﹁Open Container Initiative︵OCI︶﹂は、2015年当時、DockerとCoreOSがそれぞれ別に標準化を進めていたコンテナーの仕様を統一することを目的に、Docker、CoreOS、およびAWS、Google、Microsoft、IBMなど主要プラットフォームベンターが参加して2015年6月に発足した団体だ。2年後の2017年7月に、コンテナーランタイムとコンテナーイメージの最初の標準仕様﹁OCI v1.0﹂を発表。現在主要なコンテナーランタイムはすべてOCI v1.0に準拠しており、OCIが目指したコンテナーがプラットフォーム間でポータブルになるエコシステムが実現されつつある。 OCIは、コンテナーオーケストレーターKubernetesのプロジェクトを主導する団体Cloud Native Computing Foundation︵CNCF︶と技術連携している。
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