硫黄島南側の沖で噴煙を上げる火口。噴出物によって島のような陸地ができている=東京都小笠原村で2023年10月30日午前11時21分、本社機「希望」から手塚耕一郎撮影 小笠原諸島の硫黄島の沖合約1キロで噴火が起きているのを、毎日新聞社機が10月30日に撮影した。航空取材に同乗した東京大地震研究所の前野深准教授(火山地質学)は1日、一連の噴火で直径100メートル程度の新島が形成されたと、火山噴火予知連絡会に報告した。 気象庁などによると、この場所では10月21日に噴煙や火山性微動が確認され、その後に噴火が発生。噴火は現在も続いている。また、海上保安庁の航空機が10月上旬にこの地点を撮影した写真には、新島は写っていなかった。このため、新島は今回の噴火で形成されたとみられる。 新島は岩塊でできており、噴火地点のすぐ北側にある。前野さんによると、島の形状や、島から軽石と変色水が流れ出ていたことなどか
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