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レビュー Intelの「Thunderbolt Share」を使ってみた! 2台のPCを使うのが何倍もラクに……これは広まってほしい Intelが2024年5月15日に発表した「Thunderbolt Share」。Thunderbolt 4/5ポートを備える2台のPCをThunderboltケーブルで接続し、高速なデータ転送、指定したフォルダの同期、新しいPCへのデータ移行、画面共有、1台のマウスとキーボードで両方のPCを操作といった機能を利用できる。本格的な普及は2024年後半からと見られるが、今回は対応するThunderboltドックを入手できたので、さっそく試してみた。 Thunderbolt Share対応のThunderboltドックを経由して2台のPCを接続してみた Thunderbolt Shareを利用するには、まずライセンスされたThunderbolt 4/5を備えるW
IPA(Information-technology Promotion Agency, Japan:情報処理推進機構)は7月5日、「PHPの脆弱性(CVE-2024-4577)を狙う攻撃について|情報セキュリティ|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」において、2024年6月に公開されたPHPの脆弱性を悪用するネットワーク貫通型攻撃が確認されたとして注意を喚起した。IPAは国内の複数の組織においてWebシェルが設置されるなどの被害を確認したと説明している。 PHPの脆弱性(CVE-2024-4577)を狙う攻撃について|情報セキュリティ|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 ネットワーク貫通型攻撃とは ネットワーク貫通型攻撃とは、ルータやVPN(Virtual Private Network:仮想プライベートネットワーク)機器のようなインターネットに直接接続されたデバイスを侵害して、
CyberNewsは7月4日(現地時間)、「RockYou2024: 10 billion passwords leaked in the largest compilation of all time|Cybernews」において、ハッキングフォーラムから約100億件の漏洩パスワードが公開されたと伝えた。これは「ObamaCare」と名乗る脅威アクターが「RockYou2024パスワードコンピレーション」として公開したもので、過去に公開されたRockYou2021に新しい漏洩パスワードを追加したとみられる。 RockYou2024: 10 billion passwords leaked in the largest compilation of all time|Cybernews 2021年は約84億件の漏洩パスワードが公開 2021年にハッキングフォーラムに投稿されたRockYou
グーグルは2024年4月に、Google Workspaceの新たなツールとして「Google Vids」を追加することを発表しています。これは「Googleドキュメント」や「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」に並ぶ位置付けの主要なツールとなるようで、より具体的に言えばビジネス用の動画を作成するツールとなります。→過去の「Google Workspaceをビジネスで活用する」の回はこちらを参照。 「Google Workspace Labs」に参加すれば利用できる「Google Vids」 最近はビジネスでも、営業やミーティング、SNSでのプロモーションなどさまざまなシーンで動画が使われるようになってきています。Google Vidsはそうした動画を作成するためのツールといえ、豊富なテンプレートを選んで必要な動画や写真などを追加することで、簡単に動画を作成できるようです
レポート 「Lunar Lake」Deep Diveレポート - 【Part 2】Memory、GPU、NPUについて 前回はP-CoreとE-Coreの話に終始してしまったので、今回はもう少し広範な話をしたい。 謎のMemory Side Cache Photo01は基調講演のスライドから切り出して、ついでに複数のスライドの情報を重ね合わせたものである。上側がCompute Tileであるが、向かって右端にP-Core×4+12MB L3 Cache、その下にIPU(Image Processing Unit:通常ならISPと呼ばれるが、要するにカメラ入力に対応した画像処理エンジン)、右にNoCが入り、そのNoCの上にMedia EngineとMemory Side Cache、NOCの下にE-Core×4+4MB L2 CacheとDisplay Engine、その左がNPUとなり、一
