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乃木坂46を卒業し、ラジオパーソナリティ、タレント、そして、ひとりの大人として新たな一歩を踏み出した山崎怜奈さんが、心にあたためていた小さな気づきや、覚えておきたいこと、ラジオでは伝えきれなかったエピソードなどを自由に綴ります。 「都知事選」 6月から7月に切り替わる頃、ウイルス性胃腸炎と夏風邪を併発して、数日間の休養をいただいた。ちょうど都知事選の選挙期間中で、スマホひとつあれば情報をたくさん手に入れられたので、街頭演説や討論会、新聞、各候補者の発信、気になる候補者の著書など、自分にも手が届く範囲の情報をたどっていた。選挙には元々行っていたけれど、ここまで関心を持つようになったのは報道番組に出演するようになってからだ。 初めて経験した報道番組は、2022年の参院選の開票特番だった。それから2年、政治家でもないしジャーナリストでもない、どこかの団体の代表でもなければ特定分野の専門家でもない
HOME > CULTURE > 「自殺とは、他殺である」|河合優実主演・映画『あんのこと』を通じて戸田真琴さんが感じた、実在の人物を描くことの怖さと希望の光 「自殺とは、他殺である」|河合優実主演・映画『あんのこと』を通じて戸田真琴さんが感じた、実在の人物を描くことの怖さと希望の光 CULTURE 2024.05.30 『SRサイタマノラッパー』シリーズや『AI崩壊』の入江悠監督による映画『あんのこと』は、2020年の日本で現実に起きた事件をモチーフにしている。杏役を務めたのは、TBSドラマ『不適切にもほどがある!』でも熱演が話題となった河合優実。脇を固めるのは、佐藤二朗と稲垣吾郎と豪華布陣だ。今回、自身も映画監督として活動する文筆家の戸田真琴さんに本作のレビューをお願いした。
HOME > CULTURE > Aマッソ加納「大森さんが作るテレビを観ると不気味なものへの耐性がつくんです」| TXQ FICTION第1弾「イシナガキクエを探しています」の圧倒的磁力。 Aマッソ加納「大森さんが作るテレビを観ると不気味なものへの耐性がつくんです」| TXQ FICTION第1弾「イシナガキクエを探しています」の圧倒的磁力。 CULTURE 2024.05.16 多くのエンタメが似たような予定調和と読後感へと収斂していく中で、観る人を「え、これ、何? なんなの?」とゾクゾク、モヤモヤさせつつも最後まで一気に観させてしまう、テレビ東京の深夜番組『イシナガキクエを探しています』が話題です。このフェイクドキュメンタリー番組を手がけたのはプロデューサー大森時生さん。『Aマッソのがんばれ奥さまッソ』以来、親交のあるAマッソの加納愛子さんと、フィクションを作ることの面白さについて語っ
濱口竜介監督の最新作『悪は存在しない』は、『ドライブ・マイ・カー』で音楽を担当した石橋英子が、濱口に映像制作を依頼したことから始まったもので、試行錯誤の結果、本作と、ライブパフォーマンス用のサイレント映画『GIFT』が誕生したのだという。ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞している。 『悪は存在しない』と言い切ったタイトルなのに、見終わった後は、そんな言い切りで終わらせないものがある。あまり単純な感想を書くのはなんとなく気恥ずかしくなるところもある映画だし、映画を見る前に、ここに書いたことが正解というわけではなく、あくまでも一人の見方としてほしいということをまず書いておきたい。それくらい、見た人によって、それぞれに思うことが生まれる映画であるということは、すでに見た人の反応からも伝わってくるのではないだろうか。 物語は、長野県の水挽町(みずびきちょう)という場所に暮らす巧(大美賀均)と娘
HOME > SUSTAINABLE > あなたのヴァギナはだれのもの? 戸田真琴さんが映画『哀れなるものたち』から読み解く「女性器」の神話 あなたのヴァギナはだれのもの? 戸田真琴さんが映画『哀れなるものたち』から読み解く「女性器」の神話 SUSTAINABLE 2024.01.31 第81回ゴールデングローブ賞で、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞。第96回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞含め11部門でノミネートを果たしたヨルゴス・ランティモス監督作『哀れなるものたち』。エマ・ストーン演じるベラの未知なる世界への冒険譚と呼べる本作は、フェミニズムを見つめ直す映画でもある。元AV女優で、現在は文筆家・映像作家として活躍する戸田真琴さんは本作をどう捉えたのか。
