牛島司令官の軍服は中将の襟章が付いた上下で、ガラスケースに入れられている。妻から寄贈を受けたとの説明文も添えられている。15旅団の公式ホームページ︵HP︶でも写真を紹介している。 展示施設は広報資料館﹁鎮守︵ちんじゅ︶の館﹂。沖縄戦の経過をジオラマと映像、ナレーションで伝える﹁戦史模型﹂がある。ナレーションで日本軍を﹁わが軍﹂と呼ぶほか、スクリーンには﹁皇国の春﹂を待ち望む牛島司令官の辞世の句を投影する。施設では15旅団の活動も同時に紹介している。15旅団は本紙取材に対し﹁広報資料館は展示を分かりやすくし、建物の老朽化に対応するため刷新を予定している﹂と説明。軍服や戦史模型の取り扱いについて﹁今は決まっていない﹂と述べた。今月上旬から一般公開を中止していて再開時期は未定だという。15旅団はHPにも牛島司令官の辞世の句を掲載しており、皇国史観を受け継ぐものと批判されている。市民団体などが
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