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Raspberry Pi、LEDマトリックス、スピーカーを搭載したデバイスを作成し、古い暖炉で薪が燃える様子を疑似的に再現するプロジェクトをRaspberry Pi公式ブログが紹介した。 このデバイスは、暖炉の中でゆらめく炎のように明滅する照明、薪が燃える音の再生、光と音の強さを調節するノブという、3つの機能を搭載することを目指して作成された。 全体の制御にはRaspberry Pi Zero 2 Wを採用し、炎のゆらめきを再現するために、AdafruitのLEDマトリックス「NeoPixel 8×8 NeoMatrix」を使用している。また、薪が燃えてパチパチと鳴る音を再現する効果音は、「MAX98357A」搭載I2SモノラルD級アンプボードと3W/4Ωスピーカーを使用して再生している。 バッテリー駆動式にすること、LEDを音に反応するようにして明滅などの効果を追加することなど改善できる
fumeが、ブラウザーで手軽に3Dプリント用データを作成できるツール「ParamaCraft」のβ版を公開した。 ParamaCraftは、好きな寸法や形状のモデルを誰でも作成できるブラウザー動作のツールだ。PCやタブレット、スマートフォンから利用できる。 まず、基本構造のテンプレートを選択し、寸法や形状などのパラメータをスライダーで指定することで、さまざまな形状の3Dモデルを簡単に作成。パラメータを変更するたびにリアルタイムでプレビューされる機能も搭載しており、効率的に作業できる。また、作成した3DモデルはSTL形式で出力され、簡単に3Dプリンターで出力できる。 基本テンプレートに加えて、独自テンプレートを作成、編集できるGUIツールを今後公開する予定だ。同テンプレートは、特定の形式のテキストデータで記述されており、生成AIが簡単に解釈、生成できるという。今回公開されたβ版でも、AIで基
初心者向けアナログ回路学習用DIYキットがKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。 初心者向けDIYキットは、これまで多数の電子工作向け教材を提供してきたカナダのEVO-IN-MOTIONによるアナログデバイス学習向け新教材だ。テキスト、回路組み立て用ツールと部品、検査装置をまとめて提供するDIYキットだ。テキストで理論を理解し、アナログ回路の組み立てと検査をすることで、仕組みを体系的に学ぶことができる。
Arduino向けエアバンド(航空無線)受信シールド「SCARP」がKickstarterに登場し、人気を集めている。 SCARPは、Arduinoに実装したSDR(ソフトウェアラジオ)でエアバンドを受信するArduino向け無線シールドだ。周波数合わせやスケルチレベルの調整をしなくても、航空機と地上との交信を簡単に聞くことができる。RFボード、I/Oボード、Arduino Nano、LCDディスプレイ(170×320)をスタックできるよう、小型化したデザインとなっている。 RFボードにはヘッドホンジャックとオーディオアンプ、音量コントロールを、I/Oボードにはタクタイルスイッチを搭載する。電源とスピーカー、アンテナは、自分で用意する必要がある。 航空無線のチャネル間隔は25kHzとナロー化された8.33kHzに対応し、1Hzレベルの分解能でチューニングが可能。受信のずれはオシレーターの調
Raspberry Pi公式ブログは、ラズパイとChatGPTを使い、安価に自作できるAIホームアシスタントを紹介した。イギリスのクリエイターAdam Sheppard氏によるプロジェクトだ。 Sheppard氏が開発したAIデバイスは、生成AI「ChatGPT」をはじめ、「Claude 3 Opus」を含むLLM(大規模言語モデル)を活用して動作する。質問に回答するだけでなく、音楽の再生やスマート家電を操作することもできる。 必要なハードウェアは、「Raspberry Pi 4B」、ミニスピーカー、USBマイク、充電式バッテリー、OLEDディスプレイで、すべて揃えると150ドル(約2万3600円)程度になる。GitHubにホスティングされていたJudah Paul氏(judahpaul16)のプロジェクト「GPT Home」を参考にしており、OpenAI APIを利用するためのコーディン
教育用ドローンキット「PiWings 2.0」がKickstarterで出資を募っており、キャンペーン開始後24時間足らずで目標額を調達するほど人気を集めている。 PiWings 2.0は、Raspberry Pi Picoを搭載したドローンを作製できるDIYキットだ。単体キットはトライコプター、クアッドコプター、ヘキサコプターの3種類があり、3種類すべてを作製できるオールインワンキットも用意されている。
