はじめに テストでコード品質を担保していくことは、継続的インテグレーションの観点などで必要不可欠です。そして、十分なテストコードが書かれているかどうかの指標として、よく使われるものといえばテストカバレッジがあります。 Goではgo testコマンドと、go tool coverコマンドがカバレッジ計測の機能を担っています。今回は、これらのツールをより深く使い込んでいくために、既存機能の一歩進んだ使い方や最新機能について紹介します。 なお、本記事で紹介しているコマンドなどはmacOSで実行した場合の例となります。 オリジナルのカバレッジ統計データを集計する まずは既存のカバレッジの統計データを取得する方法を振り返り、より詳細な情報を集計するアプローチについて紹介します。 Goのカバレッジツールで出力できる統計データ 既存のgo testコマンドおよびgo tool coverコマンドで出力で
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