自民党の菅前首相は27日、宮城・仙台市で行った講演で、株価を引き合いに安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果を強調した。 菅氏は、アベノミクスについて「失敗だといろいろ言われてきた」としつつ、「民主党政権の時は株価が8000円台だった」と指摘。 「アベノミクスという経済政策を取り込んで、2年で株価は2万円になった。それを引き継いだ私の(政権の)時に3万円になった。そして、今は4万円だ」と批判に対する反論を述べた。
水俣病患者らの団体と伊藤信太郎環境相の懇談の場で、環境省職員がマイクの音を切るなどして団体側の発言を遮った問題をめぐり、伊藤氏は14日の閣議後会見で、1団体3分という時間制限が少なくとも2017年以降は継続していたと明かした。マイクの音を切るという運用方針が始まった時期はわからなかったという。 【写真】水俣病犠牲者をまつる仏壇に焼香し、頭を下げる伊藤信太郎環境相 伊藤氏は8日に団体側に謝罪した後、省内に調査を指示した。書類は残っていなかったが、当時の担当者や懇談時の写真などから把握したという。ただ、3分という制限を始めた理由はわからなかった。 また、マイクの音を切る運用方針については、伊藤氏は「何年前からかまだ不明」とした。環境省は7日時点では、この運用方針は昨年もあったものの、実際には制限時間を超えてもマイクの音を切ることは一度もなかったと説明していた。(市野塊)
ミャンマー・シャン州で投降した国軍兵士らに向かって話す武装勢力関係者(左)=14日(The Kokang online media提供、AP=共同) 【バンコク共同】軍事政権が続くミャンマーで、軍政打倒を掲げた少数民族武装勢力の攻勢が拡大している。中国やインドとの国境地帯では100人を超える国軍兵が投降するなどし、軍政は緊急会議で「国家分裂」の危機だと表明した。民主派指導者アウンサンスーチー氏が率いた政府が倒されて2年9カ月が経過。劣勢だった少数民族や民主派が勢いを増す異例の展開となっている。 【地図】ミャンマー少数民族が独自戒厳令 軍政の支配力が弱体化か 攻勢拡大のきっかけは10月27日に北東部シャン州で3勢力が共闘して仕掛けた一斉攻撃だ。独立系メディアなどによると、次々と検問所などの国軍拠点を占拠。日付にちなみ「作戦1027」と名付け、軍政を打倒するとの声明を出した。
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