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「シグルイ」というマンガがある。 シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス) posted with amazlet at 19.09.08 秋田書店 (2013-09-13) 売り上げランキング: 1,050 Amazonで見る たいへんに面白いマンガなので、僕はかれこれ10年ほど「一番好きなマンガは?」と聞かれたときに「シグルイ」と答えている。 今日はこの「シグルイ」の魅力について語りたい。このマンガ、一言で言うとビビりすぎて笑ってしまうマンガなのだ。 これは本来正しくない。このマンガはギャグ漫画とかではなくシリアスものなので、読者は手に汗握りながら登場人物の戦いを見守るのが正しい。そこに笑いの介在する余地はない。 だけど、僕は笑ってしまう。それも、ビビりすぎて笑ってしまう。 うん、何言ってるか分からないと思う。ここから詳述するので安心してついてきて欲しい。 「命のやり取り」が主題
「YouTuberはテレビより面白い」は嘘だと思っていた 「YouTuberはテレビより面白い」という言説を、あなたは目にしたことがあるだろうか。 この言説は2〜3年ほど前から、しばしば取り沙汰されるようになった。その根拠は大きく分けて3つだ。 テレビと違って放送倫理の縛りが弱く、自由な企画ができる スポンサーやディレクターの意向がないので、より独自性のある企画ができる 大衆に届ける必要がないので、マニアックな内容を扱える 僕は、この言説を目にする度に思っていた。「嘘つけ」と。 ①に関しては、そもそも面白いギリギリを攻めているYoutuberがほとんどいない。単に食べ物をムダにしていたり、世間に迷惑をかけているだけのヤツの方が多かった印象だ。 ②に関しても、それほど強いメリットとして感じられたことは少ない。テレビ局の人が作っている水曜日のダウンタウンの方がよほど独自性のある企画をやっている
「ウィキペディアを読んでいたら一日が終わる」という話をよくする。 この話をしたとき、多くの人の反応は「えっ!?どういうこと?何が面白いのそれ!?」という感じである。 確かに、ウィキペディアを読み漁る習慣がない人には、面白さがさっぱり分からないのかもしれない。 だが、実際に死ぬほど面白いのだ。 知的好奇心を満たす、という意味で面白いのはもちろんのこと、更にいえば、笑い転げることも可能である。 今日はそんな典型的な「ウィキペディアを面白がる」流れを解説したい。 調べ物からの脱線 ウィキペディアを楽しむ人にとっても、スタート地点はやはり普通の人と同じ、「調べ物」である。ここから徐々に脱線して、丸一日遊び呆けてしまうのだ。 (たまに、毎日ウィキペディアのトップページを確認して「更新されたページ」や「日替わりの秀逸な記事」を確認する人もいるが、これは重度のウィキペディアオタクというか異常者なのでとり
「オンラインサロン」という言葉が定着して久しい。 そして、その悪評も。 2年ほど前に、「クラウドファンディング勉強会をやるから講師で来て欲しい」という依頼が来た。HIU(ホリエモンのサロン)の人だった。 当日、「どんなプロジェクトをやっていきたいですか?」と聞いたら、「何もありません」と【聴衆全員が】答えた。 「なんとなく面白そうだから来ました」と(続く — 堀元 見@あそびカタのプロ (@kenhori2) 2018年12月13日 クラウドファンディング勉強会なのに、何らクラウドファンディングをする予定もない人だけが20人集まっていた。地獄の空間だった。 でも後年わかったけど、これは全てのオンラインサロンに共通する欠陥だ。 サロンに入る人は【無能で何もできないから、サロンに所属したがる】のだ。 — 堀元 見@あそびカタのプロ (@kenhori2) 2018年12月13日 無能な人は、自
あなたは、俳句で爆笑したことがあるだろうか。 僕はある。大学四年生の春だった。大学にほど近い定食屋の閉店間際、友人と二人で食事をしながら、尾崎放哉の俳句を読んで笑い転げた。 今日はそんな尾崎放哉の俳句について。 尾崎放哉とは? 尾崎放哉は、日本の俳人。「層雲」の荻原井泉水に師事。種田山頭火らと並び、自由律俳句の最も著名な俳人の一人である。鳥取県鳥取市出身。 Wikipedia「尾崎放哉」より ここまで聞いてもピンと来ない人が多いかも知れない。だが、最も有名な一句は教科書で見たことがある人も多いだろう。 咳をしても一人 これである。俳句といえば「五・七・五」であるという常識を大きく覆している。 「せきを・しても・ひとり」は「三・三・三」だ。全然足りてない。本来の俳句は17音だが、これは9音だ。半分くらいしかない。 中学生の頃の僕は と思った。 この尾崎放哉の句のように、五・七・五の音にこだわ
