富士通幹部に証言要請 郵便局会計ソフト冤罪事件―英下院委 2024年01月10日07時37分配信 ロンドンの郵便局(EPA時事) 【ロンドン時事】英国で多数の郵便局長らが現金を盗んだなどとして起訴された冤罪(えんざい)事件を巡り、欠陥のある会計ソフトを提供した富士通の幹部らが英下院委員会に証言を要請されたことが9日、明らかになった。複数の英メディアが伝えた。 バンクシーの切手発売に列 「ロシアへの思いを表現」―ウクライナ フィナンシャル・タイムズ紙などによると、郵便局の運営会社は1999年、富士通の英子会社が開発した会計ソフト「ホライゾン」を全国の支店などに導入。その後、多くの店舗で現金の残高と会計記録が一致せず、2015年にかけて局長ら700人以上が詐欺や横領などの罪で起訴された。後に会計ソフトの欠陥が原因と判明したが、有罪が取り消されたのは一部にとどまっているという。 下院ビジネス貿易
土曜日 NHKスペシャルの「未解決事件」シリーズ第9弾のうち12月29日放送の第2部ドキュメンタリー「74年目の“真実”」をみました。 www.nhk.jp 重要な資料として紹介されている「甲斐捜査手記」は明治大学平和教育登戸研究所資料館が2018年に開催した「帝銀事件と登戸研究所」展でもとりあげられていたものですし、山田朗さんの『帝銀事件と日本の秘密戦』を読んでいる者としてはさほど目新しい情報はありませんでした。テキストマイニングをつかって供述分析にとりくんでいる立命館大学の稲葉光行氏のとりくみについてはこの番組で初めて知りましたが。 他方、平沢氏は無実であるというメッセージはかなり強く打ち出しており、単に「真相は謎」ではなく「帝銀事件は冤罪」という側にコミットした番組になっていたと感じました。この点はかなり踏み込んでいたと思います。 それだけに残念なのは次の部分です。登戸研究所の元所員
木曜日 袴田事件において、事件発生から1年2ヶ月後に“発見”された5点の衣服。検察は当初の主張を変更しこれらが犯行時に着用されていたとしてきたわけですが、それらに付着していた血痕の「色」をめぐる争いに決着がつく可能性が出てきました。 弁護側は一貫して「1年2ヶ月もみその中に漬かっていたのに血痕の色が鮮やかすぎる」と主張してきました。今月1日、東京高裁が静岡地検で行われていた「みそ漬け実験」を視察。1年2ヶ月前に始められたものです。 newsdig.tbs.co.jp 現時点で東京高裁も静岡地検も声明は出していないようですが、視察に同行した弁護団は「赤みは残らず、黒っぽい色になった」と主張しています。 ところで、この実験について桜井昌司さんが気になることをブログで書いておられるのを読みました。 まあ言っても仕方ないことだが、真空パックにして脱酸素剤を入れた実験をするところか〔ママ〕腐れ組織の
(CNN) 米アーカンソー州で2017年4月にリデル・リー元死刑囚(殺人罪で有罪)の刑が執行された件をめぐり、殺人に使われた凶器から別人のDNAが見つかったことが分かった。リー元死刑囚は最期まで無実を訴えていた。 【音声】「最期の言葉はこれまでと同じで常に変わらない。私は無実だ」執行前に肉声で語る リー元死刑囚は1995年に死刑相当の殺人罪で有罪を言い渡された。その2年前、当時26歳のデブラ・リースさんが首を絞められ、小型の木製バットで殴られて遺体で見つかる事件が起きていた。 リースさんの隣人数人は調べに対し、リー元死刑囚がそばにいるのを目撃したと証言。ただ、元死刑囚一家の代理人が提起した訴訟では、「リー氏と被害者殺害を直接結びつける物証は存在しない」と主張していた。 リー元死刑囚は刑執行前に英BBCの取材に応じ、「私の最期の言葉はこれまでと同じで常に変わらない。私は無実だ」と語った。 死
「逮捕の意味も分からなかった」 無罪確定的な元看護助手、県警の不当捜査語る 2020年2月4日 7:00 「私は殺していません」。16年におよぶ殺人の汚名をそそぐため、大津地裁で3日、西山美香さん(40)は再審に臨んだ。言葉を振り絞って弁護人の質問に答え、虚偽の自白に至った経過や、刑事からの差し入れなど、県警の不当な捜査を証言していった。はっきりと「冤罪(えんざい)」を証明するように。 「(担当の)男性刑事ともっと長くいられるから、うれしい」。被告人質問で、西山さんは16年前の逮捕時の気持ちを述べた。「逮捕の意味も分からなかった」 幼い頃から、成績優秀な2人の兄と比べられ、劣等感があった。逮捕前から身の上話を聞いてくれ、「君も賢いよ」と言った刑事を好きになった。留置場から取調室へ出してくれる「白馬の王子様」だと思った。 その気持ちに便乗するような捜査を、西山さんは被告人質問で明らかにしてい