日時:6月22日(土)13:30~16:30 場所:オオサカンスペース(大阪府大阪市中央区備後町3-6-2 大雅ビル) 対象:社会人だけでなく、学生も大歓迎。※19歳以下は参加費無料 費用:550円 主催:たのしいIoTの会 概要:趣味や生活、仕事などにRaspberry PiやIoTを生かしたい人が集まり、もくもくと自分の作業をする会。Raspberry Piが中心だが、ArduinoやESP32などのマイコンでもOK。Raspberry Piを触ったことがないが、これから始めたいという方も歓迎している。初心者には主催者によるサポートあり。詳細はURL参照。要申し込み。 https://easyiot.connpass.com/event/321115/ 日時:6月29日(土)12:00~19:00 ※12:00~14:00、14:30~16:30、17:00~19:00の3部制 場所:
技術評論社が、はじめての人でもラズパイが楽しめるガイドブック「Raspberry Pi はじめてガイド —[Raspberry Pi 5完全対応]」を発売する。 Raspberry Pi に関する基本的な知識から、OSインストールや初期設定、デスクトップパソコンやサーバーとしての活用方法などを写真やイラストを用いて解説。Raspberry Piを使ったプログラミングや電子工作のやり方についても解説する。 Raspberry Piに興味があり購入したホビーユーザーや、子どもの教育向けにRaspberry Piを購入した人、また、Raspberry Piを購入したが用途が思いつかない人などを対象としている。 2024年6月26日の発売予定で、著者は山内直氏、大久保竣介氏、森本梨聖氏。監修は太田昌文氏。全256ページで、価格は2640円(税込)だ。
東海道新幹線に乗っていると、たびたび目にする「ただいま○○駅を通過」という電光掲示板の案内。あれを見ると「旅に出ているんだなぁ」と実感する。 確かに自分は移動していて、いまこの瞬間どこかの街を通り過ぎているのだ。過ぎていく時間、過ぎていく街——。ただの文字列を見ながら、そんなものに思いをはせてしまう。 あの感覚をもっと手軽に味わいたい。どこにいても旅気分に浸れるガジェットを考えて作ってみた。 新幹線の電光掲示板をハンディ端末にする いまこうしている間にも、全国でたくさんの列車が走っていて、どこかの街を通過している。東海道新幹線のホームに行くと、ひっきりなしに行き交う新幹線の数にいつも驚かされる。 つまり、数分に一回は誰かが「ただいま○○駅を通過」という表示を眺めて、同じように感慨にふけっているはずである。自分がうかがい知ることのできないところで、たくさんの旅情が生まれている。
こんにちは。片山均(かたやま ひとし)です。愛媛県八幡浜市にある三瀬医院で院長を務めながら、100円ショップのグッズを使って面白いロボットを作ることをライフワークとしております。 さて今回は、いつもとちょっと趣向を変えまして、しゃべるロボットを作ってみました。モチーフは「ルビンの壺(つぼ)」です。
天気予報をデジタル時計に加えるには、外部の天気予報APIを利用する必要があります。一般的に利用されるのはOpenWeatherMap APIですが、これを使用するにはAPIキーが必要です。APIキーはOpenWeatherMapのウェブサイトで無料で取得できます。 以下の手順では、OpenWeatherMap APIを使用して現在の天気情報を取得し、それをOLEDディスプレイに表示する方法を示します。このコードは前の時計と曜日を表示するコードに基づいています。 ### 必要なライブラリのインストール - 天気情報を取得するために`requests`ライブラリを使用します。このライブラリがまだインストールされていない場合は、インストールしてください。 pip3 install requests ### OpenWeatherMap APIの設定 1. OpenWeatherMapの[公式サイ
メカトラックスは、Raspberry Pi屋外稼働キット「Pi-field(パイフィールド)」シリーズの新製品「Pi-field Mini(パイフィールド ミニ)」を、2024年6月3日に発売した。 Pi-fieldは、電源やネットワークがない屋外でもRaspberry Piを使用した環境モニタリングを実現する同社開発の屋外稼働キットだ。4G通信モジュール、太陽光パネルなどの部材を防水ボックスに配置し、間欠動作を採用することでシステム全体の小型と軽量化を実現し、2017年2月の出荷以来、自治体での河川監視など多くの稼働実績があるという。
日本における3Dプリンターブーム(2013年ごろ)から はや10年。さまざまな業種、業界、教育現場や個人の趣味にも3Dプリンターは徐々に普及してきました。用途や目的に合わせて3Dプリンターの造形方式やスペックも多様化している中で、太ノズルで鉢や照明などの3Dプリントを作る方が増えていることをご存じでしょうか? こんにちは! fabcrossでの執筆は約3年ぶりとなるライター、ひとしんしです。学生時代から10年以上、3Dプリント業界に身を置き、個人向けから産業用まで、さまざまな3Dプリンターに触れてきました。現在はプロダクトデザインスタジオでデザインエンジニアとして勤務しており、仕事だけでなく趣味でも3Dプリンターやその他のデジタルファブリケーション機器を使用しています。 ノズルとは主にFFF(熱融解積層)方式で樹脂を吐出する先端のパーツで、一般的な卓上サイズの3Dプリンターの多くは穴径0.
