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都知事選
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最近はデザインの範囲がかなり広がり、デザイン思考や、UXデザイン、そしてサービスデザインなど「見た目」だけではないデザイン領域が注目されている。 それと同時に「デザイナー」と呼ばれる人の中で基本的なビジュアルデザインに関する知識が乏しい人も少なくはなくなってきた。 しかし、いかなるデザインフィールドであったとしてもデザインの基礎知識が重要であることには変わりない。 英語のdesign, Design, DESIGN その違いを知っていますか? そこで今回はヴィジュアルデザインの細部に関する視覚的錯覚 = 錯視に関しての11のポイントを紹介したい。 一流デザイナーはみんな知っている”錯視調整”「神は細部に宿る」と言われる通り、”良いデザイナー”と”素晴らしいデザイナー”を分けるポイントの一つに、細かい部分の作り込みが挙げられる。 デザインソフトを使って自動調整しても何故かしっくりこない時があ
「欲しいです」「いいですね」― 新商品や新規事業開発の現場は、顧客のこうした声を聞きながら、市場で求められる価値を提供しようと努力している。 多くの企業では顧客のニーズを最優先に考え、リサーチやヒアリングでユーザーの意見を聞きながら、優秀なチームを組み、きちんと商品を作り上げているはずだ。しかし、残念ながらそれでも失敗する新商品や新規事業があとを絶たない。 これらのほとんどが実は、「そもそもニーズがなかった」ことで失敗している。スタートアップにおいても、事業が失敗した理由の1位(42%)は「市場のニーズと合っていない」というものだ。 顧客が欲しいものになっているのかというのは商品を作るときに肝となるポイントだ。 そもそものニーズの捉え方が間違っていれば、どれだけ優秀なスタッフを結集させ、完全無欠の商品を作り、卓越したマーケティングをしても失敗する可能性が高くなる。 それどころか、しっかり作
最近Webサイトやスマホアプリを利用していてふと気づいたことがある。 「あれ、さっき見てたのどれだっけ?」と思うくらい無意識のうちにどれだったかがわからない状態。そう、アイコンがどれも似ている。その感覚自体は以前にもあったのだが、今回は趣が少し違う。 以前は「アイコン全てカラフル問題」だったのが、今回は「アイコンどんどん黒くなっていく問題 = ブラック化現象」が発生している。 そう、最近は白と黒のアイコンがあまりにも多くないか?そんな気がして少し考察してみることにした。 【トレンド分析】最近のアイコンのデザインが似通ってきている問題 X → Twitterへのドラスティックなリブランドの衝撃まずその傾向の代表が、爽やかな水色からシックなモノトーンになった Twitter、いや、Xだろう。
昨今のホットトピックといえば、TwitterからXの社名・サービス名・ロゴ変更に関するリブランディングだろう。突然かつ大胆な変化に驚き、今後の動向が気になっている方は多いはずだ。 ビートラックスが7月より開始したPodcast「BTRAXのCEOによるサンフランシスコ・デザイントーク」においても早速本件を取り上げた。 本記事では、「【第2回】Twitter→X 事例から考えるリブランディングのポイント」をまとめる形で、デザインやブランディングの目線で捉えたTwitterからXへのリブランディングを解説していく。 ブランディングとリブランディングまずはキーワードとなるブランディングとリブランディングそれぞれに対する簡単なご説明から。 ブランディングは、何もないところからブランドを築いていく。一方で、リブランディングは、既存のブランドを変更させた方が、より企業価値を高められる、もしくは企業の指
誰もが毎日使っている絵文字。現代のコミュニケーションにおいて欠かせないものになっている。 絵文字を使うことで、簡単に相手に感情を伝えることができたり、文字だけのメッセージと比べて雰囲気が和らいだりする効果がある。 世界では毎日60億の絵文字が使われており、アメリカでは1人が1日当たりに送る絵文字の数は平均で96とされている。 この記事では、グローバルデザインとしての絵文字や、コミュニケーションにおける絵文字の役割、情報伝達、さらに、文化間で異なる絵文字の意味といった観点から解説していく。 世界的に浸透したグローバルデザイン「絵文字」は日本発祥海外でのそのまま”emoji”と呼ばれていることからもわかるように、絵文字は日本発祥である。 世界最初の絵文字は、1999年にドコモのデザイナー栗田 穣崇 (くりたしげたか) 氏によって作られた。12×12ピクセルのグリッドでデザインされており、テキス