38年前、鹿児島県大崎町で義理の弟を殺害した罪で服役した90歳の女性の再審、裁判のやり直しを鹿児島地方裁判所が認めたことについて、検察は決定の内容を不服として高等裁判所に即時抗告する方針を固めました。 また、共犯として懲役刑が確定し、その後死亡した原口さんの元夫の遺族が求めた再審についても認めました。 検察は、今回の決定の内容を不服として福岡高等裁判所宮崎支部に3日、即時抗告する方針を固めました。 決定では、弁護団が提出した鑑定結果などを新たな証拠と認めたうえで「証拠を総合的に判断すると、殺害行為がなかった疑いを否定できない」と判断しましたが、検察は、死因などについての裁判所の判断は受け入れられないと判断したと見られます。 即時抗告が行われれば、再審を認めるかどうか改めて高等裁判所が判断することになります。
道交法違反関係の裁判例を検索していたら、「これはひどい」という裁判例にヒットした。面白いので紹介しておく。 事件そのものは昭和50年。裁判は刑事が昭和51~52年、民事が昭和58~61年と、かなり古い話ではある。 以下に流れをまとめてみた。 昭和50年5月4日、タクシー運転手のAがタクシーを運転していたところ、路上で交通整理をしていた警察官Kの脇にA車両が停止し、AとKは会話をした。 KはAに対し、Aが道交法違反(進路変更禁止違反)をした旨を告げ、執拗に運転免許証の提示を求めるなどした。なお道交法違反の事実はなかったし、Kが道交法違反を疑うべき合理的な理由もなかった。 AはKに反論して口論になった。Aは車を発進させて立ち去ろうとしたため、KがAの右腕を押さえた。Aがこれを振りほどこうとするなどして、もみ合いになった。この際に、Aの右手がKの顔に当たり、Kは加療約1週間を要する顔面挫傷を負っ
2014年3月の静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(80)の即時抗告審で、東京高裁と東京高検、弁護団による3者協議が7日、同高裁であった。弁護団が求めていた全証拠の一覧表(証拠リスト)の開示について、大島隆明裁判長は現時点で検察側に開示命令を行わないことを決めた。また、弁護側DNA型鑑定の検証実験に一定の進展があったことも伝えられた。 証拠リストの開示については、6月下旬に弁護団が申立書を同高裁に提出、その後、開示に反対する検察側と弁護側の間で激しいやりとりが続いていた。弁護団によると、これに対して大島裁判長は7日の3者協議の席上、「(証拠リストの開示は)『命令せず』と決めた」と述べた。 また、大島裁判長は、静岡地裁決定の根拠になった弁護側DNA型鑑定の検証実験について、実験の具体的方法などを決める「予備実験」から、実際の試料を用いて行う「本実験」に入ったことを伝えたという。 た
警察官に暴行した事実がないのに逮捕、勾留されたとして、会社経営の二本松進さん(68)(東京都新宿区)らが、東京都などに計約910万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(白石史子裁判長)は1日、都に240万円の支払いを命じた1審・東京地裁判決を支持し、双方の控訴を棄却する判決を言い渡した。 高裁判決によると、二本松さんは2007年10月、違法駐車の取り締まり中だった警視庁築地署の警察官に暴行したとして、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕されたが、東京地検は不起訴(起訴猶予)とした。 高裁も1審と同様、警察官の説明が変遷していることなどから、「暴行の事実はなく、逮捕は違法だった」と認定した。 警視庁の話「主張が認められず残念。判決内容を検討し、対応を決める」
一九六七年に利根町で男性が殺害された布川事件で、再審無罪が確定し、約一億九千万円の国家賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしている桜井昌司さん(68)と支援者が十日、水戸地検にあらためて全ての証拠開示を求める要望書を提出した。 桜井さんは昨年四月にも同様の要望書を地検に出したが、地検側からはその後、新たな証拠開示はない。弁護団は訴訟で、共犯者とされ再審無罪が確定した杉山卓男さん(68)を取り調べた録音テープや、桜井さんのポリグラフ検査(うそ発見器)の記録紙などを出すよう求める文書提出命令を地裁に申し立てている。 水戸市内で十日、記者会見した桜井さんは「検察は間違いを闇に閉ざすのではなく、誠実に対応してほしい」と話した。谷萩陽一弁護団長は「公判で出てこなかった記録を検察が自ら開示する決断をしてほしい」と訴えた。
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