「うるせえ!!黙れ!!」 自分が仕切るイベントで、そんな風に演台から客に怒鳴りつけたのは、はじめての経験だった。 声はガラガラ、めまいがするほど疲れている。 まるで短距離走を走った後みたいな息切れをどうにか抑えながら、ヤジを飛ばす聴衆に向き合った。 「良いこと言ったら即退場!性格悪い人限定飲み会」というイベントを行った。 基本ルールはこちら。 いいこと言うの禁止です。ずっと何かに悪態をついていてください。間違っても「人を褒める」とか「お婆ちゃんの心温まるエピソードを喋る」とかはやめてください。 会場を審判が巡回しています。審判の耳にいい話が入ってきた場合には、イエローカードが出ます。 イエローカードを2枚もらった場合にはレッドカードとなり退場となります。また、特に良質ないい話の場合には一発でレッドカードとなることもあります。ご注意ください。 退場を命じられた者は、審判に抗議したり悪態をつい
以前から起業相談を受けている23歳の男の子が、憤慨していた。 「もう腹が立って腹が立って……話を聞いて欲しいんです!」と言うので、経緯を説明してもらった。 聞くと、「いや、キミが悪いだろ……。僕でも怒るぞそれは」という話だった。 この原因を、最も簡単に言えば 何者でもないあなたのアドバイスは、誰も求めていない ということを、彼が認識していないことだ。そのために、「オレのアドバイスを邪険にしやがって!」という怒りが発生していた。 この認識まちがいは、彼だけでなく、きっと多くの人の中にある。 飲み屋で人に説教しているおじさんなんてほとんどそうだ。 おじさんの認識はいまさら直せるかどうか怪しいが、冒頭の23歳の男の子はまだ直せるような気がする。 そして、多くの、同じ間違いを抱えている若者たちも、まだ直せるような気がする。だから今日はそのことについて書いてみようと思う。 23歳の彼の「怒り」 まず
一ヶ月と少し前、こんな文章を書いた。 ぼくは村作りビジネスをやめる。そう決断するにいたった全経緯と教訓について 僕が経営者として回していた月額会員制サービスを撤退し、事業を売却する過程を2万5000文字の長文にしたものだ。従業員との軋轢や、資金状態の厳しさなど、事細かに書いた。 記事は大いにウケて、公開48時間で8万回ほど読まれることになった。 その中で、記事についてたくさんの感想を頂いた。かなり多かった感想として、「失敗談は本当に貴重だ」というものがあった。 そう。失敗談は世の中に本当に少ない。起業家・経営者みたいな人種は、大抵の場合「自分を強く見せたがる」からである。 でも、本当に面白いし勉強になるのは失敗談のほうだ。ビジネスにおいて「同じことをやって成功する」のは大いに難しいが、「同じことをやって失敗する」人はめちゃくちゃいる。失敗パターンを知り、回避するために、失敗談は役に立つ。
本日はイベント告知です。8月7日(火)の夜に「旅人コミュニティVS旅人コミュニティ嫌い」というイベントをやります。 よく分からないと思うのですが、もうちょい読むと謎が解けるので、ちょっと我慢してください。 面白い男「川ソムリエ」と出会った イベントの発端は、川ソムリエという男と出会ったことです。 世界各国の川を飲み歩いて35カ国というえげつないヤツです。 ガンジス川を飲む川ソムリエ ちなみにガンジス川を飲んだ際は、「直後や翌日はなんともなく、5日後になってからめっちゃ具合悪くなって死ぬかと思った」そうです。リアルな体験談って感じがしますね。 こんなに頭の悪い活動をしているのに新潟大学医学部のエリートでコミュ力抜群という、文句のつけようのない素晴らしい人材です。めっちゃ面白かった。 で、彼と仲良くなって会話をしていた時のことです。
強めのタイトルで失礼します。言語化大好きマンこと堀元です。 「言語化できない」って言葉、皆さんはどう思いますか? 僕はこの言葉、割とよく聞くんですよね。そして、聞く度に、「言ってるヤツ馬鹿じゃねえの?」と思います。 例えば、Webサービスを作りたい大学生の相談を受けている時に