1997年5月21日生まれ、東京都江戸川区出身、慶應義塾大学卒業。2022年に乃木坂46を卒業。TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』などでラジオパーソナリティを務める他、歴史好きとしても知られており、クイズ番組や教育番組にも多数出演。『歴史のじかん』(幻冬舎)の出版をきっかけに、エッセイの連載を持っている。 【1】児玉雨子『##NAME##』 かつてジュニアアイドルをしていた大学生の女の子が主人公なのですが、当時は自分の意思でやっていたと自覚していたけれど、「それ、やばいんじゃない?」と周りに言われて、価値観が変わってしまう。相当センシティブなトピックですし、まず、このテーマに踏み込んで書かれたのがすごいなと思いました。まともに向き合わないほうが健全にいられそうなことには、まともに向き合わないと書けないと思います。 自分を投影して読んだわけではないのですが、本名で世の中に
くどうれいんの友人用盛岡案内 〜手土産編〜 #4瓶ウニ TRAVEL 2023.07.31 岩手県盛岡市在住の作家のくどうれいんさんが、プライベートで友人を案内したい盛岡のお気に入りスポットと、手土産を交互に紹介します。 「盛岡行ってもいいですか」と、突然友人から連絡が来た。「次の日は予定があるので日帰りで行くんですけど、会いたくて」。彼女は数か月前まで仕事で盛岡に住んでおり、いまは関東にいる。なにか直接話したいような一大事でもあったのだろうか。わたしがどきどきしながら「いいよ」と答えると、彼女は言った。 「よかったです、どうしても瓶ウニが食べたくて!」 瓶ウニ、というのは、6月ごろから8月頭まで岩手県内でよく出回っている、牛乳瓶入りの生ウニのことである。手作業で剥かれたウニの身が瓶の口のところまでぱんぱんに詰められている。岩手に住むわたしたちはそれを「瓶ウニ」と呼び、この時期しか食べられ
新K-POPグループ「NewJeans」はなぜ世界に受け入れられたのか? LEARN 2023.04.06 米ビルボードメインシングルチャート「HOT 100」に最新シングルのタイトル曲「OMG」と収録曲「Ditto」が2曲ともチャートイン。デビューから約6カ月でのチャートインは過去のK-POPアーティストで最短記録だと、多くのニュースメディアが熱狂気味に伝えている。なぜ彼女たちが世界から愛されるのか、その理由を紐解いてみたい。
入社2年目で長女を出産、育休中に改めて考えた自分の得意分野。 〈100人のママプロジェクト〉1人目アナウンサー堀井美香さん前編 Learn 2023.01.17 第一回のゲストはアナウンサーの堀井美香さんだ。堀井さんは、TBSに入社後アナウンサーとして駆け出しの2年目で結婚、そして長女を出産。その後、長男を出産し、20代はほぼ育児で終わってしまう。育休中は、早い段階で自身のライフプランをじっくり考える時間に恵まれ、ナレーションの道をひた走ることを決意したという。復帰後は子育てと仕事の間に挟まれながらも、勤続27年の会社員人生を務め上げた。そして、2022年春。子どもたちは大きくなり、子育てはひと段落。アナウンサーという仕事も会社員としての役割も果たし、やり切って「沖に出る」ことを決意しフリーランスとなった。現在は、本業のナレーションや司会の仕事をしつつ、かねてよりあたためていた朗読会を企画
皆さま、ごきげんよう。別に派手な服を着てないときでも「今日もすっごいカラフルなお衣装ですね~!」とイベントとかでMCの方に言われがちな、きゃりーぱみゅぱみゅです。 「いやいや、今日はそんなことないですよ?」って内心思うんですけど、やっぱり世間的には、きゃりーといえば “カラフルで奇抜”というイメージが根強いんだなと痛感させられます。 今回は、そんな世間的イメージと、実際の私の間で繰り広げられる葛藤についてです。 というか、最近の私って全体的に葛藤してますねw まあでも、デビューして11年が経つってこういうことなんだなと思います。そういう年代なんです、きっと。 さて、カラフルで奇抜というイメージ。別名“原宿のデカリボン”ともいうんですが、もちろん私自身、もともとそういうのが好きでしたし、それでここまで来ましたし、今後もそれを続けていきたいとは思っています。 だけど、11年の月日が流れてアラサ
伝えたかった、言葉たち。 山崎怜奈の「言葉のおすそわけ」第26回 LEARN 2022.09.02 乃木坂46を卒業し、ラジオパーソナリティ、タレント、そして、ひとりの大人として新たな一歩を踏み出した山崎怜奈さんが、心にあたためていた小さな気づきや、覚えておきたいこと、ラジオでは伝えきれなかったエピソードなどを自由に綴ります。 (photo : Chihiro Tagata styling : Chie Hosonuma hair&make : Chika Niiyama) ここのところアドレナリンを妙にどばどば放出しちゃっている状態だったので、環境を変えて冷静になるために、とりあえずひとりで東京から離れることにした。私の中には、自分にとってアウェイの環境で危険を感じたい、みたいな願望がある。いつもの場所にいつもの人たちといる時の心地よさも知っているし、友達と行く旅も楽しいけれど、ひとり旅
