サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
都知事選
www.biz-knowledge.com
本書を手に取ったきっかけは、「この本、控え目にいってヤバい」というツイートを見かけたからです。 実際読んでみた感想は・・・マジでヤバい本でした。 いつも以上に語彙力が皆無で申し訳ありませんが、本当に素晴らしい本でした。 ジャンルは自己啓発ですが、「合理的な自己啓発書」という新たな領域を開拓している本です。 筆者を拝見して納得。シリコンバレーの最重思想家が書いた本でした。 『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』とは? 本書は、個人投資家としてUberやTwitterに初期投資を行うなど、圧倒的な行動力と先見の明を兼ね備えた「ナヴァル・ラヴィカント」の発言をまとめた本です。 日本にやってくる前の原書は、Amazonで7200超のレビューがついて、星4,7という異例の評価。 ジャンルとしては自己啓発書なのですが、巷にあふれる自己啓発書とは一線を画しています。 あえて名づけると「合理
タカマツボンのエッセンスが詰まった「議事録進化論」 本書『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』には、104の濃い技術が詰まっております。 ・・・が、これら濃い技術が凝縮されているテーマがあるなと。 というのも、104の技術が340ページにわたって書かれているわけですが、議事録についての説明に一番ページ数が割かれていたんですね。 「議事メモ vs 議事録 vs 発言録」というパートなんですが、ここではいろいろな技術が登場します。 「たかが」構造化 vs 「されど」構造化 「答えのあるゲーム」より「答えのないゲーム」 「TASKバカ」より「論点バカ」 「自分のペース」より「24時間ルール」 「誰が言ったか」より「誰が活字にしたか」 こういったエッセンスがギュッと凝縮されているなと。 ということで、個人的に感動した「議事録進化論」を、私なりの振り返りもかねてご紹介します。 発言録のレベル(Lv
Yusuke Motoyama 外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。年間300冊読むなかで、絶対にオススメできる本だけを厳選して紹介します。著書『投資としての読書』。 Books&Apps(https://blog.tinect.jp/)にもたまに寄稿しています。Amazonアソシエイトプログラム参加中。 執筆など仕事のご依頼は、問い合わせフォームにてご連絡ください。 私が嫌いなアドバイスたち 「想像力を働かせなさい」 「相手の気持ちを考えなさい」 「顧客視点に立って考えなさい」 私はこれらのアドバイスが大嫌いだ。 まず「想像力を働かせなさい」について。 「想像力」とは一体なにを意味しているのか? 「想像力を働かせなさい」と言うけれど、それを言われた相手の気持ちを想像した上で言っているのだろうか? …と、思わずカウンターパンチを食らわせたくなる。 続いて「相手の気持ちを考え
企業内起業が17件 独立起業が21件 週末起業が14件 合計52の事業を立ち上げた守屋氏。 「起業・新規事業」の本を書くにあたり、守屋氏以上に適任の人物はいないのではないでしょうか。 そんな筆者が、ついに起業の本を出版されました。 タイトルは『起業は意志が10割』。 https://amzn.to/3z686wI ぶっちゃけ話を申し上げると、表紙だけを見たときの第一印象は決して良くはなく、 「意志が10割って。結局は気合や根性!みたいな精神論ですか?」 と失礼ながら思ってしまいました。 しかし、本書を読んでいくうちに「起業は意志が10割」の本当の意味を思い知らされることになります。 第1章の途中まで読むとわかりますが、 「起業して勝つための方法論は何か」 「逆に、何をすれば負けるのか」 が生ナマしくリアルに記されています。 「起業は意志が10割」と書かれていますが、 経営資源のヒト・モノ・
『トヨタの会議は30分』とは こんにちは。 毎年300冊以上読んでいるビジネス書オタクのビズペラです。 以前はコンサル務めだったこともあって、会議・ファシリテーション術の本をたくさん読んできましたが… またしても、とんでもない本と出会ってしまいました。 それが、今回ご紹介する『トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術』です。 まず、本書を読むと、なにが手に入るのか? 一言で述べると、「普段の会議時間を半分にするためのスキルとマインド」が、たった数時間で手に入ってしまいます。 それもそのはず。 筆者のプロフィールを見てみると「トヨタ→外資系コンサル→戦略コンサルとして独立」という経歴。 トヨタ×コンサル 脳みその筋肉がバッキバキに鍛えられているんでしょうね。 だからこそ、会議というレースを凄まじいスピードで走り切る方法論を書けるのでしょ
