【読売新聞】 日勤と夜勤でマスクの色を変える――。滋賀県甲賀市の甲南病院が、そんなちょっとした工夫で残業時間を大幅に減らすことに成功した。「余分な経費はかからず、リスクもゼロ、働きやすい職場環境にもつながる」(担当者)という“一石三
【読売新聞】 日勤と夜勤でマスクの色を変える――。滋賀県甲賀市の甲南病院が、そんなちょっとした工夫で残業時間を大幅に減らすことに成功した。「余分な経費はかからず、リスクもゼロ、働きやすい職場環境にもつながる」(担当者)という“一石三
再開発によりマンション建設が相次ぐ東京都江東区の臨海部で児童数が急増し、特に豊洲地区では、学芸会が中止になったり、複数のクラスが同時に体育の授業をしたりと、学校運営に影響が出ている。 同地区の児童数は6年後、さらに今の1・5倍の約3000人に達する見通しで、区は小学校新設や校舎の建て増しなど対応に追われている。 「おはようございます」 今月25日の朝、高層マンションやビルが林立する一画に、子供たちの元気な声が響いた。児童数1140人の豊洲北小の朝礼では、端っこの児童の顔が見えなくなるほど、校庭いっぱいに児童が並ぶ。 同小は、既存の豊洲小が児童増を受け止められなくなり、2007年度に新設された。しかし豊洲北小でも、初年度293人だった児童数は今年度1000人を超え、現在は6学年で32クラスある。一般教室は30しかないため、臨時で別の教室も使っている。 体育では、三つのクラスが同時に同じ校庭を
校則にはないが、生徒の間で引き継がれてきた学校の「裏ルール」をなくそうと、新潟県胎内市立乙中の生徒会が1年間、アンケート調査や全校討議などを行ってきた。生徒たちは理不尽な上下関係を強いる「悪習」を断ち切ろうと、正面から向き合っている。 生徒会副会長を務めた3年生の女子生徒(15)は、小学生の頃に同中の裏ルールを耳にした。「守らないと、靴の中に給食のジャムを入れられるらしいよ」。おかしいと感じながら1年以上守ってきたが、「自分が嫌だったことを後輩にさせたくない」と、生徒会役員選挙で「裏ルールの撤廃」を公約に掲げて当選した。他の7人の生徒会メンバーも賛同し、撤廃に向けた活動が始まった。 1学期は、どんな裏ルールがあるか、裏ルールはあってもいいかを全校生徒にアンケートで問い掛けた。回答のあった120人のうち、99人は「ない方がいい」とし、「快適に過ごしたい」などを理由とした。3年生からも「自分が
竹村和子さん 57歳(たけむら・かずこ=お茶の水女子大大学院教授)13日、悪性腫瘍で死去。告別式は親族と友人で済ませた。
教職員向け手引書 性同一性障害や同性愛など性的少数者(セクシュアルマイノリティー)としての悩みや課題を抱える子どもたちへの理解を深めようと、奈良教職員組合(竹平均執行委員長)は、教職員向けの手引書をまとめた。 同組合によると、同様の手引書の作成は全国でも初めてで、体と心の性が一致しない「トランスジェンダー」などの多様な性に対する偏見をなくす取り組みとして注目されている。 看護師や大学教員らでつくる市民グループ「性と生を考える会」(中田ひとみ代表)からの要請をきっかけに、性的少数者の意見も踏まえ、1年半をかけて同会と共同で作成。「セクシュアル・マイノリティサポートブック」(A4判、19ページ)として、2700部作成し、県内の公立学校や幼稚園、組合員に配布した。 手引書では、教員側の心構えとして「どのクラスにもセクシュアル・マイノリティの子どもがいるという前提で接し、授業する」などとポイ
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