治療費は払えないが、交換はできる――。我が子として迎え入れたトイプードルの子犬に障害が判明した後、飼い主の男性(47)は、ペットショップから、そう告げられたという。 犬や猫などのペットは法律上、あくまで「モノ」として扱われる。でも、多くの飼い主にとっては、何ものにも代えがたく、愛情を注ぐ大事な家族だ。情報提供窓口「つながる毎日新聞」に寄せられたトラブルを取材した。【宮城裕也】 【写真まとめ】足の障害が判明したクリ 整った銀色の毛並みに、つぶらな瞳。 2021年9月、男性は何気なく訪れた東京都内のペットショップで愛くるしい子犬の姿を目にし、一瞬で心を奪われた。 実家では4匹の犬と生活をともにした。毎日の散歩や小まめなブラッシングをおっくうに思うことはあったが、落ち込んだ時には寄り添い、癒やしてくれた。山や海にも一緒に出かけた。社会人になっても犬との暮らしを望み、ペット飼育可のマンションに住ん
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