(出典:https://unsplash.com/photos/1VqHRwxcCCw) 【決定版】あなたの思考を「深く」する本5選 かつてこんな記事を書いてみたところ、知人からこんなコメントをもらいました。 "おすすめ商品10選"みたいな記事ってコスパいいよね。 だって、特に何も考えずに、読み手に買ってほしい商品を10個ピックアップしてさ、あとは数行ずつ感想加えれば完成するからね。文字数も稼げてお得だ。 この指摘、なかなか痛いところをついています。 というのも、ブロガーは、なるべく高頻度で記事を更新していく必要があります。 となると、どうしても苦しいときに飛びつきたくなるのが、「オススメ商品10選」みたいな記事です。 しかし、この「オススメ商品10選」的な記事ほど、「思考して書いたか、そうでないか」を見抜かれやすい。 だからこそ、先ほどの知人からの指摘を受けたわけです。 そんな反省を噛み
先日、文章力の本をまとめた記事を書いたら、思った以上に反響があった。 800以上のはてなブックマークがつき、コメントも多く頂けて、書評ブロガーとしては、この上なく嬉しいことである。 もちろん、肯定的な意見ばかりではなく、ネガティブなコメントも頂戴した。 その中でも特に多かったのは、 「文章の本といったら、谷崎 潤一郎らの『文章読本』だろう。わかってないな」 …と、こんな類の意見だ。 これらの意見は、素直に嬉しかった。 「もっとオススメの本があるんだったら、喜んで読みたい」と思えたからである。 一方で、内心「いやいや、『文章読本』なんて時代遅れじゃないの?」と思っている自分も確かに存在していた。 そんなこんなで、早速、谷崎 潤一郎氏の『文章読本』を読んでみたので、所感を述べたい。 https://amzn.to/2RFMYfr 「古い本はわかりにくいし、当たり前のことしか言っていない」…そん
「デザイン」 「デザイン思考」 「デザイン経営」 これらの用語を、きちんと区別をしたうえで説明できますでしょうか? おそらく、デザインの本質や全体像を理解しておかないと、上記の用語を自分の言葉で説明するのは難しいはず。 では、デザインを理解するとは、どういうことでしょうか? デザインの理解度は4段階ある 物事の理解度は、大きく4段階に分けることができます。 ①知らない、②知っている、③わかっている、④できる この4つです。 この4段階を、デザインに当てはめると、次のように整理できます。 レベル1:知らない デザインって見た目の話でしょ? オシャレな組み合わせを考えることがデザインじゃないの? …くらいの理解度で、デザインについて勘違いしている段階。 レベル2:知っている デザインとは「設計」のことだ。設計の対象は、モノだけではなく、コトも含む。 デザインは観察から始まる。 …こんな感じで、
『組織が変わる-行き詰まりから一歩抜け出す対話の方法2 on 2-』とは あのベストセラー『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』を出版された宇田川 元一氏が、新たな本を執筆されました。 ※『他者と働く』の書評はこちら それが『組織が変わる-行き詰まりから一歩抜け出す対話の方法2 on 2-』です。 前回もそうでしたが、今回も頷きが止まらなくて首が取れそうになるくらい、素晴らしい本でした。 そんな本の全体像をざっくりと紹介すると、 タイトルの「組織が変わる」とは、自分や周りのメンバーが見えている組織の風景が変わることを意味している。 本書では「組織の慢性疾患」に主眼を置いている。 組織の慢性疾患とは「どこから手をつけたらいいかわからない」「自分以外の誰かが変えてくれるはず」…といった悶々とした閉塞感が積み重なり、組織がどんどん悪化している状態を指している。 本書は、この慢性疾患
この本で解ける疑問は? 「ありきたりだね」と言われないためには? 「思っていたのと違った」と言われないためには? デザインの世界で勝ち抜いていくための考え方は? https://amzn.to/3gKrd90 『勝てるデザイン』とは 「デザインをオシャレにするための具体的な方法を知りたい」 もしこんな目的感を持っているのであれば、この本はオススメできません。 本書は、デザインのハウツー本ではないからです。 もちろん、「勝負フォント3選」など具体的なハウツーも書かれてはいますが、 それも300ページ以上あるうちの数ページにすぎません。 実は『勝てるデザイン』は、マインドセットと思考法の本なんです。 本気でデザインで勝負していくために必要な心がまえや、相手に刺さるデザインが生み出されるまでの思考過程が赤裸々に綴ってある。 「え、そこまで書いちゃっていいんですか?」とツッコミたくなるくらい、とに
