兵庫県の斎藤知事にパワハラの疑いがあるなどとする文書を作成した県の元局長が死亡したことなどを受けて、県職員の労働組合は「県政が停滞し、もはや県民の信頼回復が望めない状況になっている」などとして、知事に辞職を含めた対応を求める申し入れ書を県に提出しました。 兵庫県の元西播磨県民局長は、ことし3月、斎藤知事にパワハラの疑いがあるなどとする文書を作成して、報道機関や県議会の関係者などに送り、その後の内部調査の結果、「文書の核心的な部分が事実ではない」として、停職3か月の懲戒処分を受けました。 これについて、中立性と客観性を担保して再調査を行うよう県議会から要請されたことを踏まえ、県は、第三者機関の設置を決めたほか、元局長は県議会が設置した百条委員会に証人として出席し質疑に応じることになっていましたが、7月7日に姫路市内で死亡しているのが見つかり、警察は状況から、自殺した可能性があるとみて調べてい