現在のシリコンバレーにおけるスタートアップエコシステムの源流を作ったのは間違いなくAppleだろう。 そのAppleの黎明期だった1984年にエヴァンジェリスト (伝道師) として参画したのが日系アメリカ人のガイ・カワサキだ。彼はAppleの魅力を世界に広げることで、マッキントッシュの成功に大きく寄与した。 現在は起業家 / ベンチャーキャピタリストとして活躍している彼は、これまでに多くの起業家に対して投資家、アドバイザーとしての立場から多大なる影響を与え、成功に導いてきた。また、複数の関連著書を通じてスタートアップ成功のための「法則」を伝えている。 起業家にありがちな10の定番ミス今回はそのガイ・カワサキが以前にUCバークレーで行った講演「スタートアップ起業家にありがちな10の間違い」を動画共に紹介したい。 どれもかなり “あるある” な感じで、すでに体験したことのある人も多いと思うが、
筆者にとって初めてとなるサンフランシスコ滞在中、GoogleのUX Lead DesignerであるSteven Ma氏によるUXワークショップに参加した。 参加した理由は主に2つ。一つは単純に、デジタルプロダクトデザインの第一線で活躍するデザイナーの話を聞いてみたかったという理由。 もう一つは、筆者自身もワークショップでファシリテーションを行っているため、ワークショップそのもののデザインとファシリテーションの仕方を見て学びたかったというものだ。 ワークショップの内容としては、これからUXを学んでみたいと考えている人たち向けにデザインシンキングやUX、UIのイントロダクションが中心となるもので、筆者も以前受講、終了した Google UX Design Professional Certificate のコース内容をざっと網羅するものであった。 普段東京でデザイナーとして仕事をしている筆者
最近SNSなどでデザインシステムに対する注目度が増していると感じる。 昨年、日本のデジタル庁がデザインシステムを公開し、ニューヨークとパリに拠点を置くデザインエージェンシーのAREA 17によってOpenAIのデザインシステムが公開された。 デザインを専門職としていない方でも、「デザインシステム」という単語を見かけたり、さまざまな企業のデザインシステムを見る機会が増えたと感じているかもしれない。 本記事では、デザインシステムが生まれた経緯や存在理由をはじめ、デザインシステムの基礎をご紹介したい。 デザインシステムとは何か?デザインシステムとは、デザインに関わる複数の要素(色やフォントなどさまざまなもの)をひとつに管理したものである。 なぜデザインシステムが必要なのか?デザインシステムの存在意義は主に次の2点と考えられる。 一つは、デザインチームの生産性向上のため、もう一つは、デザインの品質
TEDで大人気になったトークや、著書『WHYから始めよ! インスパイア型リーダーはここが違う』で有名なサイモン・シネック。成功する会社とそうでない会社の違いや、ビジョンやパーパスの重要性を説く彼は、アメリカをはじめ世界中でリーダーシップを学ぶ多くの人々から支持を得ている。 彼の提唱するスタイルは「サーバントリーダーシップ」と呼ばれるもので、21世紀のリーダー手法として取り入れている企業も多い。 今回は冒頭のトーク以外にも数多くの素晴らしいスピーチを行っているサイモン・シネックから、リーダーシップに関しての12のポイントを、動画と共に学ぼうと思う。 1. 世界最強チームメンバーに共通する特徴とは?会社が成長するには優れたチームが必要になる。しかし、どうすれば優れたチームを生み出すことができるのか?そこで彼が注目したのが世界最強と言われるアメリカ海軍のエリート部隊、ネイビーシールズだ。 彼は実
前回の「いまさら聞けない生成AIの基本【生成AI Vol. 1】」に続き、生成AIに関して第2弾の記事をお届けする。今回のトピックは「プロンプト」。できるだけ専門用語を使わずにわかりやすく解説していこう。 2023年3月に開催されたウェビナーにて講演を行なった内容を一部抜粋してお届けする。 生成AIに欠かせない「入力 = プロンプト」文字や文章を出力してくれるChatGPTや画像生成系のAIサービスを利用する際に不可欠なのが「プロンプト」である。 プロンプトはユーザーがAIに対して行う「入力」。それ以上でもそれ以下でもない。 たとえばChatGPTに、「日本の都道府県とその県庁所在地をテーブルで表示して」と入力すれば下記のアウトプット (抜粋) が得られる。そして入力したその文章こそが「プロンプト」だ。 プロンプトを書く際のコツでは、プロンプトはどのように書いたら良いのだろうか? その答え
