全国的に異常な暑さで迎えた8月。そんななか、千葉県のいすみ鉄道が「車内冷房の使用中止」を案内し、ネットでは「じ、地獄やんけ」など阿鼻(あび)叫喚の事態になっています。 いすみ鉄道は、「酷暑により車両の発電機故障が多発」していることから、「定期運行確保」を理由に冷房の使用を中止して運行していると公式Webサイトや公式Twitterアカウントで案内しています(8月1日に掲載された公式Webサイトの記載は2日19時ごろに削除された)。 いすみ鉄道Webサイトの運行情報でも案内(現在は記載を削除済み) これに対しネットでは「国鉄リスペクトしなくていいから」「この極暑で冷房停止はどうなんでしょうね」と経営状況を心配する声や、「車内にいる運転士さんが心配ですわ」と乗務員を心配する声も寄せられています。 この他、同じく千葉県内を走る、車両に冷房装置がない「山万ユーカリが丘線」(関連記事)を連想し、「車内
「ワクチン接種を受けずに発病した場合は、確実に死亡へ至る。確立した治療法はなく、予後は絶望的である」という狂犬病は、狂犬病ウイルスことリッサウイルスにより引き起こされます。たった5つの遺伝子しか持たない非常に単純な構造のリッサウイルスが、一体どのようにして免疫システムを圧倒し人を死に至らしめるのかについて、科学系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが解説しました。 The Deadliest Virus on Earth - YouTube リッサウイルスは、古代ギリシャの狂気の女神・リッサにちなんだ名前で、分かっているだけでも4000年以上前から人類を悩ませてきました。 狂犬病にかかると、動物は怒り狂った獣へと変貌し、人間は水を恐れるゾンビのようになってしまいます。 しかし、リッサウイルスの最も大きな特徴は、人間の免疫システムを回避するのが信じられないほど巧妙な点にあります。
島田陽子さん 波乱の私生活…不倫、ヘアヌード、借金問題などトラブル相次ぐ 宇宙葬予約も
抗がん剤の治療を受けたあとで大腸がんが再発する仕組みを解明したと慶応大学の研究グループが発表しました。 新たながん細胞を生み出す「がん幹細胞」が抗がん剤を受けている間、眠った状態となって攻撃を逃れていたということで、この仕組みをもとに再発を防ぐ治療の開発が進むのではないかと期待されています。 この研究は、慶応大学の佐藤俊朗教授のグループが科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。 研究グループは、大腸がん患者のがん組織をもとにかたまりとなった「ミニ大腸がん」を人工的に作ってマウスの背中に移植しました。 そして、がん幹細胞だけが光るようにして観察したところ、抗がん剤を投与しても、一部のがん幹細胞は大腸の表面にある「基底膜」に結び付いて眠った状態となって抗がん剤の攻撃を逃れ死滅しませんでした。 そして抗がん剤の投与が終わると、がん幹細胞は「基底膜」から離れて再び増殖を始めたということです。 研究グ
2000年の展示会が、私たちシンキーと神戸学院大学の福島教授との出会いでした。 「あわとり練太郎」のデモをご覧になった福島先生は、一目で惚れ込み、「これは軟膏を作るのに最適な機械かもしれない!」と思われたそうです。 このひらめきこそ、「なんこう練太郎」が世に出るきっかけだったのです。 今では、全国の薬局でご愛用いただき、業界標準機となった「なんこう練太郎」。その誕生秘話をお届けします。 「練太郎」と出会われたきっかけは? まったくの偶然でした。あるメーカーと共同開発をしていて、2000年のインターフェックス展に出展したのですが、「面白い機械はないかな?」とぐるぐる会場を回っていた際に、この機械がパッと目に入りました。見てすぐに、「これは軟膏を作るのに最適な機械だ!」と思い、すぐにその場で担当の人とディスカッションしたのを覚えています どうして軟膏を練るのに向いていると思われたのですか? 私
ラクダの仲間の「アルパカ」が持っている抗体が、新型コロナウイルスの全変異株の感染防止に有効であることを突き止めたと、京都大などの研究チームが14日、発表した。既存の新型コロナ治療用の抗体製剤より効き目が強く、吸入薬として2年後の実用化を目指すとしている。 抗体とは、生物の体内に病気の原因となる細菌やウイルスが侵入した際、結合して細胞への感染を防いだり、異物として攻撃したりする役割を担うタンパク質のこと。アルパカの抗体は大きさが数ナノメートル(ナノは10億分の1)と人の抗体より極めて小さい。そのため、チームは人の抗体よりもウイルスと結合しやすいのではないかとみて実験を行った。 新型コロナウイルスのタンパク質を投与したアルパカから、約2000万種の抗体を採取し、コンピューター解析で、新型コロナウイルスに結合しやすいとみられる6種を抽出。実際に新型コロナウイルスの各変異株に加えた結果、このうち2
日本人の死因第1位である「がん」。医療の進歩により、「不治の病」から「治せる病気」に変わりつつあるが、新たな治療法の登場に伴って、国の制度も大きく変わっている。そうしたなかで、制度が変わったことで“今まで通り治療が受けられない”という声が聞こえてきた。一体何が起きているのか。 10月がタイムリミット 東京近郊に住む70代のAさんは今年初めに多発性骨髄腫で医大附属病院に入院し、抗がん剤による化学療法と免疫療法を受けた。退院後は月1回、自宅近くのクリニック(診療所)に化学療法に通っている。経過は順調でホッとしていた。その矢先のことである。 主治医から突然、こう告げられた。 「この秋からうちでは治療ができなくなるかもしれません。その時はどうされますか」 いきなりのことで言葉が出なかったという。 医師から聞いた話によると、きっかけは今年4月の「診療報酬改定」だ。厚労省は、がんの化学療法を行なってい
九州大学、ひきこもりの血液バイオマーカーを発見 ひきこもり者の識別も可能に 大学ジャーナルオンライン編集部 九州大学の研究チームは、九州大学病院が擁する世界で唯一の「ひきこもり研究外来」で解析を行い、ひきこもり者を特徴づける血中成分を報告した。 本研究チームでは、九州大学病院に世界初のひきこもりを専門とするひきこもり研究外来を立ち上げており、今回、ひきこもり者と健常者の血液メタボローム解析を行い比較検証することで、ひきこもり者に特徴的な血中成分(バイオマーカー)を探索した。その結果、ひきこもり者の血中では、健常者と比較してオルニチン、アシルカルニチンが高く、ビリルビン、アルギニンが低いことがわかった。また、男性のひきこもり者においては、血清アルギナーゼが有意に高いことを発見した。 これら血液データと臨床データをもとに、機械学習判別モデルを作成したところ、ひきこもり者と健常者の識別、ひきこも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く