伝えたかった、言葉たち。 山崎怜奈の「言葉のおすそわけ」第25回 LEARN 2022.08.19 乃木坂46を卒業し、ラジオパーソナリティ、タレント、そして、ひとりの大人として新たな一歩を踏み出した山崎怜奈さんが、心にあたためていた小さな気づきや、覚えておきたいこと、ラジオでは伝えきれなかったエピソードなどを自由に綴ります。 (photo : Chihiro Tagata styling : Chie Hosonuma hair&make : Chika Niiyama) この1カ月、今までとは異なる仕事の進め方を試している。私の今の立場から説明すると、「事務所を移籍するのは決まってるんだけど、どこに行くのか決まってない」というなんとも中途半端な状態である。これはひとえに、アイドルをやりながら移籍先を探す、ということができなかった不器用かつ無知な私のせい。それを理解してくださっている現事
HOME > SERIES > Hanako Lab. > ハナコと考えるSDGs > 経済思想家・斎藤幸平さんインタビュー「SDGsをブームではなく、豊かな社会へと移行するチャンスにする」 豊かな未来のために、今、みんなで考える。 経済思想家・斎藤幸平さんインタビュー「SDGsをブームではなく、豊かな社会へと移行するチャンスにする」 LEARN 2022.08.07 近年、SDGsという言葉や活動がより身近になってきた。しかし地球温暖化はまだまだ加速中というニュースも耳にする。私たちの日々の小さな努力は本当に効果を上げられるのか、ほかにできることはないのか。そんな疑問を、著書『人ひと新しん世せいの「資本論」』で“資本主義からの脱却”という論を説き話題となった経済思想家・斎藤幸平さんにぶつけてみた。SDGsを一過性のものにせず、次世代に負の遺産を受け継がせないために、今何ができるのか。5つ
伝えたかった、言葉たち。 山崎怜奈の「言葉のおすそわけ」第18回 LEARN 2022.05.06 アイドルとしてはもちろん、ラジオパーソナリティとしても大活躍。乃木坂46の山崎怜奈さんが、心にあたためていた小さな気づきや、覚えておきたいこと、ラジオでは伝えきれなかったエピソードなどを、自由に綴ります。 (photo : Chihiro Tagata styling : Chie Hosonuma hair&make : Tamago) やるべきことも、やりたいこともやりながら、健やかに生きていけることがベストなのは大前提として、もし体調を崩すことにメリットがあるのだとしたら。私は、自責の念を持ちつつも「まあいいか」とポジティブに諦められることだと思う。 目の前にある課題を乗り越えようとする時、それが難しく感じられても「頑張れば何とかなるはず」と思うのが大事だと信じて生きてきた。自分の可能
さあ、行くわよ? きゃりーぱみゅぱみゅの 「大人なLADYになるわよコラム」第9回〜『ICLで裸眼2.0になったわよ』〜 LEARN 2021.08.04 きゃりーぱみゅぱみゅが、「大人なLADY」を目指す日々を綴る新連載。おかげさまで、早くも話題沸騰です。第9回は、視力が爆上がりしたお話。 皆さまごきげんよう。人生でやってよかったランキングの上位に「ICL」が食い込んでいる、きゃりーぱみゅぱみゅです。多分2位くらいです。 ICL、皆さま一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? ICLとはインプランタブル・コンタクトレンズの略でして、“埋められるコンタクトレンズ”という意味です。では、どこに埋めるのか?目の中の角膜にです。 視力矯正手術にはICLの他にレーシックもありますが、レーシックは角膜を削って視力を回復させるのに対して、ICLは角膜の中に薄いレンズを入れるという方法で、あとでその
さあ、行くわよ? きゃりーぱみゅぱみゅの「大人なLADYになるわよコラム」第2回〜『何も考えずに断捨離するわよ』~ LEARN 2021.04.21 きゃりーぱみゅぱみゅが、「大人なLADY」を目指す日々を綴る新連載。おかげさまで、早くも話題沸騰です。第2回は、断捨離のお話。 皆さまごきげんよう。きゃりーぱみゅぱみゅです。 さて、前回から始まった『大人なLADYになるわよコラム』ですが、今回は私のモノについての価値観を中心にお話していこうと思います。ぶっちゃけ私はモノに対して、そんなに執着がないほうだと思っています。ひょっとしたら今、巷で話題のミニマリスト寄りなのかもしれません。 前回お伝えしたように、今から10年前のデビュー当時の私は、服を着たまま風呂に入るようなガサツな女(風呂と洗濯を一本化)でした。でも、その合理的精神ゆえか、出したものをすぐしまうという“こんまり的習慣”は、けっこう
きゃりーぱみゅぱみゅの「大人なLADYになるわよコラム」さぁ、行くわよ?きゃりーぱみゅぱみゅが、「大人なLADY」を目指す日々を綴る新連載。「丁寧な暮らし」への道のりを等身大の言葉でお届けします。
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