﹁空力﹂というと、風洞実験を繰り返して煮詰められたダウンフォース、といったイメージがあるかもしれません。実際にF1はエンジン、シャーシに加えて、ボディの空力が勝敗に大きく影響するとされています。市販車でも以前は、カタログに空力のCd値︵空気抵抗係数︶が載っていたりしました。 もちろん現代のクルマも空力を重視していますが、以前のような走行安定性や最高速度のためではなく、燃費を良くすることに目的がスライドしてきています。実際にクルマというのは100km/hを超えると、走行抵抗のうち空気抵抗が一番大きくなるとされ、スピードを上げるに従って、“空気の壁”を突き破りながら走っている、と言っても大げさではありません。 燃費に注目が集まっている現在、空気抵抗をいかに低減させるかは大きな課題です。そこで我々が思いつくのがボディを流線型にすることで、新幹線の先端形状はいい例でしょう。 ただし、クルマで
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