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大学の自由奪う国大法改悪/法案参院審議入り 吉良氏「徹底審議・廃案を」
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大学の自由奪う国大法改悪/法案参院審議入り 吉良氏「徹底審議・廃案を」
学術への政治介入につながる国立大学法人法改悪案が1日の参院本会議で審議入りしました。日本共産党の...
学術への政治介入につながる国立大学法人法改悪案が1日の参院本会議で審議入りしました。日本共産党の吉良よし子議員は﹁大学の自由と民主主義を奪う本法案は徹底審議の上、廃案を﹂と求めました。 同案は、規模が特に大きな国立大学法人に﹁運営方針会議﹂︵合議体︶の設置を義務付けます。 吉良氏は、委員の大半が学外者となる合議体の設置義務付けが﹁外部からの干渉を受けず、学内構成員での意思決定、管理、運営を基本とする﹃大学の自治﹄に反する﹂と指摘。委員を文部科学相が承認する仕組みが導入されれば﹁人選への政府の口出しを容認し、大学の人事に国家権力が介入する根拠を与える﹂と指摘しました。 吉良氏は、国立大学協会の永田恭介会長︵筑波大学長︶の﹁閣議決定で法案が出されるまで知らなかった﹂との発言を示し﹁関係者の意見を聞いたのか﹂と追及。盛山正仁文科相は﹁国大協の会議に改正の方向性を示しながら検討を進めた﹂などと強弁