サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
都知事選
qjweb.jp
年間100本以上のお笑いライブに足を運び、週20本以上の芸人ラジオを聴く、19歳・タレントの奥森皐月。 今月は、5月18日に決勝戦が生放送された『THE SECOND~漫才トーナメント~2024』(以下:『THE SECOND』)を振り返る。 『THE SECOND』らしさを感じる「観客投票システム」 5月18日の夜に『THE SECOND』が放送された。昨年に引き続き2回目の開催となった本大会だが、今年も素晴らしい4時間だったと感じる。 昨年と同じく、大会はネタ時間6分のトーナメント方式。最終決戦まで残った組は全部で3本もネタを披露するという、これまでのどのお笑い賞レースにもなかったボリュームだ。 普段お笑いを観ていないと「長すぎる」と感じる人もいるのであろう。しかし、ライブや寄席で活躍している芸人さんの上質なネタを地上波でこれだけたっぷり観られるというのは、本当に贅沢なことだ。テレビ越
田中さんはベリーダンスの衣装に着替えて派手なメイクをしてもやっぱり40代相応のシワがある女性だし、特別美人なわけでもありません。 そしてAIのように正確に経理をこなす「しごでき」の一面を持ちながらも、自分に自信がなく、気を抜くとすぐに友達や恋人ができたことのない過去を思い出して背筋が曲がりがちです。 けれど主人公の(倉橋)朱里は、そんな田中さんに惹かれ、憧れます。 田中さんとは真逆のタイプである朱里もまた、自分に自信のない面を持つひとりの女性です。 朱里は23歳で、子供のころから「ぶっちゃけ引くほどモテた」くらいかわいく、明るい性格。婚活目的で合コンに参加すれば、すぐに男性から連絡先を聞かれます。 けれど、自分は男性からなめられがちだから「モテる」と知っていて、「今」の若さをフル活用しなければすぐ相手にされなくなるのではないかという焦りがあります。 モテるけれど交際してきた相手と心から通じ
まん丸の目がかわいい“ろろ”との出会い 私の愛猫「ろろ」を家族に迎えたきっかけは、猫の保護活動をしている友人から「猫を飼ってみない⁉」と言われたことでした。 それまで私は動物を飼った経験がほとんどなく(あるのは金魚くらい)、動物は好きなのですが、ふれあった経験が少ないので、そのときは私が家族として猫を迎えてみてもいいのかと悩みました。 友人が保護した猫ちゃんたちの写真を送ってきてくれたのですが、その中でひときわ目を引き、心惹かれる子がいました。ビビビ!!! 「こ、この子はめちゃくちゃかわいいなあ」まん丸の目がとてもチャーミングで顔立ちの整った子がこちらを見ている写真でした。体の大きさでいうと、生後2カ月くらい。両手に収まるくらいの小さなキジトラの子猫でした。 命を預かることの責任 どんな経緯で保護をしたのか聞いてみると、ダンボールに入れられていた状態で捨てられているところを友人が保護したそ
千原兄弟、2丁目劇場、IPPONグランプリ、リンカーン、キングオブコント、ドリームマッチ、ケータイ大喜利、あらびき団、ざっくりハイタッチ、6人の放送作家と千原ジュニア…etc 平成のお笑いを彩るメインカルチャー。この連載では、千原兄弟の座つき作家として、数々のメインストリームの番組に携わる放送作家として渦中でお笑いを作ってきた松本真一氏に、当時視聴者としてテレビにかじり付いていた白武ときおが、お笑い好き少年さながら平成お笑いカルチャーを訊ねる。 今回の#0では、松本真一がお笑いの世界に飛び込んだ平成初期の風景を思い出す。
Warning: foreach() argument must be of type array|object, string given in /home/qjweb/qjweb.jp/public_html/wp-content/themes/qjweb-theme/taxonomy-series.php on line 149 Warning: foreach() argument must be of type array|object, string given in /home/qjweb/qjweb.jp/public_html/wp-content/themes/qjweb-theme/taxonomy-series.php on line 149 Warning: foreach() argument must be of type array|object, stri
「パパレベルチェック」は、妻がマウントを取りたいだけ 4年くらい前にツイッター(X)で、夫がどこまでひとりで育児できるかを判定する「パパレベルチェック」画像が出回って炎上したじゃないですか。 「6時間以上のワンオペが可能」ならレベル3、「母子手帳の場所が分かる」とレベル6とか。オムツ替えやミルク程度は「クズに毛が生えたレベル」であって、イクメンを名乗るなと。 本当にバカバカしいと思いました。 母子手帳の置き場所がわからないのは、妻がその情報を共有してないからですよ。共有してない、説明してないんだから、わかるわけがない。 つまり、妻が夫に対してマウントを取るために、自分がやっている家事・育児を手放さないだけ。手放さないことによって自分の尊厳を保ちたいだけ。 古参社員が中途社員に社内のルールや備品の場所を教えないことで、自分の優位性を保ってるみたいなもの。ただの意地悪ですよ。 母子手帳だろうが
