(1)『木炭自動車 原理・製作から走行まで』(塩ノ谷幸造/著 パワー社 1996.5)p6~p7「木炭自動車では、ガスを作る装置(ガス発生炉)の中に木炭(すみ)を入れて燃焼させる。木炭を炉の中で燃焼させると、空気と反応して二酸化炭素(CO2)と多量の熱が発生する。その熱で二酸化炭素を一酸化炭素(CO)に還元する。炉の中で還元された一酸化炭素(CO)と、空気をガス混合器の中で適当な混合比で混合する。混合されたガスは、エンジンの吸入作用でシリンダの中に吸入される。吸入された混合ガスは、シリンダの中で圧縮され点火燃焼する。燃焼したガスは膨張しピストンを押し下げてクランクを回して仕事をする。」と説明されている。 (2)『まきバス三太号 木炭自動車復原ものがたり』(北川幸比古/作,保田義孝/絵 岩崎書店 1982.7)見返しにまきガス発生装置の図、発車の様子(まきをいれて火をつけ風を送ってクランクを
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