* 官能基のC原子と結合するのはC原子でもH原子でもよい︵他の分で官能基と結合するのはC原子に限る︶。 ** アルデヒドやカルボン酸、エステルの>C=O部分もカルボニル基に含めることがある。 *** 一例を挙げたが,本小委員会が掲載を推奨するものではない。2.活性化状態︵英語activated state︶ ︻現状︼遷移状態を表すのに,日本の高校教科書だけで使われている。 ︻案︼﹁遷移状態︵transition state︶﹂に変更する。 ︻理由・背景︼化学には﹁活性化された状態﹂が多いため,一般社会でも専門家コミュニティでも誤解を招きやすい。大学で﹁遷移状態﹂を教わるとき,ほかの﹁活性化された状態﹂も﹁遷移状態﹂の類だと誤解しかねない。反応論の前に学んだ﹁遷移元素﹂と混同しないよう,教員が適切に補足すればよい。 ︻補足︼化学反応は,十分なエネルギー︵﹁活性化エネルギー﹂に相当する︶を