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先日、レオス・キャピタルワークスの藤野さんにお会いしていただいた。十勝のイベントでお会いして、運がいいことに事業計画を見てもらうことになったのだ。 濃密な一時間をもらった結果、自分たちの事業に強い自信と確信を持つことができた。 最後に、「今自分たちのフェーズで意識したほうがいいことってなんでしょうか?」と聞いた際に、もらった言葉が特に記憶に残った。それは、「能力がある人より、ビジョン共感度が高い人を採用した方がいい」ということだ。自分の頭の整理も兼ねて、このブログに書いておきたい。 能力<ビジョン 藤野さんに言われたのは、上記の図。 横軸が会社のおけるパフォーマンス、つまり能力で、縦軸が会社のビジョンの共感度合い。 左下の能力がなくて、ビジョンがない人はそもそも会社に合っていない。 よく陥りがちな右下の人を取ってしまうこと。能力はあるから一定の成果は出すけれど、会社のビジョンと方向が違うた
夜の倉敷美観地区。日本の夜で、一番好きな場所かも知れないです。 先日、インバウンド観光に感じる可能性についての自分の考えを書きました。 今回はインバウンド観光におけるメディアの意義について書いていきます。側面としては2つあります。観光客に対する意義、地域(日本)に対する意義の2つです。 まだ言語化しきれていないこともあるのですが、徐々に付け足していこうと思います。 外国人観光客に対するメディアの意義 外国人観光客としてのメディアの意義は、日本に関する有意義な情報を知ること、それによる日本での体験価値の向上です。 僕ら日本人も海外に行く際に思うのは、いい体験がしたい、自分が知らない世界を見たい、知りたいということ。それも、せっかくであればその場でしか味わえないような体験をしたいと考えます。 旅行の充実度の違いは、運や旅行に対する姿勢もあるのですが、どれくらいその場所の情報を知っているかが大き
先日、近しい人に、「ワーホリに行こうと思っているんだけど、なかなか親を説得できなくて…」と相談されました。僕も大学3年時の12月に世界一周に行くと決断して、そこから親に伝えた時に、結構ビビってたのを覚えてます。これはよく聞かれることの1つで、自分の考えを1回まとめておこうと思います。 自分が何を言っていたかというと、世界一周をすることがいかに今や将来の自分に必要かを伝えたんですね。そして、旅の資金は自分で作るし、その後も自分でなんとかするから、と。 その時から日本を世界発信するようなことをしたかった。就職にするにしても、起業するにしても、自分自身が海外を見ていなかったら、何にもできないんじゃないかなって思ったんです。 親や周囲としては、その人のやりたいことを止めたいんじゃなくて、意志の確認と、思いつきで言ってるんじゃないか?の確認だったり、その後が心配、と思って言ってるわけなんですよね。
岡山にある天空の城「備中松山城」 ブログ「Hibilog」を始めて、気付いたら4年が経っていました。2011年の4月に始めたので、もう5年目です。 このブログで色んなことがはじまりました。最初は、とある人の旅ブログを見てかっこいい!と思って、旅について日々書き連ねていくことを目的として始めて、徐々にアクセスが増えてきて、仕事につながったりして、今では自分にとってなくてはならない存在になりました。前職で働いたきっかけもブログでした。 会社を始めるときも、最初は1人だったんですよね。でも、ブログがあったことで、会いたい人に会えて、興味をもってくれた人が声をかけてくれて、色んな人に助けられて今に至ります。 ブログは積み重なっていくもの。 ブログを一言で表すとしたら、こう答えます。 日が経つごとに、文章を書くごとにあらゆる所に積み重なっていく。データとしてももちろんだけれど、書いている自分自身にと
今、うちの会社ではWantedlyで求人を出しています。そこで4ヶ月間で850名もの方から応募を頂きました。下は高校生、上は60代の方。業種は本当に多種多様です。300名近くの方に会い、実際にWantedlyで出会った方が中心となり、今事業を進めています。2名の正社員採用の他、業務委託、ライターという形でWantedlyl経由で関わっている方は10名以上となっています。 Wantedlyは、簡単にいうとSNSを活用した採用支援、就職支援サービスです。友人が出している求人だと、応援したくなるじゃないですか。その応援の数が多くなればなるほど、SNSで広がり、またWantedly上でも上位になり、求人が集まりやすくなるというもの。 また企業側にとって掲載するコストが安く、これから伸びていくベンチャーの求人も多く載っているため、求職者にとっても面白い会社に巡り合いやすくなる。Wantedlyのビジ