液晶ディスプレイを搭載し、ネットワーク接続の容易さが特徴のマイコンボード、M5Stack。2017年に中国・深圳(しんせん)でリリースされてからラインアップは増え続け、「1週間に一度は新製品がリリースされる」とまで言われる開発速度も大きな魅力です。電子工作やプロトタイピングの選択肢が増える喜びの一方で、全ての新製品に触れ続けるのはなかなか難しいかもしれません。 この連載ではM5Stackの国内販売をサポートするスイッチサイエンス協力のもと、次々とリリースされるM5Stackシリーズの新製品に触れ、その使い心地を確かめながら、特徴を生かした工作を実践していきます。 2000円台の「CamS3 Wi-Fiカメラユニット」 今回扱うアイテムは「M5Stack用CamS3 Wi-Fiカメラユニット (OV2640)」。国内では2024年2月5日に発売されました。ESP32S3モジュールをベースにし
スマートロック「SESAME(セサミ)」シリーズを販売するCANDY HOUSEは2024年5月16日、セサミシリーズで利用できるリモコンキー「Remote」「Remote nano」と「Hub3」の3つの新製品を発表した。 RemoteとRemote nanoは、同社のスマートロック、セサミを施錠/開錠するリモコンキーで、「室内に常時設置して使いたい」「リモコンで操作したい」したいというユーザーの要望に応えた。 Remoteのサイズは76.9×42.0×13.4mmで重さが40g、Remote nanoのサイズは41.2×22.3×11.4mmで重さ11gだ。 Remoteはリチウム電池(CR1632)3個で常時接続しているのに対し、Remote nanoは電池1個で、使わないときはスリープ状態で待機する。このためRemote nanoはボタンを押してから反応するため少し間が空くが、その
スペクトラム・テクノロジーは2024年5月17日、Raspberry Pi 5とMedia Pipeを使った「居眠り運転防止キット」の販売を開始したと発表した。ドライバーのまばたきやあくび、顔が下を向いた状態などを高速で検知して警告するほか、運行管理開発キットと連携してドライバーの運行管理もできる。 MediaPipeは、Googleが開発した機械学習と画像/動画処理の機能を搭載したオープンソースのライブラリーだ。Raspberry Pi 5と組み合わせることで、GPUなしで高速処理が可能となる。 同キットは、運転席の前に設置したカメラでドライバーの顔を撮影し、MediaPipeが表情の変化を認識する。まばたきやあくび、顔が下を向いた状態などを10fpsの高速で検知し、居眠りや脇見をしていると判断すると警告音で知らせる。2時間の録画とログの取得が可能で、ログのデータから分析ツールで、ドライ
入力前に下記の「個人情報の取り扱いに関して」をお読みいただき、記載されている内容に関して同意していただく必要があります。同意していただけない場合には、弊社が提供するサービスをご利用いただけない場合があります。(同意していただけない場合には、当フォームへの入力ができません。) 「個人情報の取り扱いに関して」をよくお読みいただき、同意していただける場合は下の[同意する]を チェックして、入力フォームの画面へ進んでください。 「個人情報の保護に関する法律」、およびJISQ15001(個人情報保護マネジメントシステム要求事項)に基づき、以下の事項を公表いたします。 なお、特段の説明がない限り、本記述における個人情報には「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」が定める個人番号及び特定個人情報を含みます。
Raspberry Pi Connectは、ウェブブラウザーを使って、Raspberry Piのデスクトップにセキュアなリモートアクセスを可能にするサービスだ。 利用に際しては、同財団の公式サイトで、「Raspberry Pi ID」を作成する必要がある。その後、Raspberry Pi Connectをインストールし、Raspberry Pi IDでログイン、登録した端末を選択してセッションが開始されると、当該デスクトップが表示される。画面右上にある「Copy from remote」「Paste to remote」ボタンは、ホストとリモート間でのコピーペーストに利用できる。 サポートするRaspberry Piだが、OSはWayland window serverを使うbookwormの 64bit版となる。モデルとしては具体的にはRaspberry Pi 5、Raspberry P