BPOサービスを提供しているイセトーが今年5月にランサムウェア攻撃を受けたが、その被害が国内の企業・官公庁に広がっている。同社に業務を委託するため提供していた個人情報が流出の危機にさらされているのだ。 イセトーは5月29日、5月26日に同社の複数のサーバとPCがランサムウェアの被害を受け、データが暗号化されていることを確認したと発表。その後、7月3日、攻撃者グループのリークサイトにおいて公開された情報が、同社のサーバから流出したものであること、流出した情報の中に取引先の顧客の個人情報が含まれていることを確認したが、ダウンロードファイルは消失しており、ダウンロードができない状態となっていることを確認したと発表した。 イセトーがランサムウェア攻撃を受けたことで、同社に業務を委託していた企業のデータも漏出の被害を受けた格好だ。中には、自社が委託していた業者がイセトーにさらに業務を下請けのイセトー
インタビュー 上白石萌歌、大学の映像学から感じた“映画の原点” クリエイターの才能に「眠っていてはもったいない」 第96回アカデミー賞で世界を沸かせた『ゴジラ-1.0』『君たちはどう生きるか』を送り出し、日本映画界を常に牽引し続ける東宝が、新たに手掛ける才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」。 フォーマット、メディア、そして実績の有無を問わず、クリエイターが自由に才能を発揮できる場を提供するという目的で、東宝の若手社員が立ち上げたこのプロジェクトから、レーベル初の劇場公開作品となる短編オムニバス映画『GEMNIBUS vol.1』が 6月28日より2週間限定で公開されている。 今回は、本作品公式アンバサダーの上白石萌歌にインタビュー。自身も東宝が実施する東宝シンデレラにて才能を認められ、スターダムへと上り詰めた経験を踏まえながら、各作品の解説や若きクリエイタ
米Intelは6月26日(現地時間)、「Optical Fiber Communication Conference (OFC) 2024」にあわせて、業界で最も先進的だという史上初の完全統合型光コンピューティング相互接続チップレットのデモを行った。高速データ伝送のための集積フォトニクス技術におけるマイルストーンを達成したとしている。 Intel、業界初の完全統合型光コンピューティング用インターコネクトを実証 銅配線と電気を用いた従来の手法ではなく、I/Oのすべてを光に置き換えるフォトニクス技術における発表。HPC環境ではコンピューティングプラットフォームを拡張する必要性によって、効率的なリソース使用率を備えた大規模な処理ユニットクラスタとアーキテクチャをサポートするため、I/O帯域幅とリーチの延長需要が急激に増しているという。 従来使われていた銅配線と電気を用いた手法では、1メートルに満
レポート 「Lunar Lake」Deep Diveレポート - 【Part 1】P-Core&E-CoreとPackageについて 既報の通り、IntelはLunar Lakeこと次世代Core Ultraの詳細をCOMPUTEXのタイミングで公開した。こちらについて、Intelの資料を基にもう少し掘り下げてご紹介したいと思う。 Package 先の記事にも、ASUSのZenBookの基板に搭載されたLunar Lakeの写真があったが、これの別スナップ(撮影は同じく笠原光氏)をもう少し拡大したのがこちら(Photo01)。パッケージ全体はかなり正方形に近いが、微妙に縦長である(幅27mm×高27.5mm)。Lunar LakeもMeteor Lake同様にFoverosを利用したChiplet構成であるが、Meteor Lakeと異なりLPDDR5Xもパッケージに積層する関係で高さが合
Sansecは6月25日(現地時間)、「Polyfill supply chain attack hits 100K+ sites」において、オープンソースのJavaScriptライブラリ「Polyfill.io」が改変され、10万以上のWebサイトに展開されたと報じた。 Polyfill supply chain attack hits 100K+ sites Polyfill.ioの買収 Polyfill.ioはAndrew Betts氏が開発した人気のJavaScriptライブラリ。古いWebブラウザをサポートし、JSTOR、Intuit、世界経済フォーラムを含む10万以上のWebサイトに利用されている。 Polyfill.ioは2024年2月、中国を拠点とするコンテンツデリバリーネットワーク(CDN: Content Delivery Network)企業の「Funnull」に買収
ミニPCを精力的に展開しているBeelinkから、Intel N200を搭載した小型デスクトップPC「Beelink EQ13」が登場しました。昨今注目されているN100搭載ミニPCに近いお手頃価格や省電力性能はそのままに、少しパワーアップした新作です。 今回はサンプルを試用する機会に恵まれたので、さっそく実機レビューをお届けします。 Intel N200搭載ミニPC「Beelink EQ13」。Amazonでは46,800円+3,000円引きクーポンで販売中(6月25日時点) スタイリッシュな新設計ボディは「電源内蔵」がうれしい Beelinkの同クラスの製品としてはN100搭載の「EQ12」が約1年前に発売されています。Amazon.co.jpにおける6月25日時点の販売価格はEQ12が30,800円、EQ13が43,800円(クーポン適用後)と価格差があるのですが(どちらもメモリ16
