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ブックマーク / apesnotmonkeys.hatenablog.com (136)

  • NHKスペシャル「松本清張と帝銀事件」 - apesnotmonkeysの日記

    土曜日 NHKスペシャルの「未解決事件」シリーズ第9弾のうち12月29日放送の第2部ドキュメンタリー「74年目の“真実”」をみました。 www.nhk.jp 重要な資料として紹介されている「甲斐捜査手記」は明治大学平和教育登戸研究所資料館が2018年に開催した「帝銀事件と登戸研究所」展でもとりあげられていたものですし、山田朗さんの『帝銀事件と日の秘密戦』を読んでいる者としてはさほど目新しい情報はありませんでした。テキストマイニングをつかって供述分析にとりくんでいる立命館大学の稲葉光行氏のとりくみについてはこの番組で初めて知りましたが。 他方、平沢氏は無実であるというメッセージはかなり強く打ち出しており、単に「真相は謎」ではなく「帝銀事件は冤罪」という側にコミットした番組になっていたと感じました。この点はかなり踏み込んでいたと思います。 それだけに残念なのは次の部分です。登戸研究所の元所員

    NHKスペシャル「松本清張と帝銀事件」 - apesnotmonkeysの日記
  • 袴田事件「みそ漬け実験」を東京高裁が視察 - apesnotmonkeysの日記

    木曜日 袴田事件において、事件発生から1年2ヶ月後に“発見”された5点の衣服。検察は当初の主張を変更しこれらが犯行時に着用されていたとしてきたわけですが、それらに付着していた血痕の「色」をめぐる争いに決着がつく可能性が出てきました。 弁護側は一貫して「1年2ヶ月もみその中に漬かっていたのに血痕の色が鮮やかすぎる」と主張してきました。今月1日、東京高裁が静岡地検で行われていた「みそ漬け実験」を視察。1年2ヶ月前に始められたものです。 newsdig.tbs.co.jp 現時点で東京高裁も静岡地検も声明は出していないようですが、視察に同行した弁護団は「赤みは残らず、黒っぽい色になった」と主張しています。 ところで、この実験について桜井昌司さんが気になることをブログで書いておられるのを読みました。 まあ言っても仕方ないことだが、真空パックにして脱酸素剤を入れた実験をするところか〔ママ〕腐れ組織の

    袴田事件「みそ漬け実験」を東京高裁が視察 - apesnotmonkeysの日記
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2022/11/23
    真空パックして脱酸素剤も入れるなんて、実験前からどこに問題が有ったか分かっててやってると自白してる様なもの。当局こそが犯罪的なのでは?
  • 「供述引き出す力」は「冤罪作り出す力」でもある - apesnotmonkeysの日記

    月曜日 今月の14日に「産経ニュース」に掲載されたコラム「増える黙秘…供述引き出す力 落ちていないか」が最悪でした。 www.sankei.com 「弁護士がついた瞬間に黙秘に転じる」から「弁護士がつく前にいかに供述を引き出せるかが勝負」だという「警察関係者」のコメントを無批判に引用している点によく現れているように、あれこれ言い訳はしていてもこれは完全に黙秘権の否定です。 科学的な操作手法の進歩により検挙率が近年上がっていることはこのコラムも認めているので、最後の拠り所は「遺族が望む真相の解明」のようです。しかしたとえ冤罪ではないケースでも、「真相の解明」は裁判であるべきです。さらにいうなら、被疑者・被告人が自分の供述が量刑にどう影響するかを考えずにすむ判決確定後にこそ、「真相の解明」の機会はやってくると考えるべきです。弁護士の介入を嫌がっておいて「取調室で容疑者と刑事の真剣勝負」などとは

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  • 「心の狭い学究」健在なり! - apesnotmonkeysの日記

    月曜日 先週末に SNS を中心に「検察庁法改正案」に対する異議申し立ての声があがり、新聞やテレビもとりあげる事態になったことはみなさんご存知のとおりです。黒川東京高検検事長の定年を脱法的に延長した際にはこれほどの批判は沸き起こらなかったことを考えると、「あのときにこのうねりがあれば……」という思いもありますが、「限定された世帯に30万円給付」という当初の案が世論の反発を受けて「一律10万円給付」に変わったことで、“学習性無力症”を脱することができたということなのかもしれません。 さてそうなると、これまでもあらゆる詭弁を弄して安倍政権を擁護してきた人々の反応が興味を惹くところです。 菊地誠氏は 検察庁法改正案に反対するのはもちろん構わないのだけど、その法案のどこが問題だと考えて反対するのかは、少なくとも自分の中でははっきりさせておいたほうがいいと思います。 令和4年度施行予定の法案なので、

