ブックマーク / bunshun.jp (3)
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緊急事態宣言を解除したのに続き、政府は19日、都道府県をまたぐ移動の自粛要請も緩和した。爆発的な感染拡大は確かに免れたが、何が原因だったかは判然としない。やがて来る第2波を前に、最前線を担った専門家たちはどう動いたのか。 当事者への取材から浮かび上がるのは、﹁科学と政治﹂の境界線のどこに位置を取るのかをめぐって、専門家たちが内面に抱え込んだ葛藤や、専門家同士の衝突という知られざる事実だった。2つの会議室に詰めた“クラスター対策班” 5月下旬まで、日比谷公園に面した中央合同庁舎5号館の11階と12階に、それぞれ30坪足らずの2つの会議室が厚労省クラスター対策班の詰め所となっていた。疫学解析で戦略を担う、東北大学大学院教授の押谷仁が率いる東北大学・新潟大学・長崎大学などの混成グループと、数理モデルによるデータ解析を担う、西浦博の北海道大学のグループがそれぞれ陣取り、合わせると30人ほどのチー
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﹁下世話な記事が多すぎる﹂﹁PV至上主義ではないのか﹂――。ネットメディアの先頭を独走する﹁東洋経済オンライン﹂に対し、他でもない社内から疑問の声が沸き上がっている。急成長の死角はどこにあるのか。内部証言を元に今後のメディアのあり方を検証した。︵﹁週刊文春﹂2017年8月17・24日号より転載︶ ◆ ◆ ◆ ﹁いまの﹃東洋経済オンライン﹄に対して多くの社員が幻滅しています。オンライン編集部内はPV︵ページビュー・ページの閲覧数︶至上主義で、PVを獲得するために貧困、風俗、セックス、婚活など、経済とかけ離れた記事を数多く配信している。もはや東洋経済という冠を付けるのが恥ずかしい状態に陥っているのです﹂ こう告白するのは東洋経済新報社の中堅社員だ。 東洋経済新報社は雑誌﹁週刊東洋経済﹂や﹁会社四季報﹂等を発行する経済出版社。創業は明治28年と歴史は古く、同社は高橋亀吉︵経済評論家︶や石橋湛山︵
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DeNA本社の入る渋谷ヒカリエ ©共同通信社 ﹁かつてDeNAは、私にとって憧れの企業でしたが、未練は全くありません。あの晩の出来事を思い返す度に、やりきれなさがこみ上げてきます﹂ 小誌に涙ながらに告発するのは、昨年、DeNAの入社試験を受けたA子さん︵23︶だ。 DeNAといえば、1999年に南場智子氏が創業して以来、瞬く間に東証一部に上り詰め、今ではプロ野球球団も保持する“ベンチャー企業の雄”。都内の有名大学に在籍していたA子さんがその門を叩いたのは、昨年春のことだった。 選考の過程でA子さんは、同社の面接担当者である20代の男性社員X氏との︿食事をしながらの面接﹀に臨むことになった。 ﹁メールに記された日程候補はいずれも19時から22時までの遅い時間帯でした。違和感を感じましたが、﹃選考だから﹄と割り切りました﹂︵A子さん︶ 最初の居酒屋での面接の後、X氏に﹁時間があるからもう少し、
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