imecは5月下旬にベルギーにて開催した創業40周年記念イベント「ITF(imec Technology Forum)World 2024」において、開口数=0.75のHyper-NA(超高NA)EUVリソグラフィの採用を含む2039年に至るロジックデバイスのロードマップを公開した。また、併せてパートナーであるASMLの前社長兼CTOのMartin van den Brink氏が、開口数NA=0.75の超高NA EUV露光装置を開発中であることを明らかにした。 NA=0.75の超高NA EUVシステムは、Intelが他社に先駆けて2023年末に導入したNA=0.55の高NA EUV露光装置の後継に位置づけられるもの。imecのVan den hove CEOは、2039年に至る最新のロジックデバイスの微細化ロードマップについて、ナノシートが(imecの研究パートナーのTSMCなどで)202
米Microsoftが実験的に行っていた海中設置データセンター「Project Natick」は、今のところ今後行われる予定がなくなったようだ。テック系媒体の「Data Center Dynamics」がMicrosoftの談話として明らかにしている。 Microsoftのデータセンター海中設置プロジェクトが終了へ 画像は2020年掲載の公式ブログから Project Natickは、2013年から実施されていたデータセンターの海中設置プロジェクト。2020年には海中にしばらく設置していたデータセンター「Northern Isles」を地上に回収しており、コンセプトの有効性を実証していた。故障率が陸上に設置していたデータセンター機器と比較して8分の1しかなかったとしており、これには完全に密封された環境が寄与したと指摘。人の立ち入りを考慮する必要もないため不活性ガスで満たすことができ、故障率
『タイガー&ドラゴン』での作り方を応用 今作が医療ドラマ初挑戦で、「僕、こう見えてあんまり病気にならなくて、ケガもしないんで、意外と病院に行ってないもんですから、医療について意識の低いところからスタートしたんです」と打ち明ける宮藤氏。 それでも、「医療監修で入ってくれている先生がいろんなアイデアをくれるんです。“こういうケガで危険な状態なんですけど、大学病院とか救命センターじゃなくて町医者でやれるような、しかもレアな処置ってありますか?”とか漠然なことしか言ってないのに、“こういうケースがあります”という案をすぐくれるんです」と、助けられているという。 このように、アイデアからストーリーを構築していく手法は、「『タイガー&ドラゴン』(05年、TBS)の作り方と近いですね。あれは落語からドラマのストーリーを考えていたので、今回はその落語の部分が医療に代わっているという感覚です」といい、「今の
JR北海道が石北本線の特急「大雪」の快速列車化を検討していると北海道新聞が報じた。6月7日付「特急『大雪』 快速に」によると、コスト削減が理由という。JR北海道から正式な発表はない。 2023年3月から、石北本線経由の特急「オホーツク」「大雪」はキハ283系で運転されている 続報の6月8日付「JRが特急『大雪』の快速切り替え検討」では、沿線自治体の遠軽町長、北見市長、網走市長がコメントを寄せており、反発、容認、中庸に分かれている。現時点で発表されている資料から見れば、存続すら厳しい。しかし、需要創出に向けた取組みに期待しよう。線路がある限り、復活も可能だろう。 旭川~網走間の特急「大雪」誕生の経緯は 特急「大雪」は旭川~網走間を走る列車で、1日2往復の運転。この区間は他に札幌~旭川~網走間の特急「オホーツク」も1日2往復運転されている。報道の通りなら、「旭川~網走間の特急列車4往復を半分の
新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要を受けて市場規模が急拡大した「電子書籍」。インプレス総合研究所の調査によると、電子書籍の市場は2019年度から2020年度にかけての1年間で28.6%も増加し、2025年度には6700億円を超える市場に成長するとも予測されている。 そんな市場の拡大を続ける電子書籍市場の中でも、特に「電子コミック」の人気は確固たるものとなりつつあり、電子書籍でよく読むジャンルを聞いた質問で「マンガ」の項目が下位を大きく突き放して1位になるなど、その注目度は高い。 電子書籍でよく読むジャンル 引用:電子書籍に関するアンケート(Appliv TOPICS) このように電子コミックが人気を集める中、集英社は、読者に新しいマンガとの出会いを提供する、AI対話型のマンガレコメンドサービスである「DEAIBOOKS」の提供を開始した。 今回は、DEAIBOOKSの開発秘話を
