東芝が風力発電事業へ参入する。2012年に風力発電機事業へ参入しており、今回の事業拡張で風力発電の上流から下流まで全てをおさえる形だ。当初は九州の2カ所の既存の発電所の運営を引き継ぎ、7カ所への拡大を視野に入れる。 東芝は2013年9月、風力発電事業に参入すると発表した。風力発電事業を進めてきたジャネックスから分割された企業であるシグマパワージャネックスに100%出資し、2013年11月までに買収を完了させる。 シグマパワージャネックスは、ジャネックスの保有する鹿児島県と長崎県の発電所の運営を継承する。東芝は子会社を通じて風力発電事業に参入する形だ。 東芝は2012年5月に韓国の風力発電機器メーカーであるユニスン︵Unison︶へ約62億円を出資して資本参加︵当時の出資比率は34%で筆頭株主︶している。ユニスンはギアを使わず永久磁石同期型発電機を用いたダイレクトドライブ方式の発電機技術をも
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