管理職になることは、もはや﹁罰ゲーム﹂のようなもの──。頑張って出世した先に待っている役職が、なぜこのようなそしりを受けるようになってしまったのか?また、どうすれば﹁罰ゲーム﹂から抜け出せるのか?﹃罰ゲーム化する管理職﹄の著者であるパーソル総合研究所の小林祐児氏に聞いた。︵取材・構成‥杉山直隆︶ ︻図︼上司による﹁害のある﹂フィードバックの特徴 ※本稿は、﹃THE21﹄2024年6月号特集﹁今より1時間早く仕事が終わる技術﹂より、内容を一部抜粋・編集したものです。 ﹁朝から晩まで会議や1on1ばかりで、夜からしか自分の仕事ができない﹂ ﹁若手社員がみな指示待ちの姿勢で、主体的に動いてくれない﹂ ﹁部下がメンタルヘルスの不調を訴え、常に人員が欠けている状態﹂ ﹁ハラスメントと言われるのが怖くて、部下を叱れなくなった﹂ これらは管理職から聞こえてくるネガティブな声です。かつて管理職に昇進する
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