ブックマーク / somethingorange.jp (2)
-
﹁ホス狂い﹂という言葉をご存知だろうか。 主に女性をあいてにする遊興施設であるホストクラブに通いつめ、何百万、何千万という大金を浪費して﹁ホスト遊び﹂に夢中になる女性たちを指す俗語だ。 そういった女性たちのなかには、違法な売春を行ってそのカネをホストに貢ぐ人物が少なくないことが知られており、社会問題化している。 ホス狂い ~歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る~︵小学館新書︶ 作者:宇都宮直子 小学館 Amazon ホス狂い 作者:大泉りか 鉄人社 Amazon メイド喫茶で働いてお金貯めて整形してコスプレイヤーになってホス狂いしてAV女優になった話 hilia TALK 作者:高嶋 めいみ 主婦の友社 Amazon そうでなくても一般に﹁ホス狂い﹂は社会的逸脱として見られる行動であり、社会が彼女たちを見る目は冷たい。 もちろんインターネットでもそうで、ツイッターを検索すると、そのよう
-
話題の一冊﹃検証 ナチスは﹁良いこと﹂もしたのか?﹄を読んでいる。 検証 ナチスは﹁良いこと﹂もしたのか? (岩波ブックレット) 作者:小野寺 拓也,田野 大輔 岩波書店 Amazon ﹁ナチスは﹁良いこと﹂もした﹂という俗論を専門家の視点から批判的に検証した本で、とても面白いし、勉強になる。 本書では﹁ナチスは﹁良いこと﹂もした﹂という一種のまぜっかえし的な理屈が取り上げられ、それが歴史学的には端的に﹁まちがい﹂といってしまえることを詳細に検証していく。 そうはいってもナチスも﹁良いこと﹂もしているのではないかと漠然と考えているような人にとっては刺激的な内容といえるだろう。 歴史一般やいわゆる﹁歴史修正主義︵リヴィジョニズム︶﹂について知りたい方には文句なしにオススメできる一冊だ。 もっとも、﹁文句なし﹂というのは少し過言であるかもしれない。 ぼくはナチスやドイツ史について何ら専門的な知
-
1