『クイック・ジャパン』では過去に「テレビ・オブ・ザ・イヤー」「YouTube on the border」などジャンルごとにその年のコンテンツを総括する座談会を開催してきた。昨年末にも「お笑いの配信オブ・ザ・イヤー2022」と題して、TVer、映像系サブスクリプションなどWEB上で視聴できた映像コンテンツを総括・分析したが、今回はライブ、Podcast、地上波放送などタッチできる限りすべての「お笑い」コンテンツが対象だ。現役でお笑いシーンを作る芸人やテレビディレクターなど最強のお笑い通6名によって2023年上半期のお笑いコンテンツを振り返る。 奥森皐月 (おくもり・さつき)2004年生まれ、東京都出身。女優、タレント。3歳で芸能界入り。『にほんごであそぼ』(Eテレ)にレギュラー出演中。多彩な趣味の中でも特にお笑いを偏愛し、毎月150本のネタを鑑賞、毎週30時間程度のラジオ番組を愛聴している
年間100本以上のお笑いライブに足を運び、週20本以上の芸人ラジオを聴く、19歳・タレントの奥森皐月。 今月は「お笑い第七世代」から、奥森皐月が最近気になる芸人をピックアップ。霜降り明星・粗品の炎上騒動、四千頭身・後藤の“元気がない”様子に思うこととは。 売れ方もファン層も多様化したお笑い界 「お笑い第七世代」という言葉が生まれたのち、本格的に台頭してきたのが2019年。第七世代という括りができたおかげか「お笑いブーム再来」などといわれていた。 あれから4年経つが、お笑いブームは落ち着くことなく、むしろ加速しつづけているように感じる。世間的に最も注目度が高いのはやはり『M-1グランプリ』で、年末に放送されたその決勝戦の様子が翌年のお笑い界に大きな影響を与えていることは近年でよくわかった。 霜降り明星が優勝したことで「第七世代」がトレンドとなり、マヂカルラブリーが優勝したことで「地下芸人」が
編集者になるのが夢だった 高校時代から編集者になるのが夢でした。でも、新卒で出版社に入れたはいいけど、20代のうちはずっと販売営業、つまり書店と取り次ぎ回り。30歳目前で、念願叶って書籍の編集部に異動できました。 ただ、僕は出向社員でした。というのも、僕がその出版社に入社したあとで、僕の所属する営業部門が別会社として分離独立したからです。要するに、早いとこ編集部のある本社に「転籍」しなければ、いずれは販売営業に戻されてしまう。 出向期間は一般的に3年。その3年の間に、僕がやらなければならないことは何か? 考えた結果、自分にふたつのノルマを課しました。ベストセラーを出すこと、そして社内で表彰されることです。このふたつのゴールを達成できれば、誰も「栗田を営業部門に戻そう」なんて言わないはず。 とはいえ、30歳で編集者1年目ということは、新卒ですぐ編集部に配属された奴に比べて7年ものビハインドが
性差別や性暴力は、自分とは関係のない、特殊な被害に巻き込まれた人だけが向き合うべきトピックだと思ってはいないだろうか──。ライターの小川たまかは、朝日新聞の炎上事件でその問題が浮き彫りになったと語る。 河合市議の「選挙活動」だけを取り上げた朝日新聞 昔、ある雑誌を定期購読していたとき、私は自分の好きだったタレントの連載の上の枠でサッカーの連載が行われていることを1年近く気づかなかった。 毎号そのページを見ていたのに、目に入っていなかったのである。無意識のうちに、自分とは関係のない情報だと脳が処理していたのではないかと思う。 朝日新聞の政治部記者にとって、女性差別は自分とは関係のない情報であり、だから脳が勝手に「なかった」と処理してしまうのではないか。そんなふうに思う出来事があった。 ※画像はイメージです 同紙が連載「ルポ インディーズ候補の戦い」の中で、草加市市議会議員である河合悠祐氏を取
『【推しの子】』で抱いた違和感と、危機感が募るリアルさ 今期、なにかと話題に上がるテレビアニメといえば『【推しの子】』だろう。普段アニメ作品を熱心には観ない層からの反応も多いことが、ネット上でも、ごく身近な友人関係の中でも感じる。 そこで私がたびたび聞かれるのは「あのアイドル業界の描写ってどこまでリアルなの?」ということだ。 私の知る限りの範囲でいえば、「すごく違和感のあるところもあれば、びっくりするほどリアルな部分もある」というのが正直なところ。 【推しの子】ノンクレジットオープニング|YOASOBI「アイドル」 一番の違和感は、「右マイク」である。主人公たちの母であり、“伝説のアイドル”・星野アイがマイクを持つ手。キービジュアルはもちろん、本編に登場する歌唱シーンでも彼女は右手にマイクを持っている。 これは日本のアイドル業界では大変に珍しいことなのだ。というか現状、右手を中心にマイクを
