『デッドプール』を見てきた。 話はたいへん単純な復讐劇で、悪党のせいでアイデンティティと愛を失った男が復讐を遂げるというものである。主人公ウェイド(ライアン・レイノルズ)は恋人ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と幸せに暮らしていたが、ある日突然ガンが発覚。治療のため怪しい人体実験に参加するが、このせいで皮膚がただれた不死身の超人になってしまう。ウェイドはデッドプールという変名で復讐に邁進するが、変わり果てた姿になってしまったためヴァネッサに再会したら拒絶されるのではと不安に思っており、自分が死んだと信じているヴァネッサの前に姿を現すことをためらい続ける。ところがヴァネッサが敵であるフランシスに誘拐され… ところが、この単純な復讐譚を時系列をバラバラにして、さらに独白、傍白、第四の壁の突破(これ全部違うので注意)などいろいろなテクニックを使って撮影しているので、話がものすごくシンプルなわりに
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を見てきた。 アベンジャーズの治安維持活動に伴って様々な誤爆やらなんやらが発生し、多数の民間人被害者が出てしまったため、アベンジャーズの活動を国連監視下に置く提案がなされる。前作におけるソコヴィアの戦いで巻き添えを食らって亡くなった若者の遺族と対面してショックを受けたトニーはこの協定に賛同し、ナターシャたちもこれに同意するが、監視に不安を感じたスティーヴやサムは反対。さらに身元不明のヨーロッパ人、ジモ(ダニエル・ブリュール、後で身元が明らかに)の暗躍やらなんやらでアベンジャーズが敵味方に分かれて闘うことに… 全体的に非常に政治的なテーマを扱った作品である。ずいぶんといい加減な話だった『エイジ・オブ・ウルトロン』に比べると、話の展開も演出の緊迫感も段違いの出来で、かなり重い。アベンジャーズの活動がかえって危機を招いているところがあるという描写とか、国連
特集*岩井俊二 岩井俊二を生み出した環境 大根仁 僕が最初に岩井さんの作品を見たのは、フジテレビの深夜ドラマ枠『La cuisine』(‘92 )の「オムレツ」か「GHOST SOUP」だったと思います。既存のドラマとまったく違う画面にびっくりしました。それで「岩井俊二」という名前を覚えたんですけど、当時はネットとかないからどういうひとかはわからなくて。 九三年に、のちに岩井さんとロックウェルアイズを作ったソニーレコードの久保田修さんから「岩井俊二という天才とPVを作ったので見て」って渡されたのがTO BE CONTINUEDの『君とずっと…暮らしたい』で、岩井さんがカメラマンの篠田昇さんと組むようになった初期の作品だと思いますけど、これもすばらしくて、そこで岩井俊二がどういう背景のひとかがちょっとわかったんです。PVを撮りつつドラマを撮るというひとは当時そんなにいなかったので――僕の師匠
本業としてビットコイン1点賭けを始めたメタプラネット、引くに引けず含み損上等でビットコインのナンピン買いを実行
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