    「心の狭い学究」健在なり! - apesnotmonkeysの日記
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2020/05/11
    この法改正で検察が単なる犬に成り下がるとなれば、そりゃ確かに経験者としては心中穏やかではいられまい。これは安倍晋三が現実以上に立派な人格者であっても批判せざるを得ないくらいの話だもの。>矢部氏
  • さらっと恐ろしいことが…… - apesnotmonkeysの日記

    -Yahoo!ニュース 2019年12月2日 「刑法の性犯罪に関する規定、さらなる見直しが必要か」 強制性交等罪など性犯罪に関する構成要件をさらに見直すべきかどうかについては今回は触れません。ここでとりあげたいのは見直し慎重派の宮田桂子弁護士の発言中にあった一節です。 2017年の刑法改正にあたり、私は法制審議会刑事法部会で委員を務めましたが、この改正自体、必要なかったと考えています。強姦罪から強制性交等罪へ変わったとき、法定刑の下限が懲役3年から5年に引き上げられました(準強制性交等罪も同じ)。これによって、判決に執行猶予が付けるのが困難になりました。 刑の下限が5年だと、酌量できる事情がないと執行猶予がつけられません。酌量の余地のある殺人はありますが、性犯罪ではまず考えられません。裁判官が無罪判決を出すのは勇気がいります。以前なら執行猶予でお茶を濁せました。改正後の無罪判決には、法定刑

    さらっと恐ろしいことが…… - apesnotmonkeysの日記
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2019/12/10
    こうやって確信がない時に有耶無耶にしてしまう様だと権威もへったくれも無いですね。日本じゃ「RBG 最強の85才」みたいな映画が作られない訳だ。リスペクトの持ちようがない。
  • 「再審漂流」 - apesnotmonkeysの日記


     -KKB鹿 201969   201990
    「再審漂流」 - apesnotmonkeysの日記
  • 全方位にひどい裁判 - apesnotmonkeysの日記


     Web 20190126  http://archive.fo/8jEiy SNS 調4
    全方位にひどい裁判 - apesnotmonkeysの日記
  • 『記者襲撃』 - apesnotmonkeysの日記


      30  調 
    『記者襲撃』 - apesnotmonkeysの日記
  • グラン・カナリア島の日本漁船 - apesnotmonkeysの日記


    E12261318 西 
    グラン・カナリア島の日本漁船 - apesnotmonkeysの日記
  • 2018-11-30 - Apes! Not Monkeys!  本館


      
    2018-11-30 - Apes! Not Monkeys!  本館
  • 松橋事件、再審開始が確定 - Apes! Not Monkeys!  本館

    朝日新聞DIGITAL 2018年10月12日 「松橋事件、再審開始が確定 特別抗告棄却、無罪の公算大」 1985年に熊県松橋(まつばせ)町(現・宇城〈うき〉市)で男性(当時59)が殺害された「松橋事件」で殺人罪などに問われて懲役13年の有罪となり、受刑した宮田浩喜(こうき)さん(85)の再審開始が確定した。最高裁第二小法廷(菅野博之裁判長)が10日付の決定で、再審請求を認めた熊地裁、福岡高裁の決定を支持し、検察側の特別抗告を棄却した。今後、やり直しの裁判が開かれ、殺人罪は無罪となる公算が大きい。 (中略) 一方、弁護側の請求で検察側が97年に開示した証拠から、「犯行後に燃やした」とされていたシャツの布が見つかり、弁護側はこれらを新証拠として12年に再審を請求。熊地裁は16年、自白について「体験に基づく供述ではないという合理的な疑いが生じる」と再審を認め、福岡高裁も17年に「犯人とす

    松橋事件、再審開始が確定 - Apes! Not Monkeys!  本館
  • 「未解決事件 File.07」 - apesnotmonkeysの日記


     File.07  955 調  
    「未解決事件 File.07」 - apesnotmonkeysの日記
  • 『黒い証拠 白い証拠 』『虚偽自白を読み解く』 - apesnotmonkeysの日記


    BS TBS 20180721 J    4848 SBS http://www.bs-tbs.co.jp/news/documentj/episode/?mid=documentj5SBS 
    『黒い証拠 白い証拠 』『虚偽自白を読み解く』 - apesnotmonkeysの日記
  • 「犯人になるしかないと思った」 - apesnotmonkeysの日記

