インドネシア政府は世界遺産で日本からも多くの観光客が訪れる﹁ボロブドゥール寺院﹂について、寺院の保護を目的に外国人観光客の入場料を日本円でおよそ1万3000円とこれまでの4倍に引き上げる方針を示し、国内外から非難の声が相次いでいます。 インドネシアのジャワ島中部で8世紀から9世紀にかけて建立されたとされる﹁ボロブドゥール寺院﹂は、世界最大級の石造りの仏教寺院で、新型コロナウイルスが広がる前の2019年には、日本を含め国内外からおよそ400万人が訪れていた世界遺産です。 インドネシア政府は5日、寺院の保護を目的に外国人観光客の入場料を100ドル、日本円でおよそ1万3000円とこれまでの4倍に引き上げる方針を明らかにしました。 さらに寺院の内部への入場者については、1日1200人に制限するとしています。 また、国内の観光客についても、日本円でおよそ6700円と、これまでの15倍もの料金に設定す
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