COMPUTEX TAIPEI 2024の初日にQualcommも基調講演を行った。もっともここで新発表が行われた、という訳ではなく昨年10月に発表されたSnapdragon X Eliteや今年4月に発表されたSnapdragon X Plusと、これを搭載したCopilot+ AI PCの紹介が行われた「だけ」である。このCopilot+ AI PCの発売は6月18日からということで、国内でも発表会が行われた他、各社から新製品の発表が相次いでおり、その意味では目新しいものではない。にも拘わらずこれをご紹介するのは、色々と内部事情が透けて見える部分もあるからだ。この辺りを交えつつ、基調講演の内容をご紹介したい。 まず冒頭でから、"今回の(Copilot+ AI PCの)発表は、QualcommがCommunication CompanyからConnected Computing Comp
大阪大学(阪大)とセックは6月17日、量子計算と古典計算を掛け合わせた協調処理を行う「量子古典ハイブリッドアルゴリズム」(以下、「QCHA」と略)を実行する機能を開発し、阪大の量子コンピュータ・クラウドサービスにて提供を開始したことを共同で発表した。 同成果は、阪大大学院 基礎工学研究科の御手洗光祐准教授(阪大 量子情報・量子生命研究センター(QIQB)兼任)、QIQBの森俊夫特任研究員(常勤)、同・束野仁政特任研究員(常勤)、同・桝本尚之特任研究員(常勤)、同・宮永崇史特任研究員(常勤)、セックの内田諒主任らの共同研究チームによるもの。 現在の量子コンピュータはノイズ耐性の機能が備わっておらず(ノイズの影響が大きい)、限定的な規模の計算しかできない。そこで古典(既存)コンピュータの力を借りることで、本来は現在の量子コンピュータでは扱えないような大きな計算も実行できるようにしたのがQCHA
米Intelは6月18日(現地時間)、一部の第13世代 / 第14世代Intel Core K/KF/KSプロセッサシリーズにおいて発生している動作の安定性に関する問題に関して、ガイダンスを発表した。eTVBのバグにパッチが当てられるが、問題の根本的な原因ではないとして調査が続けられている。 第13世代 / 第14世代Intel Core K/KF/KSプロセッサにおける不安定性について公式声明 - 安定性の問題は調査中 第13世代 / 第14世代Intel Coreにおいて高負荷時の動作安定性について問題があると報告されていた件で情報が錯綜する中、Intelからの公式声明が発表された形。要因としてプロセッサが高温状態にあるときでもターボ周波数と高い電圧で動作する以前のBIOS設定により、プロセッサへの入力電圧が高すぎる状態にあったという。 一方、この問題について調査していく中で、eTVB
手元のWindowsにPythonの実行環境を用意したいけれども、余計なアプリやライブラリをインストールしたくないという場面は以外とある。そこで、WSLとAlpineを使って最小のPython実行環境を構築してみよう。 WSLにAlpineをインストールしてPythonのプログラムを実行したところ Windowsではいろいろな環境でPythonを動かせる Windows上でPythonを動かそうと思った場合、いろいろな選択肢が存在する。 まず、Python公式(https://www.python.org/)が用意しているインストーラーを使う方法がある。インストーラーをダウンロードして、インストーラーの指示に従うだけなので初心者に優しい方法だ。多くのPython指南書もこの方法が楽なので推している。 また、公式以外にも、Anacondaが提供しているパッケージ(こちら)を使う方法もある。こ
東京大学(東大)は6月14日、地殻中で9番目に埋蔵量が多いにもかかわらず、採掘されるチタン酸化物から安価に大量生成する手法がないため、レアメタルとして扱われているチタンについて、希土類金属とそのフッ化物を用いて、溶融したチタン酸化物から効果的に酸素を除去し、従来不可能とされてきた200 mass ppm O(0.02質量%)という低酸素濃度のチタンを製造できる技術を開発したと発表した。 チタン鉱石から直接チタンそのものやチタン合金を製造する新プロセスの概念図。今回の研究で開発された新しい脱酸技術により、チタンの量産法の確立が期待される(出所:東大 生研Webサイト) 同成果は、東大 生産技術研究所(生研)の岡部徹教授、同・上村源助教(現 米・マサチューセッツ工科大学 博士研究員)、同・池田貴特任研究員、同・大内隆成講師らの研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Co
職場において、世代による価値観・文化・常識などジェネレーションギャップを感じる人もいるのでは? 今回はZ世代とはたらく、マイナビニュース会員のビジネスパーソンにアンケートを実施。 どんなギャップを感じているのか……実体験からエピソードを抜粋! マイナビニュースでも人気の漫画連載「やばい上司」を描いている青木ぼんろさんにイラスト化してもらいました。 →✅「Z世代とはたらく」1話から無料でイッキ読み!
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