著者はサンフランシスコにある大学に通うデザイン科の学生だ。 現在Senior Projectと呼ばれる、いわゆる卒業制作の授業を取っているのだが、そこで初心に戻ってデザインの定義について考え直すレクチャーを受けた。今回は、その授業での学びをまとめてみたい。 アメリカの学士号システムについてまず、アメリカの大学の学士号 (Bachelor’s Degree) は、日本と同様に理系と文系に分けられる。 理系は Bachelor of Science (B.S.) で、文系はBachelor of Arts (B.A.)だ。 文系と理系に分ける日本教育の限界とそのリスク Bachelor of Scienceの専攻は、Biology (生物学)、Chemistry (化学)、Mathematics (数学)、Computer Science (計算機科学)、Neuroscience (神経科学)
とある起業家は言った。 「成功のスケールが小さすぎるし、どうせアメリカの真似事のようなサービスばっかりなんで」 彼は日本の大学を出た後にサンフランシスコに来て、起業した。世界トップレベルの才能が集まるこの街は、スタートアップの中心地でもある。それゆえにとてつもなく競争は激しく、コストも高い。 だったら、日本で起業して上場を目指す方がより高い確率で成功できるのではないか?それも、比較的コストを下げながら品質の高いチームを構成して。 でもその選択肢を選ばなかった。最初から世界に勝負して、グローバルに通用するサービスを生み出したい。その気持ちが現在の彼を動かしている。 まずは国内で成功してから海外進出はNGその一方で、多くの企業がまずは日本国内でサービスを展開し、その後でグローバル展開を進めようとするケースが多い。これは一見ロジカルで、理に適っているように思われる。 国内でしっかりとした顧客と経
今年も経産省によるイノベーター創出のためのプログラム「始動 Next Innovator」の選抜グループがシリコンバレーに訪問している。彼らはこの地のスタートアップカルチャーを吸収し、自分たちの新たなビジネス作りに繋げる。 このプログラムの第一期から僕はメンターとして協力させていだだき、メンタリングを通じて、これまでに100名以上の起業家たちに対してビジネス、マーケティング、デザイン面を中心にアドバイスを提供してきた。 イノベーションを生み出すために -空想者から行動者に変革する5つの方法- 始動プログラムより 始動プログラム参加者の多くは大企業内のイントレプレナー始動プログラム参加者の方々の多くがスタートアップの起業家というよりは、大企業内におけるいわゆる「イントレプレナー」と呼ばれる人たち。 企業が持つ既存のアセットを活用し、イノベーティブな新規ビジネスを生み出すのがその役割だ。 ご存
今年も世界最大のテクノロジーカンファレンス、CESがラスベガスで開催された。 かなり遅いタイミングとなってしまったが、現地に参加したレポートをお届けする。 主要メディアを中心に多くの方々がかなり包括的な記事を書かれているので、僕自身は自分が感じたバイアス満載のぶっちゃけな「裏CES」という文脈でこの記事をお届けする。 CES 2024 ガイド: 世界最大のテックカンファレンスの基本情報と見どころ7選 メディアは教えてくれない裏CESそう。多くのメディアはどれだけ「凄い」テクノロジーやプロダクトが発表されたかに焦点を絞り、やや “盛った” 感じのレポートに終始している。 そうするのがメディアの役割であるためだからだが、場合によっては参加したレポーターの正直な感想が書きにくくなっているのではないだろうか。 実際に参加したメディア系の方々に聞いても「ぶっちゃけはこうなんだけど、建前上はこのように
2023年もすでに2週間目に突入し、そろそろ本格的に仕事モードに入った人たちも多いのかな?と思う。こちらサンフランシスコでは、ここ数年のコロナムードから一変、すでにコロナ明け感満載だ。 とはいえ、世界的にみてみると、パンデミックや戦争、異常気象や金利の上昇などなど、人々の生活と働き方が大幅に変化したことで、世の中には解決しなければならない課題が数多く存在している。 2023年に世界を変えるイノベーション予測 10選 特にテクノロジーを活用して課題解決を進めるスタートアップにとってみると、この時代の変革期は大きなチャンスでもある。今年も私たちはアメリカで流行りそうなサービスやスタートアップをどんどん紹介していこうと思う。 2023年に注目のスタートアップサービスということで、btraxの代表としてサービスデザインの側面から日々複数のサービスを見ていく中で、今年も注目のスタートアップとヒットす
毎年恒例その年に無くなってしまったスタートアップまとめ。その失敗理由などから学ぶことで、今後の役に立てようというのが目的。 特に新陳代謝の激しいスタートアップ業界では、派手な成功ストーリーの裏では、連日新しい企業が生まれては消えている。 スタートアップの90%は5年以内に消滅IBM Institute for Business Value and Oxford Economicsの調査によると、新規スタートアップの実にその90%は5年以内に無くなると言われている。 その失敗理由やサービス内容を知るだけでも今後の大きな学びになる。 ベンチャー企業とスタートアップ その定義と違いとは? 2022年はスタートアップにも厳しい年になった2022年はそろそろコロナ明けで、世界経済も上向きになるかと思われた矢先、露・ウクライナ紛争が悪化し物価が上昇、米国の金利上昇政策やインフレの影響もあり、株式が暴落
