移住先の集落で大麻を所持していたとして、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部などは、長野、静岡両県に住む27~64歳の男女22人を大麻取締法違反︵所持、営利目的所持︶の疑いで逮捕し、25日発表した。同部によると、22人は小規模な音楽イベントを開催するなどして、緩やかな﹁大麻コミュニティー﹂を形成していたという。 同部によると、容疑者らは東京や神奈川などの都市部から長野県大町市、同県池田町の限界集落や、静岡県湖西市に移住。少なくとも6組12人は夫婦で、山中に点在する集落内の一軒家などに暮らしていた。 大町市美麻の自営業後藤聡容疑者︵46︶と妻順子容疑者︵43︶の自宅は、十数軒の戸建てが並ぶ集落の一角にある。集落に住む女性によると、2人の間には子どももおり、﹁子育てを頑張っているいい夫婦という印象だった﹂という。 池田町陸郷の会社員小坂茂登容疑者︵47︶と妻で自営業の愛美容疑者︵27︶の自宅は、
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