イギリスのトラス首相の後任を決める与党・保守党の党首選挙でスナク元財務相が党首に選ばれました。 スナク氏は25日に首相に就任し、イギリスでは初のアジア系の首相となります。 イギリスでは、今月20日に辞任を表明したトラス首相の後任を決める与党・保守党の党首選挙の立候補が、24日に締め切られました。 スナク元財務相と、モーダント下院院内総務が立候補する意向を示していましたが、届け出をしたのはスナク氏だけで、保守党は、スナク氏が新しい党首に選ばれたと発表しました。 立候補には、保守党の下院議員のうち100人の推薦を得る必要があり、地元メディアによりますと、スナク氏には過半数に当たる190人近い議員が支持を表明したのに対し、モーダント氏は十分な数の推薦を得られなかったとしています。 党首に選ばれたスナク氏は、「イギリスが深刻な経済の課題に直面していることは疑いの余地がない。国が安定と団結を必要とし
Tory PM hopefuls need backing of 100 MPs by Monday to enter race
イギリスでは、政権の経済政策が市場の混乱を招いたとして、トラス首相に対して与党・保守党内からも辞任を求める声が上がっています。こうした中、トラス首相は公共放送BBCのインタビューで政権運営の非を認め、謝罪したものの、「次の総選挙に向けて党を率いていく」と述べて辞任は否定しました。 トラス政権は、イギリス国内のインフレ率が記録的な水準となる中、大型減税によって経済成長を促す政策を掲げてきました。 しかし、財政悪化への懸念から、通貨ポンドがドルに対して急落するなど市場の混乱を招いたと指摘され、看板政策を相次いで撤回したうえ、今月14日には政権発足から1か月余りで財務相を解任する事態となりました。 こうした中、トラス首相は17日、BBCのインタビューで「これまでの過ちの責任を認め、謝罪したい。光熱費の支払いや高い税率に直面する人たちを助けたかったが、われわれの対応は度がすぎ、性急すぎた」と述べ、
イギリス国防省はこのほど、イギリス軍の元パイロットが大金に釣られ、中国軍に専門知識を渡していたことが明らかになったと発表した。政府は、こうした元パイロットに対し、機密情報に関する警告を発した。
イギリスの新国王チャールズ3世を示す「ロイヤル・サイファー」(王を意味する組み合わせ文字)が発表された。王室の紋章や典礼を管理する紋章院がデザイン案を出し、チャールズ国王が選んだという。 ロイヤル・サイファーは君主を示す印として、政府機関や公的書類、郵便ポストなどに使用される。「C」はチャールズを、「R」は国王を意味するラテン語「Rex」を、「III」は3世を表している。
【読売新聞】 【ロンドン=工藤彩香】エリザベス女王の遺体を納めたひつぎの葬列は19日(日本時間20日未明)、多くの市民に見守られながらロンドンから近郊のウィンザー城まで移動した。 女王に別れを告げようとした市民のうち、沿道に並びきれ
英国会議事堂のウェストミンスターホールで、エリザベス女王のひつぎのそばに立つヘンリー王子(2022年9月17日撮影)。(c)Ian Vogler / POOL / AFP 【9月18日 AFP】英国のエリザベス英女王(Queen Elizabeth II)のひつぎが公開安置されている国会議事堂のウェストミンスターホール(Westminster Hall)で17日、女王の孫8人がひつぎを囲む儀式を行った。 チャールズ国王(King Charles III)の次男で、ウィリアム皇太子(Prince William)の弟であるヘンリー王子(Prince Harry)は女王死去からこれまでの行事で初めて軍服を着用した。 ヘンリー王子は英陸軍で2度のアフガニスタン従軍経験があるが、2020年に王室を離脱したため、これまで軍服の着用を認められていなかった。この日はチャールズ国王の特別な許可を受けて着用
英王室バッキンガム宮殿は15日、エリザベス2世の葬儀には、本人の個人的なリクエストが反映されると発表した。その中には、女王専属のバグパイプ奏者による哀悼曲の演奏も含まれているという。 エリザベス女王の国葬は19日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われる。イギリスで催される式典としては、第2次世界大戦以降で最大規模となるとみられている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く