先日、福岡の「ひいらぎ」という珈琲屋に行きました。祝日の月曜日。本来であれば、月曜日は休みなのですが、祝日はやっていたんですね。ここに寄るために、東京への戻りを福岡経由にしました。 2年前に行って、僕は珈琲の美味しさと店主の動きに感動してしまったお店。博多駅から電車と徒歩で20~30分程度の場所にあります。 お店に行って、250個あるカップから目に入ったものを選んで、珈琲を飲みました。驚くくらいに雑味がなくて、途中で珈琲を飲んでいるというのを忘れてしまうような味。マスターの動きはキレがあり、かっこ良く、小さなショーを見ているような感じさえしました。珈琲を入れるその一動作にさえ、見惚れてしまうような。 驚いたのは、お会計をすまそうとした時に声をかけてくれたこと。 「お客さん、前も来ましたよね。カップは確かこの柄で、席はこの辺で。その時は旅中でしたよね。」 そう言いながら、棚からその時飲んだカ
これからの働き方をVOGUE GIRLと一緒に考えてみる! VOGUE GIRL @成蹊大学のイベントにて 「人間は自らの欲望を数%しか言語化できない。人間の欲望は自在するものではなく、それを満たすものが目の前に出現した時に、始動していく。」 たまに記憶に残る刺さる言葉があるのですが、博報堂ケトルの嶋浩一郎さんが発していた上記の言葉が、ここ1年で一番刺さりました。 価値観を揺るがす言葉 ふと、自分は毎年色んな言葉に影響をされていると思いました。1つ1つが自分の考え、価値観を変えてくれました。ちょっと2013年から振り返ってみます。 2013年は「できないことは、できる人に任せたらいいよ。」 2012年は「自分がやりたいことと、これからの時代が交わることを仕事にしたほうがいい。」 2011年は「世界では日本の文化がうけているけれど、日本人がそこでビジネスできていない。」 2010年は「経営者
今、出張で岡山にいます。岡山は今年4回目で、これからも足繁く通うことになりそうだなーと思います。 「出張や旅で気をつけることは、宿で荷物を家状態にしないこと。使ったら、すぐにしまうようにした方がいいよ。」 と、僕の師である櫻井孝昌さんがカタールで言ってたのをふと思い出し、最近気をつけています。 実際にやってみたら、忘れ物もしなくなるし、片付ける手間もなくなるし、いざというときに動きやすい。何より仕事をする際に集中できるなーと思いました。メモ程度ですが、結構おすすめです。 関連リンク 世界一周、海外旅行の持ち物 青木 優 1989年、東京生まれ。明治大学国際日本学部卒。株式会社 MATCHA 代表取締役社長。内閣府クールジャパン・地域プロデューサー。学生時代に世界一周の旅。デジタルエージェンシーaugment5 inc.に勤めた後、独立。2014年2月より訪日外国人向け WEB メディア「M
2014年2月3日に訪日外国人向けWebマガジン「MATCHA」を立ち上げて、8ヶ月半が経ちました。これほど濃かった日々は今までなかったなと思いつつ、立ち上げた日を昨日のことのように感じます。 まずはっきりと言えるのは、MATCHAやインバウンド観光に関する仕事は、本当に自分に合っているな、ということです。様々な場所に日々出向き、新しい日本を発見し発信していくことは、僕がずっとやりたかったことでした。 毎日トラブルと勉強ばかりですが、一緒にやってくれているメンバーや応援してくれている方々のおかげで、楽しくやることができています。感謝しています。 そんなMATCHAもこれから更に加速すべく、方針をより明確化していきます。今回は、メディアの新方針及び、新体制について書いてきます。 より訪日外国人に特化した内容に MATCHAは日本に来る外国人向けのWEBマガジンです。MATCHAの強みは間違い
日本人にとっての当たり前は、外国人にとっての当たり前ではない。そんなことは当たり前なことなのですが、インバウンドメディア「MATCHA」を始めてから、そう思うことをより体感できるようになりました。 今回「MATCHA」を運営してから、海外からの反応が多く集まってきたので一度まとめてみました。MATCHAに関わっている方、またインバウンド観光、また日本発信をしていきたい方に参考になれば嬉しいです。 旅行の基本情報の充実の重要性 MATCHAで力を入れているのが、How toと呼ばれている日本の基本的な情報。日本は日本人にとって非常に効率化されていて便利なのですが、初めて日本に来た人にとって逆に不便利だったりするんですよね。で、やっぱりそういった記事をまとめると海外からの反応がいいです。 観光地に関する情報のニーズ やっぱり短い滞在期間の方にとって、日本の見どころ(観光地)に関する情報を知りた