この記事は、一連の状況を改めて整理し、身近な人がryuchellにヘイトを向けていることに心を痛めている人と分かち合うために書かれた。ヘイトを向けている当事者にも届くものになるよう努めたけれど、ヘイトに没入した人に考えを改めさせるのは本当に難しい。試みて、悩み傷ついたあなたが一番よくわかっていると思う。 だからどうか自分の心身の安全を最優先に、と言っておきたい。そうこう言っていられない事態だけれど、もし説得のためにこの記事のURLを相手に送ることがあっても、何かしら防御の構えを取ってほしい。たとえば送ったところでメッセージのやりとりをやめて通知を切っておくだとか、やりとりがすんだらすぐ思いを分かち合える別の人と話せるように約束をしておくだとか。 多くの経験者が語っているとおり、トランスフォビアや反マスク、カルト、陰謀論などに取り込まれた人を説得することは途方もなく困難で、苦痛を伴う。あまつ
一芸を審査するメンバーオーディションをピアノで通過し、つい先日音大を卒業したばかりのBEYOOOOONDS・小林萌花。ライブでのピアノ披露にとどまらず、昨年からグループとしてオーケストラとの共演に挑戦中。それを引っ張る? 小林に裏側を聞いた。 ※この記事は『クイック・ジャパン』vol.166(2023年4月27日(木)より順次発売)掲載のインタビューを転載したものです。 小林萌花 2000年生まれ。東京都出身。グループ内ユニットはSeasoningS。YouTubeで好評だったLOOKBOOK企画、第2弾は「撮ったけど編集が大変で……(笑)」とのこと 全編オーケストラのライブって!? ──昨夏、姫路で行われた『HimeFes2022』から今年行われる『BEYOOOOOPHONIC』と、オーケストラとの共演が続いていますね。 小林 最初にお話を聞いたときはそんなことができるんだ!と驚きました
間違いなく大きな飛躍を果たすだろう才能の持ち主だ。 今年4月に初のアルバム『Unlockable』をリリースしたシンガーソングライター、音羽-otoha-。同作にはTVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』に提供した楽曲「フラッシュバッカー」のセルフカバーも収録される。 以下のインタビューで語ってもらったように、まさに『ぼっち・ざ・ろっく!』主人公の後藤ひとりと同じような、ギターヒーローに憧れながらも周囲に馴染めず“コミュ障”な思春期を過ごしてきたという。そんな過去といまについて、音楽と向き合うターニングポイントになった「拝啓生きたがりの僕へ」という曲について、新作について、この先に見据える未来について、語ってもらった。 ※2023年5月27日発売『CONTINUE』Vol.82より、音羽-otoha-スペシャルインタビューの一部を特別に先行公開。 ギターヒーローになりたかった日々 ──これが初め
南インド料理店「エリックサウス」の総料理長として知られる稲田俊輔の最新レシピ集『ミニマル料理』(柴田書店)が2023年2月2日に刊行された。 本稿の筆者は、過去にQJWebにて稲田氏の2冊のカレーレシピ集の「作ってみた」書評を書いた縁で、先だって本書の刊行記念トークイベント(3月17日、ジュンク堂書店池袋本店にて、会場参加とオンライン配信で開催)で聞き手を務めることになったライター・編集者の辻本力。 本記事では、辻本氏がそのイベントの模様にも触れつつ、『ミニマル料理』に掲載された料理の数々を実際に再現しつつ、そこからレシピに込められた想いを紐解いていく。 (右から)『ミニマル料理』の著者・稲田俊輔、本稿の筆者・辻本力。3月に行われた刊行記念トークイベント時の写真 稲田俊輔 (いなだ・しゅんすけ)料理人、飲食店プロデューサー。鹿児島県生まれ。京都大学卒業後、飲料メーカー勤務を経て円相フードサ
ツイッターがヤバい。日本在住ドイツ人・マライ・メントラインがイーロン・マスクの「ツイッター改革」を検証し、天才お金持ちの「一見アホなふるまい」に騙されてはいけない!と訴えます。 ツイッター運営のズダボロぶり ツイッター社から「左派っぽい意識高い系キラキラ文化な社員」をクビにして追い出してやったぜ! というイメージを見事に構築して(実務的な意味や効果もあったかもしれないが、ここでは彼の戦略的な凄さをちょー称える意味から敢えてそのように書くのだ!)ネット界を激震させ、それ系界隈からの無限の賞賛と絶対的な支持を固めたイーロン・マスク御大ですが、ぶっちゃけ、その後のツイッター運営のズダボロぶりは(技術畑方面から予見されていたとおり)なかなか凄まじい。 私も実際「左派っぽい意識高い系キラキラ」なのは苦手だけど、だからといって御大のテキトーな割り切り運営をアクロバティック擁護するようなデキた人間でもな
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『QJWeb クイック・ジャパン ウェブ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く