判決後に会見する仁藤夢乃さん(左)と代理人弁護士=2024年7月18日午後、東京・霞が関、米田優人撮影 ブログサイト「note」への投稿で名誉を傷つけられたとして、女性支援団体「Colabo」と代表の仁藤夢乃さんが、インターネット上で「暇空茜(ひまそらあかね)」を名乗る男性に損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(西村康一郎裁判長)は18日、男性に計220万円の賠償と、投稿の削除を命じる判決を言い渡した。 【写真】Colaboのバスカフェ前。狭い歩道で動画を撮る男性と制止する女性らがもみ合いになった=2023年2月、新宿区役所前(画像の一部を加工しています) 判決によると、男性は2022年「10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月一人65000円ずつ徴収している」などとnoteに投稿した。 判決は、投稿が経済的に困窮する支援対象の女性を手狭な部屋に居住させ、劣悪な住環境に