スイッチサイエンスが、LinuxベースのIoT開発キット「M5Stack CoreMP135」を同社オンラインショップで発売した。 同製品は、ファクトリーオートメーションや工業用IoTゲートウェイ、スマートホーム、マルチメディアデバイスといった用途を想定している。 同製品のマイクロプロセッサーには、最高1GHzで動作するArm Cortex-A7コアの「STM32MP135D」(STマイクロエレクトロニクス製)を採用している。RAM容量は512MBで、ストレージはマイクロSDカード(OS書き込み済みのマイクロSDカード1枚付属)。320×240ピクセルの2インチLCDを搭載している。 同製品はLinuxに対応するが、Linuxディストリビューション「Debian」上で動作する仕組みになっている。 イーサネット対応の機能としては、RJ-45コネクター(トランシーバIC:RTL8211F(1
Raspberry Pi 4とオーディオHAT「Raspberry Pi DigiAMP+」で動作する自作インターネットラジオをRaspberry Pi公式ブログが紹介した。 このプロジェクトのガジェットはキッチンに設置することを想定しているらしく、木製ケースに制御基板のRaspberry Pi 4 Model Bを収納しており、電子レンジのような外観だ。 Raspberry PiにはRaspberry Pi DigiAMP+を装着し、フリーオープンソフトウェアでRaspberry Piのオーディオ再生に特化した「moOde audio player」(以下、moOde)を使用している。定額制デジタルストリーミングサービス「SiriusXM」にログインするプログラムを使っているとのことで、moOde経由でSiriusXMをストリーミング再生しているようだ。
日経BPは「電子工作&サーバー構築徹底解説! ラズパイ5完全ガイド」を2024年5月27日に発売する。 同書はRaspberry Pi 5を中心に、サーバーとしての利用方法や電子パーツの制御など、各種実用的な使い方を解説する。 全10章構成で、第4章「ラズパイをサーバーとして活用する」ではRaspberry Pi 5の遠隔操作方法やファイルサーバー、Webサーバーとしての使用方法などについて解説する。また、第6章「カメラ&通信機能を利用する」ではカメラでの撮影方法やPythonプログラムを利用した通信方法などについて取り扱う。さらに、第8章「電子パーツの制御方法の基本」ではLEDライトの点灯制御やスイッチやボリュームの状態の読み取り、モーターの回転速度調節、温湿度センサーの計測など、さまざまな電子パーツの制御方法について解説。第10章「電子パーツを組み合わせて作品を作る」では訪問者撮影シス
DMM.com傘下の一般社団法人DMM.make TOKYOは、スタートアップ支援拠点「Tokyo Innovation Base(東京イノベーションベース、TIB)」内にファブ施設「TIB FAB」の開設することを発表、同法人が東京都から運営に採択されたことを発表した。2024年5月14日から16日までの間、事前予約制による見学・説明会を開始する。 TIBは東京都がスタートアップ支援拠点として2023年11月に開設。有楽町エリアにあるSusHi Tech Square内にあり、現在は起業支援プログラムの提供やピッチイベントを開催している。 TIB内に新設するTIB FABはものづくりスタートアップを対象とした事業支援やネットワークの拡大を目的としている。ものづくりで起業したい学生や個人・スタートアップなどの組織が、各々のニーズに応じたサポートを受けられる拠点として、ハードウェア開発に必要
IoTプロジェクト向けノード/ゲートウェイデバイス「LoRaWAN」シリーズがKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。 LoRaWANシリーズは、ライセンスフリーのISMバンドにおいて、ノンセルラーLPWAネットワークの構築が可能なデバイスシリーズ。LoRaWAN対応ネットワークサーバー「TheThingsStack」「Chirpstack」などに適応する、多彩なノードとゲートウェイを提供する。
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