Unique Holistic “Lila Bamboo Villa”の看板 世界一周や日本を旅する中で数多くの宿、CouchSurfingを使って人の家にお邪魔してきたのですが、今回airbnbで泊まった家は人生で一番良かったです。これは誇張でもなく、純粋にそう思えました。 そこはバリのウブドにある「Unique Holistic “Lila Bamboo Villa”」という家。ここは有名なTV番組「Extreme Homes」にも選ばれる程の家で、今回airbnbを利用するにあたって、見つけて予約させてもらったんです。予約自体は2日前にして、車をレンタルしてこの宿まで泊まりに行きました。 今までの僕のブログ記事で一番というくらい写真が多いです。というか、写真を撮りたくなる場所が多すぎたんです。それくらいいい家で、今回是非紹介したいと思います。 広すぎる一階、ラウンジスペース。 本当に
先日、香川の四国村で見つけたかずら橋 自分ができること、できないことを認めること。 去年、僕はとある会社で半年間働いていて、そこの社長からの一番の学びがこれでした。 僕は、今まで多くのことを自分1人でやってきていて、それが楽だったし、なんとかなる事も多かったのですが、会社を始めて、プロジェクトが大きくなっていくにあたって、自分1人でできることなんて本当に限られてることに気づかされました。 それは決して悲観的なことではなく、そういったことをしっかりと認識し、認めることがとても大事だと思うのです。 僕は絵を書いたり、デザインすることが苦手なんですね。(そのデザインがいいかどうか、社会的に受けるかどうかの感覚はあります。) 例えば、僕が1つのロゴを作るのに10時間かかるとします。それにはすごい労力が必要で、クオリティーも微妙。でも、ある人は自分以上の成果を10分とかで出せたりするんですよね。それ
児島駅を出てすぐの場所。 ジーンズの聖地・児島 コインロッカーがジーンズデザインに。 岡山は今回で二度目で、前回どうしても行きたかった場所がありました。それは日本ジーンズの発祥地である児島。岡山は紡績業で昔から盛んで、児島はその工場がたくさんある場所なのです。東京にある有名なアパレルブランドも岡山で作っているとかなんとか。 で、今回その児島に行ってきました。視察半分、岡山ジーンズを手に入れるのが半分、です。 ジーンズトリートの垂れ幕。児島駅から歩いて10分くらいの場所にあります。 ジーンズマップ。 ジーンズストリートに入って、まず驚かされたのがここ。道が蒼く塗られていて、白と赤の赤耳ラインが引かれている。ここの写真を、前日に岡大の荒木さんに見せられて、絶対行かなきゃと思いました。 本当にジーンズショップだらけ。 至る所にジーンズが吊るされてました。 ゆるきゃら? ジーンズストリートで一番気
インバウンド観光メディア「MATCHA」 MATCHAって今どんな組織なの?どんな人がいるの?どんな風にプロジェクトが動いているの?というのを人に会う度聞かれます。 日々人が増えているので、僕もたまに把握しきれなくなることもあるのですが、今回はMATCHAの組織、プロジェクトの動き方について少し書いていきます。 このメディアのあり方は、結構新しいんじゃないかと思っていて、興味がある人は是非読んでみてほしいです。 MATCHAに関わっている人 MATCHAに関わっている人は、今90名ほど。年齢に関してはバラバラで40代の方もいれば、スーパー高校生、大学生もニートの方も、フリーの方も経営者の方もいたりと様々です。 ライターは今40名。現在は東京、京都、大阪を中心にいて、今後全国に広げていきます。翻訳家の方は、日本全国、海外問わず関わってもらっています。 多様性が集まる空間にこそ、面白いものがが
4月20日、ブログ「Hibilog」がスタートして3年が経ちました。正直色んなことが起こりすぎたのですが、一言、続けてきてよかったなぁと思います。「継続は力なり」という言葉の意味を、今改めて噛みしめています。 3年間で432記事。このブログに注いだ時間は、2000時間は軽く超えていると思います。自分の人生の一部であり、鏡のようなものでもあり、このブログなしでは今の自分はないと断言できます。 たかがブログですが、されどブログです。今回は3年間をふり返る中で思うことがあったので、それを書いていきたいです。これからブログを始めたい人、ブログをやっている人にとって参考になるものになればいいなーと思います。 国マップ。188カ国からアクセスがありました。 3年間のアクセス数。150万人近くの人がこのブログを見てくれたっていうのが嬉しいです。 当たり前は当たり前じゃない 以前「当たり前に見えるものほど
