ミルコ騎手とのコンビで、皐月賞、ダービーの二冠を制したネオユニヴァースが、3月8日、天国へと旅立ちました。﹁ネオユニヴァースに出会えなかったら、僕の人生、どうなっていたかわからない﹂、突然訪れた最愛のパートナーとの別れ。大きな悲しみの中にいるミルコ騎手が、心からの感謝と敬意を込めて、ネオユニヴァースへの想いをいま改めて語ります。 (取材・構成=森カオル) ※このインタビューは電話取材で行いました 菊花賞は自分以上に、ネオユニヴァースが諦めなかった ──3月8日、ネオユニヴァースが旅立ちました。種付け中の事故ということで、突然のお別れになってしまいましたね。 ミルコ ネオユニヴァース…、僕が一番愛していた馬です。年齢も年齢だったけど(21歳)、ちょっと早い。もっと生きてほしかった。気分は最悪ですね。 ──どういうタイミングで知ったのですか? ミルコ すぐに社台さんから連絡がありました。﹁ミル