のゲームの常識、﹁解けなくなったらオワリ﹂を解決する究極兵器として現れたRPGメカニクス。はたしてこのRPGメカニクスは、ゲームデザインにどんな影響を与えたのでしょうか?︵編集部︶ ﹃ゼルダの伝説﹄はなぜRPGではないのか 前回、RPGメカニクスを以下のように定義した。 ︻RPGメカニクスの定義︼ 1. プレイヤーの持つ回復可能なリソースと交換で、なんらかの成長のリソースを手に入れる。プレイヤーの持つ回復可能なリソースとは、具体的にはMPやHPということになるが、ここではHPやMPと表現せずに探索リソースと呼ぶ。そして成長するのに必要なリソース︵たいていの場合には経験値︶は成長リソース
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