ひとつの株に小さな花をたくさんつけるイベリス。香りも花の姿も、砂糖菓子のように甘く愛らしいのが魅力です。品種によって一年草と多年草があるため、お好きなほうを選んで育てていきましょう。 イベリスは小さくて愛らしい花をたくさんつける、アブラナ科の植物です。葉も茎も細く繊細で、可憐な魅力を持っています。開花は4月~6月ですが、品種によっては秋に花をつけるものもあります。 花弁は4枚ですが、内側よりも外側の2枚が大きくなります。色は白や紫、赤、ピンクなどです。 イベリスの原産地は南ヨーロッパや北アフリカ、西アジアなどです。とくにスペインのあるイベリア半島で自生している姿を多く見られます。 イベリアの名前は、原産地であるイベリア半島に由来しています。また、和名である﹁マガリバナ﹂は、中国名の﹁屈曲花﹂からついたそうです。これは、イベリスが太陽に向かって伸びる性質があり、日の当たるほうへ茎が曲がってし