100 Tokyo http://100tokyo.jp 先日経産省主催の訪日外国人向けメディア「100 Tokyo」がオープンしました。100 Tokyoは東京のユニークを集めたキュレーションメディア。1つの1つのモノ、コト、ヒトを丁寧に取り上げていっています。サイトデザインがとても綺麗で、かっこいいです。 SunnyHills at Minami-Aoyama こことか実際に行きたいです。隈研吾建築、ツボです。 このMAPの作り方すごくいい。真似できるくらいの状態に早くなりたい。 そして、、ちゃっかりMATCHAもLINKに掲載させてもらいました。 先日経産省の方に招待され、レセプションにお邪魔しました。こちらは当日の様子。Google本社です。 鏡開き。 久しぶりに升でお酒を飲みました。 様々なメディア関係者が集まっていて、しかも多くの方がMATCHAを知ってくれていてテンションがあ
MATCHA(http://mcha.jp)は日本に来る外国人向けのWebメディアです。 現在、MATCHA関係者限定のグループを作成しています。 一緒にMATCHAを盛り上げていきたい方、興味がある方、日本を発信していきたい方には是非ご参加してほしいです。基本的にはメルマガ的な機能をもたせようと思っています。 特典、というとなんだかアレですが、 ・MATCHA GROUP参加者限定のイベントにご招待 ・まだ公にできない情報などを先行公開 ・MATCHAの裏話… ・ステッカープレゼント(これから作ります。) などを考えています。 現在100人以上の方に参加してもらっています。 日本全国を巻き込んだ、大きな流れをこれから作っていきます。 一緒にMATCHAを盛り上げていきた人、日本を発信していきたいという人は是非ご参加ください! 住んでいる場所や年齢、国籍など関係ないですし、参加資格もありま
先日取材に行った浅草 Amuse Museum「ボロ」の展示 訪日メディア「MATCHA」をスタートさせて1ヶ月半。週ブログを書く習慣がなくなってしまったのですが、2週間に1回は何か書くようにしたいと思っています。書くことで思考が整理されるので、僕にとってブログを書くという行為は結構大切です。 人と会う機会が増えて、自分が無意識のうちに行っていたことを言語化することが増えました。その1つが「伝えることの本質は動かすこと」ということです。これは僕のブログ論の核となるような考えで、一度文章にしていきたいと思います。 消費されるコンテンツと積み重なるコンテンツ 今世の中には様々なコンテンツが乱立しています。数えきれないくらいの種類がありますが、コンテンツは2つタイプで分けられると思っていて、1つは消費されるコンテンツで、もう1つは読んだ人の人生に積み重なるコンテンツです。 前者は、iPhone5
訪日外国人観光客向けのWebメディア「MATCHA」を2月3日にスタートして、今日でちょうど1ヶ月になりました。今回は、2週間前に書いた「訪日外国人観光客向けのWebメディア「MATCHA」をスタートして2週間」も少し交えて、MATCHAについて書いていきたいと思います。 怒涛の一ヶ月 少し振り返りをさせてもらうと、正直1ヶ月と思えないような濃さでした。メンバー内では、「まだ一ヶ月なのか…」の声も少なくないです。まじで、怒涛でした。 内部的なものを上げると、徐々に役割がはっきりとしてきて、チームが出来上がってきました。外部的なものを上げると、経産省や堀江貴文さんを始め、様々な方々からコンタクトがありました。 2月末のタイ、シンガポール、タイ出張でも、これからにつながるものを得られたように思います。やはり日本にいたら、東京にいたら見えないことだらけ。しっかりと実行に落としこんでいきます。 世
MATCHA韓国版 http://mcha.jp/kr インバウンド観光メディア「MATCHA」韓国語版をローンチしました。 韓国語版リーダーの小林さんを中心に、韓国語版チームのみなさんが物凄い勢いで作ってもらいました。 「韓国には日本の情報は沢山あるけれど、日本人発のものが少なく、訪日外国人への対応が整っていない。」 小林さんのこの言葉が表しているように、このメディアは一人ひとりの問題意識から成り立っているんだろうなーと思います。メディアはスタートしてからが本番ですが、焦らず、着実に盛り上げていきたいです。 中国語版も今月中にリリース予定で、またそちらも告知していきます! 日本語版⇨ http://mcha.jp/ . 青木 優 1989年、東京生まれ。明治大学国際日本学部卒。株式会社 MATCHA 代表取締役社長。内閣府クールジャパン・地域プロデューサー。学生時代に世界一周の旅。デジタ
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