    一審では無期懲役判決が出ていた旧今市市の女児殺害事件の控訴審では、検察側が殺害の日時と場所を大きく広げる訴因変更を請求し、裁判員裁判での審理がずさんだったのではないかと問題視されていました。昨日の公判ではこの訴因変更が認められるとともに、被告人質問では被告人が「決めつけられ、もう犯人になるしかないと思った」などと語ったと報じられています。 この「犯人になるしかないと思った」は、虚偽自白をするひとの心理として浜田寿美男氏が繰り返し指摘してきたものです。氏の虚偽自白に関する著書として現時点で(おそらく)もっとも新しいのは岩波書店の「シリーズ 刑事司法を考える」第1巻『供述をめぐる問題』に所収の第5章「虚偽自白はどのようにして生じるのか」だと思われますが、この論考にも「虚偽自白を語る心理―「犯人を演じる」ことで取調官との人間関係が結ばれる」と題した節があります。 もっとも、捜査段階で自白した被告

    「犯人になるしかないと思った」 - apesnotmonkeysの日記
  • 自分で勝手にハードルを上げて「こんなもん跳べるか!」と文句を言う人々 - apesnotmonkeysの日記

    ツイッターなどみているとわらわら湧いているようですが、ここはあびるんに代表選手を勤めてもらうことにしましょう。 産経ニュース 2018.3.27 【阿比留瑠比の極言御免】臆測で「お白州」に引き出すのか 与党側が滅多なことでは証人喚問に応じないから、まるで証人喚問されることがとんでもなく大変なこと、悪事を働いたと思われても仕方ないほどのペナルティであるかのような、間違った印象をもつひとが出てきてしまうんですね。すでに多くの方が指摘されているように、証人喚問は「お白州」ではないのであって、解明すべき疑惑があればバンバンやればいいんです。毎日だってやればいいんです。そうすれば逆に、誰かが証人喚問されたぐらいのことで犯罪者扱いするようなマヌケもいなくなります。 もう一つこのブログの関心事との関連で指摘できるのは、やはり「尋問」されることをすでにペナルティだとする発想です。だからこそ“犯罪を犯した証

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  • 袴田事件、DNA抽出実験に成功 - apesnotmonkeysの日記

    朝日新聞 2017年12月30日 袴田事件「みそ漬け7年」DNA抽出実験 弁護団が再現 1966年に旧清水市で一家4人が殺害された事件で死刑が確定し、静岡地裁の再審決定で釈放された袴田巌さん(81)の弁護団が今秋、地裁で採用されたDNA型鑑定を再現する実験を行った結果、7年半前にみそに漬けられた布の血痕からDNAを抽出できていたことがわかった。 弁護団が28日、取材に明らかにした。弁護団は「みそなどで汚れた試料からも、血液のDNAを抽出できることがはっきりした」と主張している。 (後略) 記事の見出しに関連するのは上記の部分ですが、この記事では後半で次のような指摘がなされています。 約5年間に及んだ静岡地裁の審理では、「犯行時の着衣」とされたシャツの血痕を最新技術でDNA型鑑定するよう弁護団が求めたのに対し、検察側は「血痕は古く、みそに漬かっていて、汗や唾液(だえき)など血液以外の成分で汚

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  • 一審有罪なのに控訴審で検察が訴因変更! - apesnotmonkeysの日記

    朝日新聞 2018年1月11日 「栃木小1殺害、検察が場所など訴因変更請求 立証困難か」 2005年12月に栃木県今市市(現日光市)の小学1年の女児(当時7)が殺害された事件で、殺人などの罪に問われ、一審・宇都宮地裁で無期懲役の判決を受けた勝又拓哉被告(35)の控訴審で、東京高検が10日、女児の殺害場所を遺体の発見現場の林道から「栃木県か茨城県内とその周辺」に変更する「訴因変更」の請求を東京高裁に行ったことが、関係者への取材で分かった。 (後略) 一審で無罪になったから訴因変更で有罪判決を取りに行く……というのじゃないんですね。これじゃ、検察が一審の有罪判決を否定したようなものです。 まだ冤罪だったとは限らないわけですが、捜査のあり方、有罪判決を下した裁判員裁判のあり方が問われる必要があることは間違いないでしょう。

    一審有罪なのに控訴審で検察が訴因変更! - apesnotmonkeysの日記
  • 『アイヒマン・ショー』 - apesnotmonkeysの日記


      The Eichmann Show 2015  
    『アイヒマン・ショー』 - apesnotmonkeysの日記
  • 野次と自白の強要 - apesnotmonkeysの日記


    SNS 2010NHK
    野次と自白の強要 - apesnotmonkeysの日記
  • 控訴審で証拠としてもよいくらいの仰天記者会見 - apesnotmonkeysの日記


      20171107     
    控訴審で証拠としてもよいくらいの仰天記者会見 - apesnotmonkeysの日記