米ニューヨーク・スタテンアイランドの木にとまる17年ゼミ=2013年6月6日、Suzanne DeChillo/©The New York Times
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【特集】「『予測』という名の欲望」全記事はこちらから読めます ■人間にはAIの考えが分からない? ――ディープラーニングは、大量の「教師データ」を読み込み、入力する変数と、出力する変数との間の関係を見つけ出します。その関係が分かれば、新たなデータを入力したとき、出力が予測できるというわけですが、なぜ人間はそのプロセスを理解できないのでしょうか? おもにふたつの要因があります。質的なものと、量的なものです。量的な問題は、すごくシンプルです。ディープラーニングの内部で動くパラメータ(母数:システムの内部で動く情報)が多すぎるので、その大量・複雑なデータを人間の直感につなげることが難しい、という話です。最近は、多いものでは1億個を超えるパラメータから出力を予測します。じゃあ、その1億個をざっと人間が見てなにか分かるのかといえば、分からない。これが基本的に起こることです。 ――大量の変数という意味
2017年11月、東京都健康長寿医療センター研究所で行われたSONIC調査の様子 photo:Yukari Takahashi 85歳を超えて感じる「超越的な価値観の世界」 「老年的超越」はスウェーデンの社会学者、ラルス・トルンスタムが1989年に提唱した概念。85歳を超える超高齢者になると、それまでの価値観が「宇宙的、超越的なもの」に変わっていくという。①思考に時間や空間の壁がなくなり、過去と未来を行き来する②自己中心性が低下し、あるがままを受け入れるようになる③自分をよく見せようとする態度が減り、本質が分かるようになる、といった特徴がある。 日本でも、2010年から7年にわたる高齢者約3千人へのインタビューや分析の結果「老年的超越」が裏付けられた。仕事を引退し、体力が衰え始める60~70代では、できないことが増えることに不安が募り、鬱々とした気持ちが高まるが、85歳以上になると超越する
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