北海道帯広市主催の「ばんえい競馬」をめぐる競馬法違反事件で、馬券を不正購入していた疑いがもたれている騎手や厩務(きゅうむ)員ら計9人のうち1人が3年間で877回、インターネットで地方競馬の馬券を購入した履歴があることが市の調査でわかった。道警は、馬券の不正購入を繰り返していた可能性があるとみて調べている。 市は、匿名での情報提供を受け、11月にインターネットの馬券購入サイトを運営する3業者に同競馬関係者約200人について照会。騎手や厩務員ら計9人が会員登録や購入履歴があることが判明、このうち1人は、データが残る2013年以降の約3年間で877回、地方競馬の馬券を購入したとの履歴があったという。 競馬法では、八百長などの不正を防止するため騎手や調教師、厩務員などのレース関係者が馬券を購入することを禁止している。地方競馬の騎手らは、他都市で開催されるレースであっても地方競馬の馬券は購入できない
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