職場でメガネをかけることを禁止されている女性たちがいる。どうやらメガネには、医療機器以上の意味があるらしい。 GettyImages/RUNSTUDIO 仕事中のメガネの着用を禁止されていると話すのは、大手百貨店のインフォメーション︵受け付け︶で働くAさん︵女性、20代︶だ。主な仕事は顧客対応や、ベビーカー、車椅子の貸し出し。 メイクの方法などを習う身だしなみの研修で、責任者から﹁メガネはダメですよ﹂と言われたという。 ﹁まるで当たり前のような話しぶりでした。﹃華やかさ﹄を求められているからメガネはダメなんだと、当時は自分を納得させていました。今は﹃統一美﹄を出したいのかなと感じています。運動会の組体操のように﹂︵Aさん︶Aさんの視力は0.01以下だ。勤務は週5日、毎日およそ8時間。通勤時間も合わせると、コンタクトレンズを装着する時間は1日12時間以上にのぼる。乾燥と疲労で目がゴロゴロす
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