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本記事では、主に新しくインシデント対応・管理を担当することになった皆様に向けて「インシデント対応者になったら、まず把握すべきこと」をテーマにPagerDuty公式ブログの中から入門記事を厳選してご紹介します。新人のインシデント対応者の方はもちろん、基礎的な部分の学び直しなどにもお役立て頂けますと幸いです。今後、関連記事が公開次第順次更新していきます。 ブックマークおすすめです! 概念理解編1️⃣ システム障害とは?〜企業が考えるべきリスク対策とインシデント管理〜企業にとって甚大な損失とともに伝えられるシステム障害のニュースを耳にすると、自社のシステム障害対策に不安を覚える方もいるのではないでしょうか。現代のシステム障害対策では、予防策に加え、より迅速な障害対応が求められます。システム障害が発生すると大きな損失につながり、1分1秒でも早い復旧が望まれるためです。そこで、システム障害の対策と対
前回は、何故インシデントコマンダーに注目が集まっているのか、そしてどのような役割なのかを解説しました(インシデントコマンダーとは? 〜現代のIT運用には必須!その役割と理由〜)。今回はよりインシデントコマンダーの業務について踏み込んで解説を行っていきます。 おさらい: インシデントコマンダーとは 前回のおさらいをしましょう。インシデントコマンダーを一言で説明すると インシデントを解決に導く指揮官 です。重大なインシデントが発生した際、インシデント対応プロセスの全体を管理し、関係者間の調整とコミュニケーションを行い、出来る限り早くインシデントを解消に導くのが責務です。 インシデントコマンダーの役割 意思決定 作業担当への指示 作業要員や関連部署の招集・体制構築 ステークホルダーとのコミュニケーション 状況の交通整理 インシデントの発生と収束の宣言 ポストモーテムの作成指示 インシデント発生時
オペレーション業務には、予期せぬ業務の発生がつきものです。「すぐには解決できないインシデントや問題」に直面することも珍しくありません。その際に、もし担当者自身ですぐに判断や対応ができない場合、どうすればよいでしょうか?例えば、「解決策を見つけるためにGoogleで検索する」「社内Wikiやドキュメントに目を通す」「共有スクリプトの場所を探す」「同僚に尋ねる」など、ありとあらゆる方法を試されるかもしれません。あるいは別の部署へエスカレーションする方もいらっしゃるかも。問題解決に向けた行動には実にさまざまな方法があります。初めて発生した問題であれば、試行錯誤することもあります。しかし、よく発生する問題で何度も同じ解決策を調べていることは、効率性の観点から見直すべきかもしれません。さらにいうと、重大なインシデント対応の最初の段階で、経験の浅い担当者が最も効率が良いとは言えない手段で、時間をかけて
DevOpsチームの中で、業務としての「オンコール対応プロセス」はよく話題に上ることがあります。では一方で「オンコール対応に従事するチームメンバーが抱える個人的な悩みや問題」についてはどうでしょうか? 「オンコールシフト中のストレスや不安にどう対処したらよいか?」 「オンコールローテーションと子供の世話といったメンバーの個人的な事情を両立させるにはどうしたらよいか?」 「燃え尽きや離職といった問題は、チームメンバー同士の思いやりで解決できるのか?」 オンコール対応のプロセスが適切にマネジメントされていたとしても、オンコール対応チームにおけるこういった悩みは尽きません。そこでPagerDutyでは、2021年11月から12月にかけて、9つのチームからオンコール担当のエンジニアを集め「担当者の現場目線から見たオンコール対応についてのディスカッション」を実施しました。チームメンバーがオンコール対
「IT自動化プロジェクト」の予算を社内で確保するためにはアイデアだけでは不十分です。現在の経済状況において、プロジェクトの実行を正当化するためには「プロジェクトがどのような価値を提供し、企業のビジョンや目標をどのようにサポートするか」を示す必要があります。 本ガイドでは、PagerDuty「Process Automation」プロジェクトがもたらす「ビジネス価値を効果的に示すための具体的なヒントやアイデア」を解説します。ビジネスを自動化する価値は「何を自動化するか」によって大きく異なります。さらに、的確なROIの算定には人間によるワークフローでは実現できない多くの自動化の実行回数による効果を具体的に測定する必要があります。 本ガイドでは、現在の御社のビジネス状況から収集すべき「ベースとなる指標」から「自動化対象のワークフローの利点」まで、御社が進めるべき「自動化プロジェクトのROI・ビジ
「Fortune 100企業の65%」が利用する 世界のデファクトスタンダード オペレーショナル・レジリエンスに必要不可欠なインシデント管理プラットフォームPagerDuty(ペイジャーデューティ)はシステムのインシデント対応を一元化するプラットフォームです。システム障害対応に費やす時間を軽減し、貴重なエンジニアリソースをビジネス拡大に充てることができます。
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