「目的はなに?」 「何より一番大切なのは、目的だよ」 こんな言葉を耳にする機会は少なくない。 上司からよく言われる言葉トップ10に入るのではないだろうか。 でも、「いい目的とは何なのか?」まで教えてくれる偉い人はどれくらいいるだろうか。 いや、そもそも、上司やその上の人は「いい目的の条件」をちゃんと説明できているのだろうか。 そして部下は、上司から「いい目的についての説明」をしてもらうのを、いつまでも待っていてよいのだろうか。 以上の問題意識を持ちながら、今回は「いい目的」と「目的もどき」を見抜く術について考えてみたい。 提案書や企画書でよく見かける「目的」集 「~の効率化」 「~の集約化」 「~の一本化」 「~の標準化」 「~の見える化」 「~による生産性の向上」 社内の資料、あるいは社外から送付された資料で、よく見かける「目的」を羅列してみた。 みなさんも、この中の2~3つくらいは、ど
『ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方』とは 私が大好きな著者の一人、山口 揚平氏の本がついに家に届いた。 その名も『ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方』。 何ともそそられるタイトルだ。 そんな本書のテーマを一言で述べると「天才性」である。 本書によると、天才性とは「個人が生まれたときに授かっている、他者とまったく異なる特性」を意味している。 この天才性を軸に、本書は次のような構造で展開されている。 まさに、本書のタイトル通り「天才性=ジーニアスを発見するための方法論」が体系的に表現されている。 その中でも、特に印象に残ったのは、「第3章 天才性を見つけよう」で書かれていた次の2点。 天才性マトリクスで自分の方向性を知る 天才性を文章で表現する 天才性マトリクスで自分の方向性を知る 本書で登場する「天才性マトリクス」については、山口 揚平氏が書いたnoteにも記載
Yusuke Motoyama 外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。年間300冊読むなかで、絶対にオススメできる本だけを厳選して紹介します。著書『投資としての読書』。 Books&Apps(https://blog.tinect.jp/)にもたまに寄稿しています。Amazonアソシエイトプログラム参加中。 執筆など仕事のご依頼は、問い合わせフォームにてご連絡ください。 (出典:https://unsplash.com/s/photos/basketball) 3C分析なるフレームワークがある。 市場(Customer) 競合(Competitor) 自社(Company) 「3C」は、上記3つの頭文字をとったものである。 おそらく、ほとんどのビジネスパーソンは見聞きしたことがある言葉ではないだろうか。 しかし、「知っている」と「できる」は違う。 例えば、「スタバを対象に3C
Yusuke Motoyama 外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。年間300冊読むなかで、絶対にオススメできる本だけを厳選して紹介します。著書『投資としての読書』。 Books&Apps(https://blog.tinect.jp/)にもたまに寄稿しています。Amazonアソシエイトプログラム参加中。 執筆など仕事のご依頼は、問い合わせフォームにてご連絡ください。 「結論から話す」は、ビジネススキルの一丁目一番地 「結論から話しましょう」 この言葉を知らないビジネスパーソンは、ほとんどいないのではないでしょうか。 もはや働く人とっての一丁目一番地ともいえるスキル。 いや、ビジネスマナーと呼んだ方がいいのかもしれません。 それが、今日のテーマ「結論から話す」です。 しかし、いざ職場を見渡すと「結論から話さない人」って結構いますよね。 なぜ、あれほど口酸っぱく言われ続けてい
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで - BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評は...』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く