ピアニストで音楽評論家の下田幸二さん。1990年から毎回、このコンクールを現地で聴いています。 反田恭平さん︵27︶と小林愛実さん︵26︶が通った﹁桐朋女子高等学校﹂の音楽科︵東京・調布市︶では講師を務めていて、2人の高校時代にも、ショパンの音楽や演奏法を教えていました。 世界のピアニストのトップに立った2人、当時はどんな生徒だったのでしょうか。 下田さんに聞くと、笑いながら当時を振り返ってくれました。 下田幸二さん ﹁反田くんって、小林さんもそうだったけど、クラスの中でも”とんでもないような感じの子”だったんですよ。 その学年はとても上手な生徒が多くて、日本音楽コンクールの入賞者が20人中6人くらいいたのかな。その中でも反田くんは、﹃先生の言ってることそんな興味ないよ﹄って顔をしていて、授業中も全然話を聞いてないようなふりをしてるんですね。で、いざ演奏を指名されると﹃いや~、全然弾けませ
![ショパンコンクール 入賞の2人はクラスでとんでもない感じの子だった 高校恩師語る|NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9480c42705f5cc0e05cb8e1ea9e8dcf3427aaee8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fspecial%2Fsci_cul%2Fassets%2Fimg%2Fpost%2F2021%2F10%2Fchopin.jpg)