*2023年5月更新 以前にも紹介したサンフランシスコの自動運転タクシー Cruise. これまでは深夜営業 (10pm-5am) のみだったのがやっと日中でも利用できるようになった。こんな感じで既に無人カーが街中を縦横無尽に走ってます。 pic.twitter.com/2sdzQNKNYW — Brandon K. Hill | CEO of btrax 🇺🇸x🇯🇵/2 (@BrandonKHill) May 1, 2023 サンフランシスコの街を歩いていると、頻繁に屋根の上やドアの横に各種センサーやカメラのついた車を見かけることがある。これらは自動運転を実現するためのテスト走行を行っている車両で、WaymoやZooxなどのスタートアップのもの。 そんな自動運転車両の中でも、一際目立つのが白とオレンジでカラーリングされた Cruiseの車両。彼らのオフィスが我々 btraxと同じ
アメリカにおいて、アニメは絶大な人気を誇っている。 2022年7月にロサンゼルスにて開催されたAnime Expoでは、10万人を越える来場者が駆けつけ、非常に大規模なイベントとなっていた。 下のデータからも分かるように、アメリカのアニメ市場は急速に拡大中であり、2030年には500億ドル以上の収益が見込めるという。 その中でも、日本のアニメの輸出先としても、アメリカは大きな割合を占めている。 今回は、アメリカにおいて日本のアニメがどのように広まっているのかを、btraxが行ったユーザーインタビューと定量データをもとに、認知から定着までのフェーズに分けてまとめていく。 そして、2022年現在アメリカで人気を集める日本のアニメを3作品取り上げ、これらがどのようにアメリカで認知を獲得し、視聴され、人気を集めたのかを、最新の事例とともにご紹介する。 アメリカにおいて、どのように日本のアニメが広ま
アメリカで成功している起業家の多くが大学を出ていない。もしくは大学院をドロップアウトしてる。例えば: スティーブ・ジョブズ: リード大学中退マーク・ザッカーバーグ: ハーバード大学中退ビル・ゲイツ: ハーバード大学中退ジャック・ドーシー: ニューヨーク大学中退イーロン・マスク: スタンフォード大学院を2日で中退そしてこれは必ずしも上記のようなシリコンバレー系起業家に限ったことではない。 成功者の多くがかつては劣等生アメリカでは成功者の多くが学生の頃は劣等生。Fortune誌によるトップ500社のCEOの過半数が大学時代の成績平均評価がCもしくはCマイナスだった。 また、歴代大統領の学生時代の成績は、ほぼ4人に3人が平均以下。億万長者の起業家の過半は大学すら卒業していない。 参考: 世界を変えているのは頭の良い不良たちだ 日本の大学に入れず、逃げるようにアメリカへちなみに僕自身も似たような状
現在弊社はクライアントワークで、とあるアプリの開発に携わっている。 ヘルスケア系のサービスに興味や関心はあるけれど、日常の習慣の中に取り込めていない人にも利用してもらえるようなサービスを作ることを目的としている。 どうしたら、ユーザーにサービスを継続してもらえるか?という課題にフォーカスして、社内アイディエーションと、クライアントも含めたワークショップ形式で、アイディア出しを行った。 その際、ヘルスケア系に限らず、さまざまなジャンルのアプリをリサーチして参考にした。 この記事では、リサーチをもとに、継続のしやすさという観点で優れていると感じたサービスをご紹介する。 日々の記録や言語学習のような、「使い続けてもらうこと」に本質があるアプリを中心にピックアップし、それぞれのアプリが実践している継続しやすいポイントをまとめてみた。 DuolingoNike Run ClubForestmuute
メンタリングなどを通じたスタートアップの起業家を見ていて、ふとした違和感を感じることがある。それは、何の為にスタートアップをやっているのか?という点。 起業する目的は主に、社会の解題解決、自己実現、お金儲けなど、いくつかあると思うが、それとは別に「キラキラ」に引き寄せられているケースもあるんじゃないか?と感じる。 自分が目立つこと。最新トレンドに乗っかること。資金をたくさん集めること。ありえないレベルの夢を掲げて注目されること。それ自体には全く問題はないが、手段が目的になってしまう状態には違和感を感じる。 実はこの状態はアメリカでも定期的に話題になる、俗に “Shiny Object Syndrome” と呼ばれる状態。日本語にすると「キラキラ症候群」といった感じだろうか? スタートアップの落とし穴 – キラキラ症候群とはスタートアップの起業家の多くは、一般的な人々よりぶっ飛んだ感覚を持っ
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