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第2回 炭素を市場で売買する欺瞞 月尾 嘉男 氏 米価を操作した享保の改革 薩摩藩島津家77万石、熊本藩細川家54万石というように各藩の規模を石高で表現し、遠山金四郎500石、長谷川辰蔵400石というように旗本の家格も石高で表現するなど、江戸時代は米価を経済の基本とする米本位制経済であった。その結果、現在の政府や地方公共団体が税収を増加しようと必死で努力しているのと同様、江戸時代の幕府も各藩もコメによる年貢の増大に努力していた。 五代将軍徳川綱吉の統治した元禄時代には、農民一揆は平均すると年間4件発生していたが、徳川吉宗が八代将軍に就任した享保年間になると、農民一揆の発生件数はほぼ倍増している。就任早々、米価が半値に急落し、逼迫した幕府の財政を再建するため、吉宗は経済の基礎であるコメの増収を目指して関東の飯沼新田や越後の紫雲寺潟新田などの開発を推進したが、その一方で年貢の増徴も実施
東京都の「環境確保条例」の改正案が6月下旬に成立し,約1300の大規模事業所に温室効果ガス排出の総量削減が義務づけられることになった。2020年までに,東京の温室効果ガス排出量を2000年比25%削減するという中長期目標の実現に向け,具体的な対策が動き出したわけである。 2005年度からスタートした現行の「温暖化対策計画書制度」では,大規模事業所に対して削減計画書と取り組み結果を提出させ,東京都が指導や助言を行うというものだった。だが,事業所の自主的な削減取り組みに委ねているだけでは中長期目標の達成は困難となり,業務・産業部門への規制が“総量削減義務”へと強化されることになった。 今回の条例改正で,温室効果ガス削減義務を負うことになる大規模事業所は,現行の「計画書制度」の対象とほぼ重なる。燃料や熱,電気の使用量が原油換算で年間1500キロリットル以上の事業所に加え,新たに一定規模以上のテナ
安価で有効なCO2抑制策は「熱帯林伐採の回避」:経済学者らがコストを計算 2008年7月24日 環境 コメント: トラックバック (1) Brandon Keim Photo: Brandon Keim 熱帯林を伐採から守ることは、低コストではないが、高すぎて払えないというほどでもない。しかもそれは、短期間で気候を変えるために人間ができる最善の解決策かもしれない。 『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)の最新号で発表された論文では、経済学者と生態学者からなるチームが、二酸化炭素を大量に吸収する熱帯林を現状のまま維持した場合の費用を計算している。 これは、熱帯林を保護するための第一歩に過ぎないが、重要な一歩だ。 「今まで誰も、そのための費用がどれくらい高いのか安いのか知らなかった」と述べるのは、論文執筆者の1人で、オハイオ州立大学のBrent Sohngen教授(農業経済学)だ。「われわれが
日立ライティングは2日、発光管部分と点灯回路部分路が分離する電球型蛍光灯「FTH15EL/13/ADE」(電球色)「FTH15ED/13/ADE」(昼光色)を、西友と共同開発したことを発表した。ともに白熱灯60W型相当の明るさで、対応ソケットはE26。製品の発売は10月1日。発売から6か月間は、西友でのみ販売される。 発光管と点灯回路を分離することで環境への負荷を減らし、さらにコストも低減した電球型蛍光灯「FTH15EL/13/ADE」「FTH15ED/13/ADE」 標準的な電球型蛍光灯の定格寿命は6000時間程度。プレミアムタイプでは1万時間を超えるものもあるが、いずれにせよ普通の電球型蛍光灯では、発光管が寿命を迎えると、蛍光灯全体を交換する必要がある。 「FTH15EL/13/ADE」「FTH15ED/13/ADE」は、発光管部分のみを取り替えることで、点灯回路部分を繰り返し使えるよ
京都議定書で日本に課された「-6%」の削減目標を実現するために、日本の森林が果たす役割は大きい。だが、日本各地で山林の荒廃が問題になっている。間伐コストが持ち出しになる、山林所有者が自分の山林の状況を知らない――といったことが要因だ。適切な山林管理をしなければ、目標達成はままならない。 この課題を解決するカギは山林管理の集約化による生産性の向上である。そのためには、各地の山林を管理している森林組合を活用することが欠かせない。森林組合が小規模な所有者をとりまとめ、山林整備を代行していくのだ。そして、もう1つが企業による山林の所有だろう。林業経営を主体にしている林業家に委ねることで、山林整備の集約化を図る。 森林組合による管理代行、大規模林業家による山林マネジメント。どちらも山林を管理する事業者の集約化、大規模化につながる動き。事業者が集約化すれば、生産性が向上し、サステイナブル(持続可能)な
洞爺湖サミットの開かれる洞爺湖町は,町内の白熱電球をすべて省エネの電球型蛍光灯に取り替えるとかいう話をひと月ほど前に聞いた。最初は,政府が音頭を取っているのかと思い,ちょっといやな感じがしたが,よくニュースを読むと,地元の観光協会の人たちが何とかサミットを盛り上げようと考えたお祭り的なイベントのようだ。電球型蛍光灯メーカーの協力で,町内の5000世帯を対象に無料配付したとのこと。 私は蛍光灯の色があまり好きでないので,家の照明にはずっと白熱電球を使ってきた。ただ,調光式ダウンライトとスタンドで室内は薄暗くしているので,それほど消費電力は多くないはずと思っている。ただこういうご時世なので,電球型蛍光灯というものがどんなものか,試験的に導入してみることにした。 世の中には私のような蛍光灯嫌いの人もいるが,照明の色などあまり気にしたことのない人も結構多い気がする。そういう人と議論すると,必ず負け
米陸軍の主任科学者:地球温暖化の原因は「太陽」 2008年6月 6日 環境 コメント: トラックバック (1) Noah Shachtman 米陸軍が、気候変動は人間に起因するものではないという主張をかかげて、地球温暖化をめぐる論争に加わった。 米陸軍研究局のBruce West博士は、「地球表面の平均温度の変化に直接関係しているのは……短期的な太陽放射の統計的変動と、より長期的な太陽の活動周期だ」と主張している。 『地球温暖化:フィクションの真実』(Global Warming: Fact of Fiction [原文ママ])という題されたブロガー向けの懇談会の一環として、West博士を交えた電話会議が、陸軍の広報担当者によって催された。この会議のテーマは「地球温暖化の原因および地球温暖化が、一部の科学者やメディアがたびたび示唆している原因によって生じているのではないとも考えられる理由」
「PS3の消費電力は冷蔵庫の5倍」調査結果 2008年6月 4日 環境 コメント: トラックバック (3) Charlie Sorrel オーストラリアの消費者団体Choiceが、日常的に使われる家電製品[16製品]について消費電力を調査した。その結果、調査した機器の中で最も成績が悪いのは、驚いたことにソニーの『PLAYSTATION 3』(PS3)だった。 調査によれば、PS3は電源を入れたままゲームをしない状態だと、1週間に31.74キロワット時の電力を消費する。これは冷蔵庫が消費するエネルギーのほぼ5倍、任天堂『Wii』をつけっぱなしにした場合のほぼ10倍に相当するという。 公正を期すために付け加えると、冷蔵庫は毎日24時間電源が入ったままだが、ゲーム機の場合はそうではなく、しばしばスタンバイモードになることになる。 こういうことにあまり気を回さない読者にぜひ知っておいてほしいのは、
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