先日、こんなツイートを見ました。 夫婦の飲み会格差から思うことです pic.twitter.com/PhUhU5feYO — なゆくら (@nayuclam) February 5, 2018 以下、マンガを転載。 僕はこれを見た瞬間思いました。 と。皆さんも是非読んでみてください。僕は地獄だと思いましたが、何千人もの人が「共感しました♡」と言っていますので、共感する人もいるのかもしれません。 ツイートしている漫画の趣旨としては、 妻が飲み会に誘われる(行きたい) 「◯日新年会なんだけど、どう?(無理して調整しなくてもいいよ)」と夫に伝える(育児などとの兼ね合いで、夫婦同時に留守にできない) 直前に改めて「結局◯日どう?」と聞くと、夫が「あ!ごめん早く帰ってくるの難しそう!」と答える そこにめっちゃイラつく。ありったけの憎しみをこめて「まあ不参加で出してるから別にいいけど」と妻は返す。 一
という人もいるかもしれませんが、そうするとどうしても家賃とかがしっかりかかってくるじゃないですか。 オーナーとの関係をテキトウに保っていれば、テキトウに好条件で使わせてもらえる という、このユルイ関係性が僕は好きなのです。関係のキープはちょっと面倒でもあるけど、条件が良い分、ビジネス自体は多少ずさんにやっても許される。 これこそが、テキトウ自営業成功のコツだと思うんですよね。固定費を減らす代わりに、オーナーとも上手くやる、っていう。 だから、僕が意識しているのは 計算でビジネスをやるより、温情でビジネスをやる ということです。その方が楽しい。一生懸命事業計画とにらめっこするより、オーナーの人柄を見て、「あ、こういう人だからこうやって対応しておこう」を考える方が楽しい。 しかし一方、こういうことも起こるのです。 横から出現した証券マンに叱られる 何回か話して、話をくれたお爺さんのキャラクター
「事業をやめる」ということに関して書かれた文章は非常に少ない。 一番多いのは「事業を成功させる」に関しての文章で、次に多いのは「事業をはじめる」に関する文章だ。 「はじめ方」や「成功のさせかた」についてはたくさんの文章があるのに、「おわらせ方」については分からない。 事業に限らず、世の中のあらゆる側面で、この現象は観測される。恋のはじめ方を教える文章は多くても、おわらせ方を教えてくれる文章はほとんどない。 だからこそ、「おわらせ方」を書いた文章を大事にしたい。 おわらせ方の文章を、世の中に増やしていきたい。はじめ方と同じくらい、おわらせ方も大事だと思うから。 だから今日、ぼくがやっていた事業と、その事業をおわらせるにいたる経緯について、じっくり書いてみようと思う。 世界初の月額会員制村作りサービス「あの村」 僕がやっていたのは、あの村という事業だ。 「DASH村みたいなことを、自由に主体的
よく分からない記事タイトルですみません。読み進めていくと謎が解けるので少々お待ち下さい。 コウメ太夫のTwitterを、君は知っているか 「コウメ太夫」といえば、エンタの神様などのネタ番組で「チクショー!」というネタをすることで有名になった一発屋芸人です。 さて、このコウメ太夫なのですが、Twitterがとにかくすごいのです。 金縛りにあっているかと思ったら~、 チャーシューのひもで縛られてました~。 チクショー!! #まいにちチクショー — コウメ太夫 (@dayukoume) May 12, 2018 このように、「#まいにちチクショー」のハッシュタグで毎日ネタを発信しています。 上のツイートのように全然面白くないツイートも多いのですが、注目せずにはいられない魅力的なツイートも時々あります。 例えばこれ。 グォ~ルゥプドドンェンヌオゥィィェケゥツアペッツェどこに行こうか妄想していたら~
うっかりツイートが伸びちゃうことってありますよね。 「ゲームを作りたいので、大学の情報工学科にいってプログラミングやります!」って言ってるヤツ、向いてないよ。 Unityの開発環境は自分のPCに入れた?何か1つ自作ゲーム作ってみた? 大学受験などしなくてもゲームは作れる。受験勉強というムダな作業をしてる時点で君にエンジニアの適性はない。 — 堀元 見@あそびカタのプロ (@kenhori2) April 8, 2018 昨日軽いノリでツイートしたものが、うっかり伸びまくってしまいました。 で、今もなおガンガン批判の声が届き続けています。 なんだかんだ情報工学の基礎って、プログラミングするなら何にでも役に立つと思うけどなぁ… https://t.co/tHlS3I1BHr — 20のおっさん(もっちー) (@yuta_security) April 9, 2018 https://twitt
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