オープンソースによる システム管理の自動化 “Real Sysadmins Don't Login” Tomoyuki Sakurai <trombik@gentoo.gr.jp> Some questions... 最近、OSをインストールしましたか? インストール作業は自動化されていましたか? 設定作業は自動化されていましたか? 設定が変更されていないことを保証できますか? 誰が何を変更したかわかりますか? Before configuration management ● ラックにサーバを設置する ● ネットワークに接続する ● OSをインストールする ● OSをアップデートする ● 必要なソフトウェアをインストールする ● ソフトウェアを設定する After configuration management ● ラックにサーバを設置する ● ネットワークに接続する ● しばらく待
ソフトウェア資産管理は、ソフトウェアの不正利用を防止する以外にも、さまざまな理由で重要な作業だ。しかし、これは難しい作業でもある。今回は、管理者としてどのような方法でソフトウェア資産管理に取り組むべきかを考える ソフトウェア資産管理は難しい。難しい理由にもいろいろあるが、ソフトウェア自体が目に見えないということもあるし、複製が容易なので購入した以上のソフトウェアライセンスが使われる可能性を排除できないというのが主な理由であろう。物理的に存在しているモノの資産管理であれば、目に見えるものをその個数分だけ適切に管理するだけで済むのに比べると、その難しさが容易に想像できる。そこで今回はソフトウェア資産管理の方法を体系的にまとめ、少しでもソフトウェア資産管理を楽に進められることを目指してみたい。 ソフトウェア資産管理の目的 そもそもソフトウェア資産管理は何のために行わなければならないのだろうか。大
ダイエット中で炭水化物の量が気になる尾藤正人です。 前回のエントリベンチャー流サーバ構築のススメ(ソフトウェア編)では、主にOS周りのことについて書きました。複数台のサーバを管理するのに重要なのは極力構成を同じにすることです。そうすることで管理コストが大幅に下がります。 以前Klabさんのサーバ管理者向け無精のすすめ ~ちょっと便利なツールの紹介~というエントリで同期ツールの紹介がありましたが、ウノウでも同じような感じの独自ツールを作って同期をとっています。今回はこの同期ツールの紹介をしたいと思います。 僕が shell scripter ということもあってスクリプトは全て sh で。zsh の特殊な記法が使いたかったので zsh で書いています。 凡例 全てのコマンドは最後に対象とするホスト名を指定します。all というは特殊な指定で全てのサーバに対してリクエストが送られます。 共通関数
尾藤正人です。 ウノウでは最近新オフィスに引越ししたのですが、新オフィスにサーバルームを設置してフォト蔵のサーバをホスティング業者から自社サーバに移行しました。 自社サーバに移行のは下記のような理由からです。 フォト蔵のようなストレージ系のサービスの場合、十分な帯域を確保する必要があるが、広帯域を確保するにはコストがかかる フォト蔵のようなストレージ系サービスの場合、大容量のHDDが必要になるが、大容量のHDDを搭載したマシンはハイエンドマシンになり、増設コストがかかる マシンの増設に時間がかかりフレキシブルに対応できない というわけで自社サーバに移行したわけですが、自社サーバに移行するにあたって様々なノウハウがたまってきました。 サーバ構築にはいろいろトピックスがありますが、今回はハードウェア的な部分について書きたいと思います。 ・マシンは全て同じ構成にする 数多くのサーバを運用するに
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