大塚ギチへのインタビューは2019年の3月27日、4月4日、4月12日の3回に分けて、西新宿の大塚の自宅で行われた。録音時間は計8時間に渡り、ここでは約1時間分ずつテキスト起こしという形で紹介していく。 生前の大塚の言葉をできる限り残したいという目的から、カットや修正は最小限にとどめ、ほぼノーカットでお届けする。そのぶん話題の繰り返しなど冗長な部分も残っているが、療養中の大塚の話にゆっくり付き合う雰囲気を感じていただけたらと思う。 なお、生前の大塚は転倒事故とそれによるクモ膜下出血の後遺症で、記憶に障害を負っており、転倒前後からの記憶には喪失部分や誤認、思い込みなども多く混じっている。そのため本人の証言が実際の事実関係と食い違っている可能性もあることを、あらかじめご了承の上お読みいただきたい。 聞き手・構成・写真 野口智弘(※写真は往時のアンダーセルの応接間で、収録が行われた大塚宅とは異な
大塚ギチへのインタビューは2019年の3月27日、4月4日、4月12日の3回に分けて、西新宿の大塚の自宅で行われた。録音時間は計8時間に渡り、ここでは約1時間分ずつテキスト起こしという形で紹介していく。 生前の大塚の言葉をなるべくそのまま残したいという目的から、カットや修正は最小限にとどめ、ほぼノーカットでお届けする。そのぶん話題の繰り返しなど、冗長な部分も残っているが、療養中の大塚の話にゆっくり付き合う雰囲気を感じていただけたらと思う。 なお、生前の大塚は転倒事故とそれによるクモ膜下出血の後遺症で、記憶に障害を負っており、転倒前後からの記憶には喪失部分や誤認、思い込みなども多く混じっている。そのため本人の証言が実際の事実関係と食い違っている可能性もあることを、あらかじめご了承の上お読みいただきたい。 聞き手・構成・写真 野口智弘(※写真は往時のアンダーセルの応接間で、収録が行われた大塚宅
押井守監督のメールマガジン「世界の半分を怒らせる」が8月末配信予定の第137号で廃刊になることが分かりました。 メルマガから書籍化もされていました(画像はAmazon.co.jpより) 同メルマガは2012年9月にniconicoが運営する「ブロマガ」上でスタート。毎月2回、コラムやインタビューなどを通じて押井監督の思想や近況がうかがえる貴重な媒体としてファンに親しまれてきました。 6月28日に配信された第136号で押井監督は「当メルマガの編集者が心身ともに不調な状態に陥り、連絡もとれぬ状況が続いたことで確認に手間取り、結果として配信停止という事態に至りました」と事情を説明し、読者に謝罪しました。完全な閉鎖は8月末を予定しており、以後は過去の号も閲覧できなくなるとのこと。 状況説明に合わせ、押井監督は「当メルマガの編集は、長年に渡って担当して来た当人を以て余人に替え難く、誠に遺憾ではありま
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